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2004~2013

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佐藤晋

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★横浜西口徒歩10分「喫茶へそまがり」(横浜市西区岡野1-15-12)でも古本を販売しております。お近くのかたはよろしくどうぞ!
     (佐藤晋/ドジブックス)

★東神奈川イオン2階「フリマボックス」(横浜市神奈川区富家町1/9時~21時)でも古本を販売しております。お近くのかたはよろしくどうぞ!
     (佐藤晋/ドジブックス)

★2014年6月28日(土)、喫茶へそまがりにて開催された「20世紀のお笑い、すべて見せます。」の企画構成と進行役を務めました。
Togetterまとめ→「20世紀のお笑い、すべて見せます。」@喫茶へそまがり
     (佐藤晋/ドジブックス)

★2014年5月26日(月)、喫茶へそまがりにて開催された「へそ店主、半生を語る」の進行役を務めました。
Togetterまとめ→「へそ店主、半生を語る」@喫茶へそまがり
     (佐藤晋/ドジブックス)

★2013年4月6日放送開始「立川こしらの落語の学校」(「東北シナジー・笑いのサプリ」内放送)で構成作家をやっております。FM青森、FM山形、FM岩手、FM仙台、FM秋田、FM福島、南海放送で放送。放送日時はそれぞれ異なりますので、各放送局のタイムテーブルをご確認ください。どうぞよろしく。
終了しました。
     (佐藤晋/ドジブックス)

★2013年9月2日発売「お笑い芸人史上最強ウラ話」(コアマガジン)というムックにコラムを書いております。「BREAK MAX」2012年5月号に掲載されたものの再録です。
     (佐藤晋/ドジブックス)


★2013年5月3日(金・祝) 開催、不忍ブックストリート「一箱古本市」にて、古書現世・向井透史さんより「わめぞ賞」をいただきました。ありがとうございます!
     (佐藤晋/ドジブックス)

★2013年2月18日発売「BREAK MAX」2013年4月号、「~リスペクトされないレジェンド芸人~萩本欽一を斬る!」という記事のなかでコラムを書いております。
     (佐藤晋/ドジブックス)


★2012年12月18日発売「BREAK MAX」2013年2月号、「たけし&石橋が宣戦布告 お笑い東西戦争勃発!」という記事のなかで短いコラムを書いております。
     (佐藤晋/ドジブックス)


★2012年7月18日発売「BREAK MAX」2012年9月号、「絶対に天下は獲れない!くりぃむしちゅー」という記事のなかで短いコラムを書いております。
     (佐藤晋/ドジブックス)


★2012年6月30日発売、「落語DVDブック 立川談志メモリアル・セレクション『短命』『品川心中』」(竹書房)で、橘蓮二さんインタビュー、および、立川志らく師匠による演目解説の構成を担当しております。インタビュアーはどちらも松本尚久(現・和田尚久)ですが、橘蓮二さんのインタビューのほうはどういうわけかクレジットを外していて、なぜだかさっぱりわからないです。
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★2012年6月8日発売、松本尚久(現・和田尚久)・編「落語を聴かなくても人生は生きられる」(ちくま文庫)というアンソロジーに、錚々たる書き手に混じってどういうわけか拙稿が収録されております。編者はウスラバカだし、早く絶版にしてほしいです。
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「BREAK MAX」2012年5月号、「タモリが引退する5つの理由」という記事のなかで短いコラムを書いてます。
     (佐藤晋/ドジブックス)

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 tarp@ Re:東神奈川(08/26) 楽しみに読んでいたのですがもう更新はな…
 NOGUCHI@ 野毛大道芝居 私,野毛大道芝居のOGOBメンバーの一人で…
 NOGUCHI@ 野毛大道芝居 私,野毛大道芝居のOGOBメンバーの一人で…
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全9件 (9件中 1-9件目)

1

演劇 その他

2010年09月07日
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カテゴリ:演劇 その他
休日。

午前中、睡眠。

夜、赤坂見附へ。

朝からなにも食べてないけど、なにがどうなったのか食べる時間なし。
コンビニのパンばかりだ。

赤坂レッドシアター、「日本モンティパイソン宣言」。
メインMC・松尾貴史、タキシードで登場、「宣言」で始まる。ゲスト、土屋敏男、倉本美津留、飛び入りで犬山イヌコ、もうひとり俳優(名前わからず)、監修の須田泰成も。前半、おすすめスケッチ鑑賞。後半、関西弁朗読、21世紀版吹き替え。
21世紀版吹き替えが傑作。古田新太のテリー・ジョーンズ、松尾貴史のエリック・アイドルは個性的で絶品。生瀬勝久のグレアム・チャップマンも上手い。KERAのマイケル・ペイリンは素に近いけど、これもあってた。山寺宏一のジョン・クリーズ、超絶技法に舌を巻く。
モンティパイソンを初めて観るひとー、と訊かれて、お客の半数以上が手を挙げてたのにはちょっと驚いた。てっきりマニアの集いだと思っていたのに。しかし、考えてみたら、モンティパイソンと出会う機会は、今、そんなに転がってるもんではないか。
僕がモンティパイソンを知ったのは「キンゴロー」だった。たしか15年ぐらい前、NHKで「空飛ぶモンティパイソン」が放送されていたことがあるけど、これが話題にのぼることは不思議とない。「Mr.ビーン」が当たった少しあとだったと思う。僕はこのときに、初めてひととおり観たんだけどね。



康竜、冷やしゆずつけ麺。

マクドナルド。

深夜0時半、帰宅。

母親、一泊入院中につき、犬の散歩へ。
犬がまったく帰ろうとしない。2時間歩きまわってへとへとになる。



(あとで加筆修正します。でも、たいしたことは書きません。)






