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テーマ:古本屋!(894)
カテゴリ:本屋
1時間ほど仮眠。
梱包作業。 午前中、外出。 クロネコメール便、1点。 今日は日給50円でやりくりしなければ。 横須賀線で鎌倉へ。 「ブックカーニバル in カマクラ」。 去年から始まった本のイベント。一箱古本市もやっていて、去年、参加しようかと問い合わせまでしていたのだが、結局、いろいろ余裕がなくて迷っているうちに締め切られてしまった。 今年も参加を考えたけれども、でもその前に、一度、客として見に行っておきたいと思った。年に一度のものなので、今年に様子を見て、つぎに出店するというのものんびりしたものなのだが、そういうペースでないと、どうも自分のなかで自然の成り行きというものにならない。 西口。 江ノ電の乗り換えでひとがうようよ。 天気も良く、人出が多い。 御成通り。 ここ数年、鎌倉にはちょくちょく来るようにはなったが、こちらは通ったことがない。 なんだか時間の流れがゆるやかに感じる町。空が広いのも気持ちいい。 右折して、由比ガ浜通り。 途中に古本屋があったのでつい寄ってしまう。 公文堂書店という、歴史がありそうなお店。 おもての棚、百均かと思ったら違って、500円の本が多かったから500円均一だったのかもしれないが、ええっ、と思うような本が無造作に置いてあって、興奮してしまった。 店内に入ると“黒い本”多めで、ショーケースに入ってる本もある。こうなるともう、ちょっとした博物館だ。適度に乱雑なところも好み。 たけしの詩集「キッド・リターン」、ショパン猪狩のサイン本、寺山修司特集の1983年「現代詩手帖」、せりか書房の「サーカス」という本、各500円で4冊購入。 店内にいるあいだに若いお客がずいぶん入ってきた。やっぱり、これから「ブックカーニバル」に行くひとたちか。 もう少し歩くと、雑貨屋の店先でも本を並べてあった。 ここはどうやら「ブックカーニバル」とは関係ないんだろうけど、それに合わせて売ってしまおうということだろうか。 どういうわけか演芸関係の本が多めで、上島竜兵やら新しめのものから小沢昭一の本なんかもある。そのなかになんと、井原高忠「元祖テレビ屋大奮戦!」がまたもや無造作にあるではないか。 しかし、値段が書いてない。とりあえず、この本だけを店内に持っていって値段を訊いてみたら、100円だというので驚く。 じゃあ、おもての本はぜんぶ100円なのか。買ってしまいたい本がいくつもあったのだが、うーん、しかし、こういうところでえげつない買いかたをしてはいけないと自制して、それ1冊だけでやめておいた。いや、これ1冊だけだって充分だ。 「ブックカーニバル」の会場にたどりつく前に5冊も本を買ってしまった。 その雑貨屋から、少し歩くと六地蔵というのがある。 道路を挟んで六地蔵の向かい側にあるのがメイン会場の由比ガ浜公会堂。 由比ガ浜通りから斜めに道路がふたつに分かれる、その角に建っている。緑の瓦の、銭湯か旅館かというような和風の建物。 入り口で、チラシと、靴を入れるビニール袋を受け取り、靴を脱いであがる。 1階は「おはなし会」というのをやっていて、2階は一箱古本市。 2階へ。階段の壁にも、文豪の写真なんかがきれいに展示してあって楽しい。 ひと部屋に20店が出店。けっこう広い部屋ではあるけれども、印象としてはぎっしりだ。四方の壁に沿って、テーブルが脚をたたんだまま並べてあって、2店で半分ずつ使うかたち。その上に箱を置いたり、ブックスタンドで立てたりして本を並べている。路上でのびのびやるのもいいけど、屋内だったらぎっしりのほうが楽しそうだ。 せっかくなのでなにか買おうと思い、古本Tというところで亀井俊介「サーカスが来た!」という本、600円で。またもサーカスの本。「ブックカーニバル」のチラシのイラストがサーカスっぽいので、それにひっぱられてるのか。 由比ガ浜通りを西へ。 さっきもらったチラシの下部がスタンプラリー用のスペースになっていて、普通に歩いていけばすべて通り道のようだし、ぜんぶ集めてみようと思う。 SONG BOOK Cafe。 絵本を扱うカフェ。ここでスタンプをひとつ。 続いて、古民家スタジオ・イシワタリ。 ここはメイン会場のひとつで、「本談会」と題したトークショーを行っている。三上延や角野栄子など。もっと早く知っていれば、申し込みも検討したかった。 スタンプをいただく。 