古舘伊知郎・石橋貴明「第4学区」
早起き。日記加筆修正。あまりはかどらず。朝イチでこれに手をつけたのは間違いだった。寝直し。結局、午前中は仕事できずにつぶれる。ラジオ。「ビバリー」。高田文夫先生、なんと今日もお休み。「高田“笑”学校」の話が今日こそ聴けるかと思ったのに。体調不良というのがちょっと引っかかる。「たまむすび」。伊集院光コーナー、先週に続いて電気グルーヴ。今週は卓球のおすすめ映画、サシャ・バロン・コーエンの「ブルーノ」を。この映画、卓球から語られると本当に面白そうだ。かつての「テレビブロス」の連載にしても、レコードだけでなく、本などを紹介することもあったが、面白いことに対する臭覚、そして、それをリコメンドする上手さは、DJの才ともつながったものに違いない。この放送、水道橋博士が聴いたらなんて言うだろう。それにしても、電気グルーヴだけで4週またぐとは、なんて素晴らしいんだ。サシャ・バロン・コーエン/bruno 完全ノーカット豪華版価格:4,990円(税込、送料別)昨夜にやりそびれたアマゾン登録作業。梱包作業。すっかり遅くなってしまった。暗くなってから外出。小雨。近所の松屋、マーボカレー。ジャンクな味。横浜東口。郵便局。ゆうメール、2点。平沼へ。ヤマト運輸営業所。クロネコメール便、6点。サンクス。チケット購入。ブックオフ。105円本、4冊。中山康樹、田中圭一、水野敬也、坂口恭平。CD、1枚。ピチカート・ファイブ。ポルタ。丸善、立ち読み。「週刊文春」。小林信彦が「野坂さん流の本音を書くひとが「週刊文春」でも出てきた」と書いてるのは誰のことだろう。ベイクォーター。マクドナルド。ネットが途切れ途切れで使いものにならず。隣りの席に若いお母さんと男の子のペアが2組、片方のちびっこが4択クイズを出している。「1、ちんちん。2、ゴリラ。3、ちんちん。4、マック。正解はぁ、宇宙!」ちんちんから聞き始めたので設問は不明。いずれにせよ、かなりの難問には違いない。まだ閉店20分前だというのに「蛍の光」が流れる。なにかのいやがらせか。横浜を脱出。ひと駅手前下車。西友、買い物。帰宅。古舘伊知郎・石橋貴明「第4学区」、読了。「ブレイクマックス」2月号に書いた石橋貴明のコラムを、例のごとく、ブログ掲載用にリライトするため、なにか新しいネタは見つからないかと読んでたんだけど、いや、これがなかなかとても面白かった。内容的な面白さもさることながら、流れるような古舘節が見事に文章化されていて、読んでいてじつに気持ちがいい。番組自体は当時、そんなに熱心には観ていなかった。単行本の文中に「うたばん」や野猿が出てきて、そうかそういう時期かと、当時のとんねるずの位置を改めて思い返したのだが、やっぱり、リアルタイムではとんねるずにつまらなさも多々感じていたのだ。今となってはもっと観ておけば良かったとも思うのだが、当時は当時の感じかたがあった。Wikipediaを頼りにいろいろ調べてみれば、かつてあった東京都の学校群制度における第四学区とは、文京区、豊島区、板橋区、北区を指す。古舘伊知郎は北区、石橋貴明は板橋区の出身。ちなみに、木梨憲武は世田谷区の出身で、同じ東京っ子でも気質には微妙な差異がある。ついでに確認すると、おぎやはぎは板橋区と豊島区のコンビで、やっぱりともに第四学区の出身。さまぁ~ずはふたりとも墨田区。伊集院光は荒川区。東京の代表のようなビートたけしはよく知られるように足立区の出身だが、より細かいことに注目すれば、新宿文化に挫折したのちに浅草に漂着するという特殊な陰影を抱えている。このそれぞれの「東京」の差異は、とても興味が湧く部分だ。【送料無料】第4学区 [ 古館伊知郎 ]価格:1,365円(税込、送料込)YouTubeで、古舘伊知郎の実況を確認。プロレスやF1が有名だけれども、競輪の実況があった。競輪のことはわからないが、実況芸を味わうには絶好の素材だ。レースが始まってからばんばん詰め込んでくるフレーズ、そして、しばらく古舘節を聴かせてから、解説者に語らせる時間も作り、ラスト1周になるとたたみかけてくる。素晴らしい。このひとが今、ニュース番組しかやってないのは、芸能界、放送界にとって大きな損失。同じく、リライト参考用に、「現代漫才論」の石橋貴明の回を聴く。この回、8月にアップされてたのに、うっかり聴きそびれていたんだなぁ。たまたまこのタイミングで、ツイッターでこの回の存在に気がつくことができたのだから運がいい。しかし、聴いてみたら、今からコラムに活かすにはとてもじゃないけど咀嚼しきれる内容ではないと思った。東京ポッド許可局へのアンサー的に始まり、石橋貴明を中心にしたとんねるずの歴史。石橋貴明の影の部分にもきちんと触れ、東京ボードビルショーや欽ちゃんからの影響も語られている。それらのことは「大志」に書いてあったんじゃないかとも思うけど、読み直したかったのに、部屋のどこにあるのかわからず、見つけることができなかった。「東京ポッド許可局」付録CDのとんねるず論も聴き直し。プチ鹿島さんが触れているマルセ太郎の本というのは「芸人魂」に違いない。時代的にこの本だろうと思って探したら、該当箇所があっさり見つかった。「若い人のお笑いを観ていると、どうも体の動きがきたない。普段着なのだ。「とんねるず」の木梨君は、無名のときから動きがきれいだった。」【送料無料】東京ポッド許可局 [ マキタスポ-ツ ]価格:1,890円(税込、送料込)【送料無料】芸人魂 [ マルセ太郎 ]価格:1,890円(税込、送料込)リライト、朝まで。雑誌掲載時のものを読み直してみたら、思いのほか、これでうまくまとまっているのであたまを抱える。このまま転載でもかまわないぐらいのものは書けてるのだが、ブログのほうは自ら別にルールを設けてしまっているから座りが悪い。なにをどう書き直せばいいのかわからなくなってしまう。◇2月15日のツイログ