Last updated  2010年12月30日 01時30分51秒
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2009年08月23日
カテゴリ:演劇 その他
午前中、日記加筆。

CD。
電気グルーヴ「20」、聴く。
うーむ、期待とはちょっと別の方向だったかな。これは別項で。

午後、渋谷へ。

歩いて原宿へ。

小雨、降り始める。
ビニール傘を買おうか迷って、ちょっとだけ竹下通りのダイソーへ向かったけれども、人込みが激しくて引き返す。

代々木公園。

公演の入り口に、リーゼントの集団。
ラジカセでロカビリーみたいな曲を流して、輪になって踊っている。外国人観光客たちが興味津々で写真を撮ったり。

代々木公園には初めて来たけど、すごく広いんだな。
公園の地図を見ると野外ステージがある。おそらくここだろうと思ってそちらへ。

ギターを弾く路上ミュージシャンもちらほら。

途中、薬物乱用防止のキャンペーンのひとたちが運動中。
時節柄か、このイベントに合わせてのことか。小冊子を配っていて、2部受け取る。

BBOY PARK」。
B-BOYでもなんでもないけれども、昨日、「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」で知って、ふらっと寄ってみたくなった。

BBP手前から
BBPステージ
BBPテント
BBPダンス
BBP歩道橋から
BBP全景

あまり下調べもせず、よくわからずに来てしまったので雰囲気だけ。次回からはちゃんと気にしておこう。
上手くいけば「第三会議室」を観れるかなと思っていたのだが、間に合わなかった。
このあと、ZEEBRAらのライブがあるようだが、あとの予定があるので移動する。

原宿駅へ戻る。

外国人のおばさんから、「黙示録が予言していた現代のテクノロジー」というビラをもらう。

原宿駅から山手線。
池袋へ。

池袋西口公園。

コンドルズにゅー盆踊り」。
1時間ほど、早く到着。まだ準備中のようなので、時間つぶし。

にゅー盆踊り・準備中

東京芸術劇場前。
仮説の劇場が作られていて、演劇を上演中。
東京芸術劇場前

日高屋、野菜うま煮つけ麺。

マクドナルド。

再び、池袋西口公園。
すっかり、ひとが集まっている。もちろん、コンドルズなんてまったく知るはずもなかろう、たまたまこの場に居合わせただけのギャラリーもたくさん。
スタッフがうちわを配っていたので、近づいていただく。

にゅー盆踊り・ステージ

近藤良平を始め、コンドルズのメンバーが登場。
しかし、全員が登場するわけではないのだな。
にゅー盆踊り・ステージ2

まず、「にゅー盆踊り」の振り付けをレクチャーするところから始まる。
このイベント自体はどこかの芝居の折り込みチラシで知ったのだけれども、ここに至るまで、参加者を募集して数回のワークショップを行っている。だが、当日に飛び入り参加もOKで、すでに振り付けを知っているひとたちと、ここで初めて振り付けを知るひとが混じっている状態。
僕は踊りには参加せず、外野から見物のかまえ。
にゅー盆踊り・やぐら

むむっ、右端でやぐらを観ている人物はもしや…、
にゅー盆踊り・平口広美が観る

この後ろ姿は…、
にゅー盆踊り・平口広美を発見

平口広美
にゅー盆踊り・平口広美の背中

顔も確認したが間違いない。落語の会場ではたまにお見かけしますが、池袋演芸場の帰りかしらん。

あたりは徐々に薄暗くなってゆく。
にゅー盆踊り・やぐら2
にゅー盆踊り・やぐらアップ

そして、盆踊りが始まる。
にゅー盆踊り・踊る1
にゅー盆踊り・踊る2
にゅー盆踊り・踊る3

幼児的でコミカルな、可愛らしい動きがたくさん。輪になって、隣りのひと同士で接触するような場面もある。これなんかはむしろ、フォークダンスの感じだ。
しかし、考えてみたら、盆踊りというものをこれほどじっくり観ることも今まではなかった。「にゅー盆踊り」どころか、普通の盆踊りってどんなだったか、説明しろと言われるとちょっと悩む。日舞的な、様式美で踊るものが主流、のようなイメージだけれども、阿波踊りなんかは激しいが、あれなんかは盆踊りとは違うのだろうか。いざ考えてみると、盆踊りとはこんなにもわからないものだったかと愕然とする。

にゅー盆踊り・全景

ワンセット終わって、ギャラリーが増えてきたのでまたレクチャーが始まる。本番当日はただ踊るだけかと思っていたけれども、なんだか、ここでもワークショップを続けているかのようだ。
本当は参加してこそのものだろうが、観ているだけではちょっと飽きるなぁ。
ほどよいところで退散。

たまにしか来ない池袋だが、すぐに帰る。

西条昇「東京コメディアンの逆襲」、読了。光文社文庫。
親本は1996年刊、文庫本は1998年刊。親本は発売当時に買って読んでいるので、再読になる。しかし、忘れてることが多かった。
「ボキャブラ天国」で東京勢が盛り返してきた時期に書かれた本で、そういう意味ではバランスの悪い本なのだが、漫才ブームの時代から、お笑いライブが誕生するまでの端境期にあたる時期のことが詳しく書かれていて、とても面白い。ヒントをいろいろともらえた。
東京コメディアンの逆襲