ちょっと脇道に入ったところに、syocaというお店。 絵本と、本のための家具を扱う。ここでもスタンプ。 さらに進んだところに、コケーシカ鎌倉。 こけしとマトリョーシカのお店。ここの店主はあの沼田元氣なんだと。 ガチャガチャなんかもあって、子どもも喜んでいた。 スタンプをいただく。 港の人というところがわからなかったので引き返す。 地図を確認して、注意深く歩いていったらようやく発見。ここは出版社なのか。お店ではないから外観が地味なんだ。 入ったら、紙コップで冷たいお茶を出してくれた。 スタンプをいただく。また、今回とは別のブックフェスがあるといって、チラシをいくつかもらった。 由比ガ浜通りをさらに西へ。 鳥居を目印に右折。 甘縄神明宮の手前にあるのが、第2メイン会場の長谷公会堂だ。 入り口でスタンプを捺してもらって全制覇。特製エコバッグをもらえた。 ここでもビニール袋を受け取って、靴を脱いであがる。 こちらは11店、やっぱり、ひと部屋にぎっしり。それだけでなく、真ん中には沼田元氣の秘蔵古本コーナー、それと、「コケーシカ蚤の市」というのもやっている。通り道が狭くて、お客もぎっしり。 せっかくだからなにか買いたいと、ぐるぐる2周まわったけど、結局、ここではなにも買わず。 一箱古本市の2会場とスタンプラリーで、かなりのんびりまわって1時間半。 地図で見たときはけっこう歩くのかと思ったけど、途中にいろいろなスポットがあって退屈しないし、一本道なので楽だ。お客としてはとても満喫。 来年はどうするかな。うちのカラーに合うかしらね。 せっかくなので甘縄神明宮にお参りを。 階段の上、そこからさらに階段があって、そのまた先に鳥居があって、坂道が延びている。 どこに続いてるのかと登ってみたんだけど、ひどいけもの道で、木の根っこの盛りあがりを階段代わりに登るかたち。トートバッグに本を抱えた状態ではなかなか険しい。 途中、金網があって、破れているところを乗り越えて先へ進んでいく。 そこでまともな道ではないと気がつけばよかったんだけど、坂道を登りきったところから先は茂みで、こりゃ無理だと思ってようやくあきらめた。 引き返すのもひと苦労。ほぼ崖のような急勾配で、無駄に往復して汗だくになった。 屋根修復御寄付御芳名のなかに保坂和志の名が。 そういえば、鎌倉のひとでした。 由比ガ浜通りから神社へ入るところに消防署。 そこの壁に鎌倉市消防本部のポスターが貼ってあって、そのモデルが能年玲奈だった。「あまちゃん」よりも前に撮ったものかな。 昨日からの流れもあるので、せっかくだから写真を撮っておくかと思ったんだけど、撮ろうというときに、消防署のドアが開いてひとが出てきてしまった。 間が悪いなぁと思ったのだが、そこから出てきた人物を見てびっくり、なんと、男闘呼組の高橋和也ではないか。ギターケースを持っていて、そこにでっかく「高橋和也」と書いた千社札が貼ってあるから間違えようがない。 なんだ、この出来事は。この出来事になんと名をつけよう。 さらに西へ進むと、すぐ長谷観音がある。 混雑してそうなので、こちらはまた別の機会に。 由比ガ浜通りを引き返す。 由比ガ浜公会堂を右に曲がって、江ノ電の踏み切りを渡り、鶴岡八幡宮へ向かう広い参道を歩く。 海鳴、和風絡めそば。 観光客だらけの鎌倉を脱出。 大船で根岸線に。 関内へ。 関内ホール小。 今日は「ロックの日」ということで、大仁田厚、テレンス・リー、氏神一番らが出るフェスがあってとても気になっていたのだが、疲れてしまったので入り口まできて断念。 日本におけるロックの概念について考えなおしたかったが、大仁田、別にいいか。 南口。 マクドナルド。 電源利用で雑務、4時間弱。 イセザキモール。 ブックオフ。 105円本、5冊。三好達治、ミッキー安川、関川夏央、笙野頼子、行正り香。 外へ出たら花火の音。 開港祭の花火、終わりのほうをちょっとだけ観ることができた。 歩いて、横浜東口まで。 途中、平沼のブックオフにも。 105円本、3冊。アントニオ・タブッキ、永六輔、上原善広。 帰宅。 テレビ。 「新堂本兄弟」に談春師匠が出るのでオンタイムで確認。 千原ジュニアと一緒に「案山子」を歌っていた。 ◇6月9日のツイログ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年06月11日 12時48分16秒
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