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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:外国映画
早起き。
雑務、あれこれ。 テレビ、オンタイムで。 「いいとも」、「テレフォンショッキング」にクエンティン・タランティーノ。 タランティーノがこのコーナーに登場することに、驚きがあるようでちょっとしらけた気分にもなるのは、やっぱり、友だちを紹介するという儀式がなくなってしまったせいだ。誰かの友だちとしてタランティーノがやってくるという、それがフィクションであるにせよ、そういう設定があればもっと面白かったはずだ。映画の宣伝のために出演しているだけでは、あまりにも正直すぎるではないか。 ラジオ。 「たまむすび」、15時台コラムに辻仁成。 ピエール瀧と辻仁成という顔合わせが新鮮だったのだが、あんまり面白くはならなかった。 昨日、たまたま聴いていた「ごごばん」にも辻仁成がゲストで出ていて、そちらでは一般的なイメージからはちょっとはみ出るようなくだけた会話をしていて、意外性があった。それは上柳昌彦との関係性によるものだろう。トークに関係性は重要。 梱包作業。 外出。 今日もキャリーバッグを持っていく。 クロネコメール便、11点。 ゆうメール、1点。 横浜線で中山へ。 この駅で降りるのは初めてのはず。 距離にすると、うちからはじつはそう遠くないのだが、電車で行くとなるとぐるっと遠まわりしなければならない。 まず、ブックオフへ。 105円本、12冊。藤子不二雄Aを2冊、ほかは各1冊、小林秀雄、高峰秀子、小森和子、井上ひさし、大崎善生、松浦弥太郎、三浦展、しりあがり寿、野村萬斎、浅草キッド。 雑誌、5冊。「批評空間」を5冊。 マンガ、1冊。東村アキコ。 食事する場所を探しながら、東へ。 どこにでもあるチェーン店を避けると、手頃なお店がありそうでない。 ひとの流動性がない、ということなのか、直感的に、よそのひと向けに商売をしている雰囲気が感じられない店ばかり。 勝平、カツカレーライス。 踏み切りの近く、ここはもう駅前と呼べるぎりぎりというところで、この先はお店があるか不安なのでここに決めてしまった。 とんかつがメインのお店なのか、しかし、店内は洋風で、バーカウンターのようになっているが、生活臭がすごくあってテレビがついている。テーブル席のほうを薦められてそちらへ。 外のショーケースにあったいちばん安い530円のオムライスにしようと思って入ったけど、なんとなくムードに負けてもうちょっと高い800円のカツカレーにした。 カレーライスととんかつが別々の皿で出てくる。ボリュームたっぷり。とんかつは美味かったけど、カレーは並かな。 歩いて、鴨居まで。 途中、思いのほか歩道が広くて、キャリーバッグを引くには楽だった。 なんのことはない、食べるお店も途中にいくつもある。 「メルマ旬報」、ひさしぶりに読み進めながら。 しかし、鴨居まで30分もかかるか。 駅前を通過してさらに歩く。 ブックオフ、もう1軒。 時間に余裕なく、30分ほどでざっとまわる。 105円棚で、ぴっかぴかコミックスの「ドラえもん」がほぼ全巻そろっているのを見つける。全18巻、1冊だけ欠けているが、それは買い足してセットにすればいいだろう。 ほか、6冊。小島信夫、丸谷才一、本多勝一、リービ秀雄、吉田篤弘、奥田民生。 駅の反対側へ。 コンビニで、ペットボトルのコーヒーとパンを買っていく。 ららぽーと横浜。 TOHOシネマズ横浜、「ムーンライズ・キングダム」。 ウェス・アンダーソン監督の作品はけっこう観ているような気がしていたけど、そうでもないか。それも、劇場で観たものかどうか記憶があいまいだ。 上映している劇場も、横浜だとわざわざここまで来なければならず、今日はそれに合わせた予定でもあったのだが、だから、ほかの劇場で予告編を観ることもなかった。なんの予備知識もなく、どういう話だろうと思って観てたんだけど、少年少女の駆け落ちの話ということになるか。 そこがあいまいなことになってしまうのは、妙な感じかたかもしれないけど、この映画は物語がつるつると流れていってしまうようで、物語を生々しいものとしてはつかめない。自分にとっては、松本大洋のマンガを初めて読んだときのような感覚に近いものがあった。 視覚的には本当に楽しい、ポップで愛らしい世界なんだけれども、エンドロールまで徹底的に貫かれた美意識ゆえに、退屈なものにもなってしまう。語弊なきよう断ると、それはじつに心地好い、甘美な退屈と言うべきもの。美しさとは退屈なものなのだ。 これは落語や漫才における「上手さ」とも同じことかもしれない。流れるような語り口で語られる話芸は、じつに心地よく、同時に退屈でもある。 では、「上手さ」とはなにかといったら、それはひょっとすると、人間味を消す作業かもしれない。 ウェス・アンダーソンの映画の人物たちが、どこか空疎な存在に感じられていたのはそういうわけか。人物の内面が俳優から出ている感じがしない、人物の外部にある小道具で内面が代用されているかのようだ。あれは人間のようで人間でない、人形劇のように人間を扱っているように見える。 ウェス・アンダーソンの映画は、ある種の文楽ではないか。
マクドナルド。 雑務、1時間ほど。 しかし、ネットに接続できず、スマホでできることのみ。 終電。 隣りに座ったやつらの会話がうるさく、ちっとも本が読み進められない。 そんなに大騒ぎしてるわけじゃないんだけど、妙に耳障りな声質というのはあるもんだ。 読み終えようと思っていた本が読み終わらなかった。 深夜1時過ぎ、帰宅。 日記加筆修正。 スマホからパソコンへ写真を移すのに、最近インストールしたドロップボックスのせいなのか、ひとつの写真がそれぞれ違うサイズで各3枚ずつになってしまうのはなんのいやがらせか。不要でしかないので、いちいち削除することになる。この手間がなかなか馬鹿にならない。 画像の整理。 アマゾン登録作業まで手がまわらず。 ◇2月14日のツイログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年02月26日 04時36分45秒
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