帰宅。

ラジオ。
録音しておいた「キラ☆キラ」木曜日。ゲスト、石野卓球。
ついでだから、これも別項にまとめておこう。






Last updated  2009年08月31日 11時47分58秒
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2009年08月07日
カテゴリ:演劇 その他
ネットでニュース。
酒井法子がついに容疑者になってしまった
あんまりひとに言ったことはないけど、10代の一時期、酒井法子のファンだった。いや、しかし、活動の軸足をドラマに移し始めたころにはだいぶ醒めていたので、今にして思えばごく短いあいだでしかない。
今ではすっかり好きでもなんでもなくなってたのだけれども、しかし、行方不明と聞いたときには驚いた。むかし、ファンだったころの気分を少し思い出した。
野島伸司のドラマみたいな展開だけは模倣しないでもらいたい、と、本気で心配していたのだけれども…、あー、いったいなにがどうなっているのやら?
ダメ。ゼッタイ。

昼、新橋へ。

松屋、フレッシュトマトカレー。
ぼやぼやしてたら、もう、250円ではなくなっていたのだな。しかし、それでも290円だ。安いことには変わりない。
とり・みき先生に倣って、味噌汁はカレーを食べたあとに。

XXが入院しているというので、病院を訪問。

近くのドトールへ。
まったく、想像を絶する話。
3時間ほど。

ものすごいどしゃぶり。
コンビニへ走って傘を買う。それだけでも、ずいぶん濡れた。

XXにタクシーで送ってもらった。

日比谷野外大音楽堂、「清水宏の炎の演劇部!!!」。
2年ぶり、2回目の、清水宏の野音公演。当日券で。
こんなどしゃぶりで開催するのか心配になるほどだったが、会場に着いたころにはやや弱まった。とはいえ、まだまだ雨は止まない。
場内、後ろのお客の迷惑になるからというので、傘を差すのは禁止。せっかく買った傘は使えず、場内の売店で雨ガッパを買うはめになった。傘が500円、雨ガッパが500円、天に1000円まきあげられたようなものだ。
野音・清水宏開演前
このライブはもう、内容はどうでもいい。いや、むしろ、中身がないほどに過激だ。たったひとりで野音を好きなだけ無駄使いする、こんな馬鹿げた催しもなかなかないのだ。参加することにこそ、意義がある。
最後には官庁街へ向かって、みんなで「金返せ」コールを。
客席で、江本純子、柿丸美智恵を目撃。ほかにももっと有名人がいたかもしれないが、みんな、雨ガッパを着ているから見つけられなかった。

帰り道を間違えて、皇居のほうへ出てしまった。
ついでに、東京駅まで歩く。

帰宅。

日記更新のみ。






Last updated  2009年09月07日 06時16分16秒
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2009年06月15日
カテゴリ:演劇 その他
朝、浅草へ。

数日前、財布のなかに、今日が期限の横浜・東京間の回数券を余らせてしまっていることに気がついて、なにか、東京の東側に行く用事はあっただろうかと考えたら、ひとつ見つかった。
家にいると眠ってしまいそうだから、早めに出る。

10時前にはもう着いてしまった。
これはさすがに早すぎる。

せんねんそば、朝のかきあげセット。

ドトール。
時間つなぎ。

浅草演芸ホール前で、笑組のかずお先生を目撃。

浅草六区・2009年6月

浅草ロック座
もはや説明不要でしょう。例の公演、11日目。
初日の報道だと朝から大行列ができているようだったが、10時前にロック座前を通った時点では誰も並んでいなかった。まぁ、建物のなかまでは確認しなかったが、たいした行列でないことはたしかだろう。
開場時刻、11時半を少し過ぎてから到着。開場時刻を過ぎているので、さすがに列はできているのだが、それでも、建物から少しはみ出る程度。劇場は2階にある。

ロック座・行列
ロック座・看板
ロック座・花

入場料、8000円。通常の料金よりもだいぶ高い。
入り口で厳重な荷物検査。行ったひとのブログなどで事前に情報は入れていたので、なるべく荷物は減らしてきたけれども、まぁ、劇場に入るのにここまで検査されるのは初めてだ。そんなに怖い調子ではなかったが、カバンのなかに手をつっこまれるし、簡単なボディチェックもある。僕の前にいたひとは、小物ケースのなかまで丹念に調べられていた。チケット売り場の前には、没収されたらしき時計がぶらさがっていた。

場内へ。独特のすえた匂い。
席はまだまだ余裕ありで、どの席でも選べたのだが、ストリップに慣れてないのでどこの席に陣取っていいかわからない。デベソの左側に適当に座る。
開演までだいぶあるので、本でも読もうかと思っていたが、薄暗いのですぐにやめる。
12時前、朝にメールで誘っておいたHさんがやってきた。隣りの席へ。この時点ではまだ空席があったが、次第に埋まってゆく。開演前には、ほぼ満席になっていたんじゃないだろうか。
場内アナウンス、伊沢千夏。いよいよ開演だ。

