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テーマ:映画館で観た映画(8348)
カテゴリ:外国映画
朝7時、リキッドルームを出る。
スマホのバッテリーが切れそう。 朝の風景を撮りたかったけど、電池残量が減るとまずカメラが使えなくなるのだと初めて知った。 Oと一緒にケンタッキー。 モーニングメニューからチキンフィレサンド。しかしこれは、ほかの時間帯でも食べられるやつだった。別のにすればよかった。 しばらく雑談。 Oと別れて、歩いて代官山駅へ。 街のそこかしこに、朝のゴミが出してある時間。 さすがは代官山、生ゴミのなかから美味しそうな匂いがするものもある。 この街にホームレスがいないのがもったいない。 東横線、各停でゆっくり。 スマホのバッテリーは完全に切れてしまう。 文庫本を読みながら帰る。 朝10時、ようやく帰宅。 ツイッター少し。 睡眠。 年末恒例、「徹子の部屋」のタモリを観たかったが、起きられなかった。 梱包作業。 遅めに外出。 平沼橋。 ヤマト運輸営業所。 クロネコメール便、8点。 横浜東口へ。 郵便局。 ゆうメール、1点。 関内へ。 イセザキモール。 有隣堂。 新刊で雑誌を2冊購入。「フリースタイル」、「ユリイカ」。 黄金町方面へ。 東秀、Bセット。 この店、初めて入った。チャーハンと餃子とスープのセット、570円。オープン記念でチャーハン大盛り無料だった。 シネマジャック&ベティ。 「メリエスの素晴らしき映画魔術」と、山崎バニラさんの説明で「月世界旅行」カラー版の同時上映。 今年最後に観る映画としてはこれはいいなと思った。今年2012年の映画体験は「幕末太陽傳」に始まり「月世界旅行」で終わることになる。 上映10分前ぐらいに到着したら劇場の前まで列ができていて、その列が動き始めたところだった。やっぱり列ができるほど混んでるのか。 そこそこの入りの客席で、真ん中ぐらいの列に座った。空いていればいつも前のほうに座るので、真ん中でもちょっとスクリーンが遠く感じるくらいだ。 まず、「メリエスの素晴らしき映画魔術」。これは「月世界旅行」を作ったジョルジュ・メリエスについてのドキュメンタリー。もともとは奇術師だったことぐらいは基礎教養かもしれないが、このメリエスの人生、なんとなく知ってるような気がするなぁ、という既視感があったのは、「ヒューゴの不思議な発明」を観たときにおそらく知ったからなのだろう。「ヒューゴ」を観たのも今年だが、ひどいもので、その記憶ももはやあいまいになっている。 奇術師から映画監督になったというのはやっぱり面白いところで、メリエスの映画は、奇術の延長にあったといってもいいのかもしれない。初期の映像なんかを観ると、今でいうとYouTubeなんかの動画投稿サイトのノリにもちょっと似ているような気がする。それを「表現」と呼んでいいかはわからないが、映像を撮って、むしろ、遊ぶような感覚は、道具が進化しても変わらないもののように思える。 続けて、インターバルなしで「月世界旅行」。バニラさん、スクリーン下手側に静かにスタンバって、拍手のタイミングもなかった。 「月世界旅行」は片岡一郎さんの説明で何度か観ているのだが、バニラ版はやっぱり味わいが違うものだ。落語なんかで同じ演目を違う演者でというのはごくごく当たり前にあるけれども、弁士では初めてになるかもしれないな。というか、バニラさんの説明を生で聴くのがたぶん初めてだ。片岡さん、坂本頼光さんには、伝統芸能的な語りの匂いというのが備わってるのだが、バニラさんはそうでもない。そこが良くも悪くもという感じがする。これがカラー版というせいでもあるのか、バニラさんの声質のおもちゃっぽさ、それがAIRの音楽とも重なり、きらきらしたニューウェーブな感触に思えた。ただ、ちょっと気になったのは、作品に対してツッコミを入れるようなセリフが多々あって、そのやりかたはもうあんまり望まれてないんじゃないかと思えるところだ。作品そのものの魅力を、きちんと引き出すほうが今は望まれている。それはおそらく、落語でも同じことだろう。 「月世界旅行」はわずか14分。バニラさんの出番がたったこれだけというのはすごくもったいない感じがしたなぁ。アフタートークでもやればいいのにと思った。 終演後、バニラさん、パンフレット売り場のところに立って観客をお見送り。
黄金町界隈、古本屋めぐり。 バイアップ。 3冊200円のワゴンから、佐野洋子、野口晴哉、みうらじゅん。 エビスII。 お店が存在しているのかわからないような外観になっていたのだが、どうしちゃったんだろうか。心配。 たけうま書房にも行ってみたが、もう閉まっていた。 今、時間がかなり遅いことを忘れていた。 国道をわたって向こう側。 紅葉堂長倉書店。 105均ワゴンで1冊、「新潮現代文学」の古井由吉。 こんなの売れないだろうけどな。 関内駅の海側へ。 マクドナルド。 雑務、2時間ほど。 終電。 電車で読書。 今柊二「かながわ定食紀行 おかわり!」、読了。かもめ文庫。 2冊読んで確信したが、今柊二のコラムはすごく面白い。独特のボキャブラリーに可笑しみがあって、「おかず力」や「実力店」なんという言いかたは真似して使いたくなる。 巻末座談会で、新井由己、野瀬泰申というひとたちとおでんについてしゃべってるんだけど、このふたりはわりと学問的な方向へ掘り下げていくのに、今柊二の関心はそことはちょっと違う感じがするのが可笑しい。「おでん定食」を語る前に、「うどん定食」がありという前提で勝手にしゃべってたり。ここの掲載されている写真も、今柊二ひとりだけ目つきがとろーんとしていてどうもこのひとは変だよ。 ちょうど、東京ポッド許可局の「おかずJAPAN」ともシンクロするところがあると思って読んでたのだが、なんとこの今柊二も、マキタスポーツさんと同様、町田在住なのだ。町田にはおかずを考えさせるなにかがあるのか。
帰宅前に吉野家、牛鍋丼。 深夜2時前、帰宅。 ラジオ。 「おぎやはぎのメガネびいき」。帰り道でツイッターを見ていたら、加藤浩次と石橋貴明が出ていると知り、その場でイヤホンをとりだしてスマホからラジコで聴きながら帰ってきた。帰宅してからも、最後まで聴く。 やっぱり、今の東京の「お笑い」のキーパーソンは石橋貴明であることは間違いない。マッコイ斉藤のフジテレビ出入り禁止を解除した話だとか、こういうのは貴明が親分たりえてるところに思えて、とても興味深いのだ。 素人時代からデビューまでの流れを、貴明本人から語られたのは意外と貴重かもしれない。とんねるずがいかに規格外な新人だったか。 深夜、部屋がたいへんな寒さ。 安い電気ストーブではまったく歯が立たない。 布団から出ることできず、なにも作業ができない。 ◇12月27日のツイログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年12月30日 02時01分25秒
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