1部、開演。
ロック座のホームページでタイムテーブルは確認してきたのだが、香盤表の見方がわからなかった。始まって、観ているうちにだんだん理解する。
まず、踊り子さんが数人出てきて、ショーがあって、メインの踊り子さんがひとり残って脱ぎ始めるという、それが基本パターン。このショーがなかなかあなどれない、というか、本格的で素晴らしい。なにかのテレビ番組でインタビューに応えていた観客のひとりが、興奮気味に「伝統芸能です!」と言っているのを観たが、なるほど、それはあながちおかしな発言でもない。そのひとの意図は知らないが、浅草のショービジネスの伝統はここに残っていたか! と思わせるものがたしかにここにはある。
1景、加瀬あゆむ。和装で登場、和太鼓の演奏でにぎやかに始まる。太鼓をたたいてから裸になる、そこには一見、なんの脈絡もなさそうだが、祝祭事に太鼓はつきものである。アメノウズメこそが日本最古のストリッパーであるとする説を取れば、天照大神が天岩戸に隠れたときに、太鼓が鳴っていたとしてもなんら不思議はないはずだ。神事としての文脈がここにあるとすれば、浅草の観音様は浅草寺だけではないということになる。
2景、月川ひとみ。一転して、チャイナドレス。衣服を脱ぎ捨てて裸になる行為は、和から中国へと文明をさかのぼる行為にも似ているが、ストリッパーはある種の遣隋使と言えるかもしれない。BGMは椎名林檎。「林檎」とは、アダムがかじった智慧の実とも解釈可能だが、裸になったときに現れたのは、果実ではなく中華焼きそばでありました。
3景、光矢れん。いきなり聴こえてきてのは、なんと、「もののけ姫」のテーマ曲! DAISHI DANCE「theジブリset」の収録曲だ。「ライオン・キング」がニューヨークでミュージカルになっているように、「もののけ姫」が浅草で舞台化されているとは多くのジブリファンが知らない事実だ。これもやはり、人間と神とをつなぐ裸というテーマが感じられる。「あの娘を解き放て!」という観客の願望が届いたかのごとく、最終的には、まっくろくろすけが飛び出したことは言うまでもあるまい。
4景、沙羅。男装で剣劇。「沖田総司はBカップ」な「幕末純情伝」を彷彿とさせる華麗な立ち回りは、“浅草5656イズム”を感じさせる、女剣劇とストリップの融合と言えましょう。クライマックスのBGMは、柴崎コウがRUI名義で歌う「月のしずく」。映画「黄泉がえり」の主題歌をここで使うとは、謹慎生活から黄泉がえった草なぎ剛への、「裸、何が悪い!」に対するストリップ側からの解答と考えても良いだろう。
5景、伊沢千夏。まさかの人形振り! ちゃんと後ろに人形遣いがついて、伊沢千夏が人形を演じる。先日、シネマ歌舞伎で坂東玉三郎の本物の芸を観たばかりなので、さすがに玉三郎にはかなわないが、男だらけの歌舞伎に対して、女だらけでこれを演じる、まさに、芸能の性転換がここにはある。ラブドールを生身の人間が演じるような倒錯は、成人指定の「トイ・ストーリ-」といっても過言ではない。
1部終了。休憩。
気がつけば、場内は立ち見でいっぱいになっていた。

小向美奈子による場内アナウンスがあり、2部、開演。
2部は全編を通して小向美奈子が主役だ。1部は和モノが中心だったが、2部は洋モノ。
ホームページの香盤表には1景が2回出てくるのだが、これはどういうことだったんだっけか。いきなり小向美奈子が現れたような印象だったが、違っただろうか。ほかの踊り子さんを把握してないので、記憶に自信がない。それにしても小向美奈子は、ヴォリューミーなからだつきで圧倒的に存在感があった。
2部には男の役者も登場する。シルクハットに赤いタキシードの男が狂言まわしのような役どころ。あと2名、アクロバティックな体技でそれぞれ盛り上げる。
1景、沙羅桜庭彩。途中までは小向美奈子が主役のように見えるが、脱ぐのは別の踊り子さん。ピーターパンを思わせるファンタジックな世界観。BGMは「星に願いを」。小向美奈子はまるでおとぎの国に迷い込んだ少女のような雰囲気で、それはそのまま、ストリップの世界に迷い込んだ小向美奈子の心象風景とも重なる。ベッドがトランポリンになっていて、ぴょんぴょん飛び跳ねるのだが、トランポリンになっているせいもあって、このベッドが人間に比べてとても大きい。これが結果的に、人間を小さく、未成熟に見せる効果を生んでいて、押井守の「スカイ・クロラ」とまったく同じ演出法になっている。
2景、小向美奈子。聴こえてきたのは「ビバリーヒルズ青春白書」のテーマ曲! はちきれんばかりの制服に身を包んだ、というか、包みきれてないハイスクールギャルが、男子生徒と繰り広げるいけないダンスタイムの幕開けである。ポールダンスも披露するのだが、高校の設定だから、ポールではなく、のぼり棒と呼ぶべきだろうか。小向美奈子のダンスははっきり言えば下手なのだが、それが逆にエロさになっている。洗練は退屈と紙一重なのだ。ここのメインは小向で、制服を脱げば黒の下着姿。デベソまで出てくるが、ここではまだブラも取らない。
3景、空まこと。トム・クルーズの「カクテル」の世界。カクテルはおとなの女の象徴といっても良いだろう。第1景から続けて観ると、夢見る少女から青春を謳歌する女子高生へ、そして、おとなの女へと成長した、ある「女の一生」が浮かびあがってくる。これは是非、NHKの朝の連続テレビ小説にしていただきたい。
4景、加瀬あゆむ光矢れん。ここに伊沢千夏も加わったトリオで、あたまから妖艶な世界。ランジェリーの名称がわからないが、なんて言えばいいんだろう、胸の下側だけを持ち上げてるあれですよ。黒でそろえて小悪魔感強し。そこへさらに小向美奈子が加わるからただごとではない。小向は白で身をかため、よく観るとブラがシースルー。これはもう、ある種の視力検査である。伊沢千夏と小向美奈子はメインでないから途中でひっこむが、しかし、あとのふたりも充分に強力だった。
5景、小向美奈子。「シカゴ」や「キャバレー」を思わせる、きらきらしたスパンコールの衣装に身を包んだ踊り子さんたち。今、この瞬間、ロック座の舞台がブロードウェイになった。このショーの演出家には、“浅草のボブ・フォッシー”の称号を与えたいぐらいだ。さぁ、いよいよ、本日のメイン中のメインイベント。ひとり舞台に残った小向美奈子は、白い下着姿になり、まるいクッションに身を沈め、デベソまで運ばれてくる。回転するターンテーブルのうえで悶える小向美奈子。あとは雑誌等で報道されているとおり。ゆっくりとブラをはずし、舞台の奥へと歩いてゆくと、客席に背を向けたまま、パンツを降ろしたところで奥から強い光が当たり、そこで暗転となった。
6景、フィナーレ。全員登場。このあふれる多幸感、嗚呼、じつに人生とは素晴らしいものであるか。そんなことまで思えるほど、圧倒的な、“性”と“生”を肯定する2時間半であった。ひとくちにストリップといっても劇場によって違うのだろうが、ロック座の場合はしっかりとした演劇であることがよくわかった。ここでは、ありとあらゆる芸能がストリップに昇華されている。ロック座の歴史は伊達ではない。あらゆる芸能関係者は一度は観劇すべし。

 

ロック座・斉藤ママへ花

といったわけで、5年間ブログを書いてきて、俺はいったいなにを書いてるんだろうと思うことも多々あったが、今日はその最たるもんです。

ロック座を出て、浅草をぶらぶら。

次項へ続く。






Last updated  2009年06月19日 06時48分34秒
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2006年10月29日
カテゴリ:演劇 その他
休日。

早朝、日記更新。

テレビ、あれこれ。
◆「サンデージャポン」。日本ハム、優勝。
新庄の「本当にこのマンガみたいなストーリー。できすぎてません、これ?」という発言に、高橋ジョージ「自分ではマンガのようなって言ってましたけど、全然もう、素晴らしい、一流の映画のような、ドラマを、幕を降ろしたなぁと思いましたね。」
新庄は別に自分を卑下して「マンガみたいな」と言ったわけではないだろう。高橋ジョージのこのマンガ観、ひどい。
◆「アド街ック天国」神田。なぎら健壱、浅草キッド、ほか。
このような番組だと、玉袋筋太郎の愛敬が光る。水道橋博士が活字媒体で認知された今、これからは玉袋が認知される番だ。

夕方、新横浜へ。

新横浜BELL'S、「ぶたばん2006」。
劇団鹿殺し主催のイベント。鹿殺しでしか告知していないのか、それなりの豪華出演者のわりには、当日券でも余裕で入れた雰囲気。
オールスタンディング。
「ぶたばん」というタイトルが「うたばん」のパロディであることを、ここに来て、ロゴを見て初めて気がつく。
開演。鹿殺し・丸尾丸一郎、妙に生真面目なあいさつ。
前半は、公募で選出された3組。
仏団観音びらき。素人の悪ふざけがいいところ。
ミス・ジャパニーズ。貧乏臭い風体の連中が出てきたと思ったら、予想に反してなかなか面白かった。ニュース番組や料理番組や「アタック25」の音声をコラージュしてでたらめなものにする手法自体はけして目新しいものではないけれど、それに合わせて芝居をつけるというのは前例があるのかはわからないがかなり馬鹿馬鹿しく、何度も笑った。肉体のダメぶりが逆に効果的。ことばの反復が音楽に発展するのは、初期エレキコミックにも共通。
夜ふかしの会。今日の出演者で、鹿殺しともっとも親和性が高いのはここでしょう。笑いが表面的なところでとどまっているような。
ここから後半。
宇宙レコード。演劇ではなく、完全にバンドスタイルで音楽ライブを。これはこれで賢明。音楽的には、グループ魂などよりもずっと面白いのではないか。小林顕作の自嘲気味なMCにも好感。
毛皮族。なんと、江本純子、和倉義樹、高野ゆらこの3人のみ。激安大川興業みたいな。がっかりだけれども、ま、本公演を控えているので仕方ないか。タッキー&翼で始まり、あとは持ち歌連発。「クレイジージュンリーバンバン」「舞・舞・舞」「すりガラスの20代」「ワンダフルワールドロケンロール」。毛皮ファンならば楽しいが、今日、初めて観たようなひとはどう思ったか。
劇団鹿殺し。たっぷり50分。物騒なのは劇団名だけで、その正体はなにからなにまで明るく健全。根っこにあるのはおそらく性善説で、好意を強要するような態度が無意識ににじみ出ていてうっとうしい。歌と芝居の技術は妙に安定しているのだが。
エンディング、出演者全員登場で「世界にひとつだけの花」を大合唱。
あからさまにテンションが低い毛皮族の3人が気になって気になって。善良な空気になじめない江本純子の仏頂面がたまらなくかっこよく、これを目撃できただけでも今日は来た甲斐があったと満足する。

帰宅。
特になし。






Last updated  2006年12月17日 10時39分26秒
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2006年09月09日
カテゴリ:演劇 その他
★後編★

15時、校舎の外へ。
体育館。17時開演の松尾スズキの「ママさんコーラス」、すでに行列ができ始めている。少し迷ったが、残るイベントでいちばん見逃したくないのはこれだという結論に達し、早々と並ぶことに。
この時間に、持参した「hon・nin」を読む。
「ビートたけしのオールナイトニッポン」傑作選の掲載、非常に興味深く。松尾スズキにとってのビートたけしという存在の大きさを、ここまではっきりと語ったことは今まであっただろうか。録音テープ提供者が水道橋博士である点も高ポイント。
Hon・nin(vol.00)
校庭では「ドッジボール大会」が始まる。近寄ることはできないが、盛り上がってる雰囲気の声は聞こえる。
そうこうしてるうち、ようやく体育館へ入場。2時間並んだ甲斐あり、前のほうの席に座れた。

ママさんコーラス「飢餓の夕べ」、出演は「キガ松尾と飢餓帝国」。
「オバアチャンのおそば」
「お庭のフランス人形」
「ボボブラジル」
「オコメケンの唄」
「はめころしの窓屋さん」
「卒業」(尾崎豊)
全6曲、30分。
いやぁ、ものすごく面白かった。今日はもう、これを観ただけでも来た甲斐あり。並んで正解。
松尾、指揮者として、約20名の一般参加のママさんたちを見事に操る。
コーラスだけでなく、いきなり楽器が出てきたり、寸劇になったり。体裁は「ママさんコーラス」ではあるけれども、実態は30分間の演劇なわけで。
役者はアマチュアでも、豊富なアイデアと緻密な演出によって、ここまで質の高い芝居が作れるのだ。松尾スズキの劇作家・演出家としてのプロフェッショナルさに改めて感服。
いや、もちろんただ感服してただけでなく、ずーっと笑いっぱなしだったのだが。

外へ出たら、野外ステージでは星野源の弾き語りライブが始まっている。まったりムード。
物販。もう空いてるかと思ったら、まだ、それなりに長い行列。しょうがないから並ぶ。
欲しかった手ぬぐいは売り切れ。「大人計画社歌」CD、フェイスタオル、ビニールバッグを購入。
並んでいる最中に、河井克夫が帰るところを目撃。
18時過ぎ。もう並ばずに校舎に入場できるようになったので、もうひとまわり。
また、おばけたちに遭遇したりして。
退場するおばけ 4階へ行くおばけ
すっかり日も暮れて、涼しくなる。校舎の窓から見る校庭がきれい。
夕方 校舎2階から
腹が減ったので、屋台でワイルドターキー。500円。ものすごく食べにくくて、手がべとべとになる。
座って休憩。のんびり。
野外ステージではオークション。体育館からはグループ魂のライブの音が漏れ聞こえてくる。
エンディング。朝と同様に「大人計画社歌」。ただし、皆、だいぶ疲れきっている様子で、やけくそ気味なのが逆に好ましく。
この得体のしれないエネルギーが充満している感じ。大人計画、じつに魅力的な集団だと改めて思った。
最後は、顔田顔彦ひとりがステージにとり残され、すっきりしないまま終了。
エンディング
今日は並び疲れたけれども、最終的にはとても楽しかった!

多摩センター駅。
生そば箱根、冷やし胡麻ダレうどん。

帰宅。

テレビ。「下北サンデーズ」最終回。
「昔の仲間のこと、恋しくないんですか?」と上戸彩に訊かれ、「もうあの頃の俺たちには戻れないよ。俺はやつらを裏切ったわけだし。」なんてセリフを藤井フミヤに。






Last updated  2006年10月09日 19時40分18秒
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カテゴリ:演劇 その他
休日。

朝、多摩センターへ。

旧西落合中学校、「大人計画フェスティバル」。
せっかくだから、朝のオープニングセレモニーから観たいと思い、それに間に合うように来たのだが、行列がパルテノン多摩のところまで延びているので驚いた。なにせ、会場は公園を隔てた向こう側にあるのだ。
列の最後尾に付こうとしたときにちょうど、スタッフが、あとから来るひとたちを別の道へと誘導し始める。説明があいまいでよくわからなかったのだが、そちらのほうが早いのではと思ってついていったら、分かれ道が再び合流するところに整列して待たされることに。なんてことはない、もとの行列が先に進んでから、こちらの行列があとから続くだけのことで、結局は同じ、いやむしろ、少し遅くなってしまった。
客層。イベントの性質上、ロックフェスに来るようないでたちのひとが多い気がしたが、昔ながらの小劇場ファンのような、日向が似合わないひとたちもけっこう居るのでほっとする。あと、普通に近所の学園祭に行くようなノリの家族連れなんかも混じっていたり。量が増えれば、質も広がるもの。
30分経過。ようやく入場。
入り口で、リストバンドを巻かれる。
オープニングセレモニー。てっきり間に合わないかと思ったが、開始を遅らせたのかもしれず、途中から観れた。
校庭奥に組まれた野外ステージ、大人計画メンバー全員が学生服で唄い踊る「大人計画社歌」。正確には口パクだから踊ってるだけなのだけれども。
オープニング オープニング後
オープニングが終わり、さてどうしようかとのんびりしていたら、あちらこちらに猛烈な勢いで行列が出来てゆくので呆気にとられる。
気がついたら、どこもかしこも長蛇の列。とりあえず、パンフレットを買ってから考えようと思うが、これを買うにも行列。
パンフ以外のグッズを販売する「物産店」にも列。
校舎入口にも列。
宮藤官九郎のおばけ屋敷は早くも6時間待ちという状況。これを観るには1日を捧げなければならず。
校庭のラウンジスペースもほぼ埋まり、座ることすらできない。
10時半。気温はどんどん高まっていく。こんなところでぼーっとしていては、体力を消耗するだけだ。
入退場自由なので、一時退散。

駅前まで戻る。
イトーヨーカ堂を満喫。
4階、くまざわ書店。大人計画関連書籍は特になし。
この街と大人計画とのギャップを感じつつ。

サンリオピューロランド手前、ウェンディーズで休息。ビッグベーコンBBQ、チリフライ&チーズセット。
パンフに目を通しながら、作戦立て直し。

12時半、会場へ戻る。
すぐそばの公園はとても静か。
道しるべ 近所の公園
朝は余裕がなかったので、改めて入り口の風景を撮影。
入り口の垂れ幕 入場ゲート

しかし、時間が経っても相変わらずの大行列。
でも、校舎内へ入らなければ来た意味がない。観念して、おとなしく並ぶことに。
校舎入口

40分待ち。ようやく入場できた。
覚悟を決めてしまえば、それほど待ったという気もしなかった。
下駄箱に細かいギャグいろいろ。
廊下。文化祭らしく、各催しもののチラシが貼ってあるのが楽しい。
あと、思ってもみなかったことだが、基本的に教室内以外は写真撮影自由のようで。最初は半信半疑だったが、目の前で撮影しているひとにスタッフは何も言わずに笑顔なのでそうだと了解した。まぁ、屋外は無礼講かなぁとは思ったけれども、校舎内までOKだとは素晴らしい。些細なことかもしれないが、これだけでも精神的な解放感はだいぶ違ってくる。
1階、「大人計画風雲録」。パネルなどで、大人計画の歴史を辿る展示。
僕の大人計画初体験は、2000年、本多劇場の板尾創路主演「王将」なのだが、それは展示には含まれておらず。その次に観たのが同年のシアターコクーンの「キレイ」で、このあたりから松尾スズキのマスコミ露出が激増して、宮藤官九郎が脚本家として売れて、あれよあれよという間に現在の状況に至ることになる。しかし、大人計画が本当に面白かったのは、おそらく僕が観始める直前までだろう。非常に悔しい。
大人計画ゆかりのひとのコメントVTRを上映。吹越満、山崎一、田口トモロヲ、片桐はいり、秋山奈津子、大竹しのぶ、中村勘三郎らが登場。やはり、古い話になるほど興味深く。
書籍販売、太田出版「hon・nin」を北尾修一編集発行人自ら。あと、ぴあ「大人計画その全軌跡1988-2006」、演劇ぶっくの戯曲本なども。
教室の窓の外、なにやら騒々しく、みんなが上のほうを見ているのでそれに倣って向けば、校舎4階の窓から布団を叩いて怒鳴り散らす“引っ越しおばさん”の姿が。いやぁ、こんな隠しアトラクションが用意されてるとは。とても遠くなので、誰が扮しているかは判別つかず。
2階へ。理科室「大人ワードローブ」。実際に舞台で使用された衣裳を展示。
家庭科室「純喫茶マンハッタン」は大盛況。入れそうにないのでスルー。すぐそばには「“吾輩は主婦である”」の部屋も。
「吾輩は主婦」の部屋
校長室「松尾スズキの“なんの変哲もない似顔絵展示部屋”」。「SPA!」連載のイラストなどから似顔絵ばかりを。
3階へ。図書室「写真展 限界なんてなかった~宮崎吐夢の168時間~」。「一週間のうた」をビジュアル化。かなり馬鹿馬鹿しい。
ほかは有料イベントばかり。もちろん、どのチケットも買えなかったので、ただ前を通過するだけ。
荒川良々・近藤公園「学園寄席一期一会」。これはものすごく観たかった。宮藤官九郎作の新作落語も、古典も、両方気になる。パンフには協力として、昇太、たい平の名が記載。一応、プロに稽古をつけてもらっているわけだ。
猫背椿の「バー椿」。中村勘三郎から花が。
学園寄席一期一会 バー椿
さて、下の階に戻ろうかと思ったとき、階段方面から嬌声が。
3階「あの娘おばけがダンクシュート決めたらどんな顔するだろう屋敷、略しておばけ屋敷」に、ゾンビ風メイクをほどこした宮藤官九郎がちょうど入場するところに遭遇。数名のおばけを引き連れて。クドカン以外は紙袋で顔を隠している。
廊下を埋めつくすわれわれギャラリーを驚かしてみせるサービスぶり。写真を撮ろうとしたけれど、突然のことだったのでクドカンには間に合わなかった。残念。
入場するおばけ
校舎内は冷房がなくて蒸し暑い。それも本物の学園祭らしいのだが、スタッフ、出演者はさぞつらかろう。

★字数オーバーのため、後編へ続く。★






Last updated  2006年10月09日 19時37分59秒
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2006年08月19日
カテゴリ:演劇 その他
休日。

昼、関内へ。

県民ホール6階大会議室、戯曲セミナー「戯曲を考える」。
先月の宮沢章夫に続いて、2回目。
講師、別役実
先月は気がつかなかったが、6階なので、窓から見える海がとてもきれい。今日は天気が良い。
客層は先月よりもやや年配のひとが目立つか。
先月もとても面白かったのだが、今月のほうがよりわかりやすく、具体的で実践的。非常にためになる。
戯曲を書くには、まず、型を身につけるということ。
型というものは、おそらく理知的に教わることはできないもので、無意識に身体感覚で覚える以外にないのだろうと。
いちばん良い方法は、どこかの劇団に入って、座付き作家になること。芝居作りの雑用をこなしているうちにだんだんと身についていく。
仕事を持っていたりして、どうしても劇団に入るのが無理というひとは、芝居をたくさん観ること。それも、劇団員のようなかたちで入り込んで観ることが重要。自然状態におくとわれわれは評論家的になってしまい、知的には型を理解するかもしれないが、身体的には身につかない。
お金もかかるし、機会も少ないというひとは、名作の戯曲を自分なりに書き替えること。これも評論家的ではなく、どうやれば面白くなるかと具体的な意図をもって書き替える。または、翻案する。名作というものを食べちゃうことで身につける。
近代教育の過程で、徒弟制度のように盲目的に型を踏襲することに対する拒絶反応を植え付けられてしまうが、写生教育以前の前近代には模写教育が主流だったわけで。近代の絵画などを観ると、たしかに歯切れが良くていきいきとしていたりするのだけれども、こざかしくてスケールが小さく感じてしまうと。
後半は書き方について。
書きたいことがなくても、戯曲は書ける。表現手段というよりも造形的な手段として、工芸品的に作り上げてゆく。
書きたいことがないひとにはコントがおすすめ。
コントは書きたいことがなくても良い。ひとコママンガの典型的な状況から展開をつけ、どのように人物が動いて、どのようにオチをつけるか。人間観察の豊富さみたいなものは要求されるが、別にテーマがなくても、ひとつの演劇的なものが工芸品的にできあがる。
われわれは書きたいことをどのように思い浮かべるかというと、ストーリーとして思い浮べる。戯曲を書くには、ストーリーをどのようにプロットに置き換えるか。
「王が死に、王妃が死んだ。」というのがストーリーで、「王が死に、悲しみに暮れて、王妃が死んだ。」というのがプロット。
事実が「そして」で繋がっているのがストーリーで、「なぜなら」で繋がっているのがプロット。叙述律と因果律との違い。でも、これはどこでも教えることだが、理屈ではわかるが、実際に役に立つかといったらそうでもないのだと。
プロット感覚は組み立て感覚が重要で、因果律よりも組み立て感覚として理解したほうが、より具体的。
場面を作るときに、ストーリーを否定してプロットだけで書く。なにについてしゃべってるかはわからないが、口調だけで関係性を浮かび上がらせることで、現場感覚が身につく。
コントを書く場合、精神の自由さが必要になる。ものが書けなくなったときには、嘘をつく前の精神を思い出すこと。“ポーカーフェイスの精神”を身につけることが重要。
質問コーナー。原稿を書いたら誰に見せたら良いか。いちばん良いのは演劇仲間に見せること。既成の偉い作家に見せるのはあまりおすすめしない。同時代の駆け出し同士が見せ合うほうが有効ではないか。
2時間、無駄なし。さすが、戯曲セミナーで教えているだけあって、とても整理されている印象。充実の時間を過ごした。

けっこう空席があるのに隣りの席に座るひとが居て、なんだよと思いつつ、顔を見たらOだったのでびっくりした。
別役先生の弟子みたいなものだから、来ていても不思議はないのだが、まったく考えていなかった。
講義終了後、別役先生とあいさつを交わしていた。そんな間柄だ。
Oに会うのは2年ぶり。2年は長いのか短いのかよくわからないが、あまり変わった様子もなく、まだ戯曲に関わっているようで安心した。

Oと、Oの戯曲仲間のひとと3人で食事。
ジョナサン。
注文を取りに来た若い男性店員、ひとりがカレーとドリンクバーを頼んだ時点で、「ドリンクバーはみっつですか」と確認してきたので、「みっつです」と答えると、「ご注文は以上でよろしいでしょうか」。
冷静なトーンで間違えてるのが、かなり面白かった。

食事後、関内駅まで歩き、横浜駅で別れた。

横浜西口、寄り道。
ビブレ。ユニクロ、買い物。

また、左眼が痛くてたまらなくなる。
なんなのだろう。医者に行くべきか。

帰宅。

日記更新。

眼が痛いから早く眠りたかったのだが、ほかの部分は元気なのでまるで眠くならない。

HDD残量確保。
テレビ。「談志・陳平の言いたい放だい」。
「納涼談志寄席」前半。磁石、紋之助、志らく師「青菜」。
志らく師が「乞食」と言っちゃってるのを普通に放送するMXテレビの態度は立派。






Last updated  2006年09月10日 21時34分27秒
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2006年07月15日
カテゴリ:演劇 その他
休日。

慌ただしいまま、連休に突入してしまった。
あらゆることを後回しに。

午後、関内へ。

県民ホール6階大会議室、戯曲セミナー「戯曲を考える」。全2回。
セット券1500円と低価格、しかも、会場が横浜であることは僕にとって好条件。
戯曲を書くひと、書こうとしているひと向けの講座なのだが、「戯曲を考える」というタイトルなので、ただ考えに行くだけでもかまわないだろうと。
広い会議室。思ったほど、受講者は多くない。ひとつの長テーブルにふたつの椅子が用意されているのだが、ほとんどが、ひとつのテーブルをひとりで使うかたち。
1回目講師、宮沢章夫
どんな雰囲気かちょっと不安だったのだが、なんだか大学の授業みたいな感じ。
まず、チェーホフについて。そして、ベケット。この辺は、こちらに知識がないのでついていくのがやっと。もう少し勉強しなければ。
60年代の演劇人の演劇論について。唐十郎、佐藤信は難解な演劇論の代表。問題なのは、このふたりが背が低いということ。つまり、背の低い演劇人はテントを建てる。
近代演劇的な作法における劇の書き方、「ベタドラマ」にも通ずる部分あり。
遊園地再生事業団「トーキョー/不在/ハムレット」の映像を一部上映。舞台設定を決める過程、興味深く。
質問コーナー。
演劇におけるリアルとは何か。「説得力だと思います」。でたらめな展開であっても、そこに笑いが発生すればそれはそれで説得力を持つ。
人間の汚い側面を過剰に描く最近の傾向をどう思うか。「たしかにこういうのは、僕も気になってはいたんです」。性描写・暴力描写は小説や映画では当たり前に存在するが、演劇の場合はまさに目の前で表現されるぶん、かなりナイーブなもの。ポツドールを例に出し、素材はきわどいものだが極めて丁寧に演出されていると評価。素材よりも、そこに至る手続きをどう評価するかが重要。
結論。「戯曲を書こうと思ったら、『戯曲の書き方』ってのがいっぱい出てますから、それを読むのがいいと思います。」
来月は、別役実。

中華街を通過。
元町。大戸屋、鶏かつソース丼と板うどん。

石川町駅から電車に。
旧東横線桜木町駅のホームが、こなごなに砕かれて石片の山と化していることに、今日、初めて気がついた。
あまり明るい時間に乗ることがないからわからなかったのだが、最近のことなのだろうか。
線路も途中まで撤去されている。
いよいよ、この辺りの風景は劇的に変わっていきそうだ。

新橋へ。

次項に続く。






Last updated  2006年07月30日 09時06分51秒
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