居酒屋 ゆき

先週の金曜日から、次女の「心理カウンセリング」が始まって、今日で２回目。と言っても、まだ、「心理検査」の段階でして、カウンセリング自体はまだ始まっていません。

前回渡された、３通のテストのうち２通を書き終えた物を持って、予約の時間に２人で行きました。
娘だけ、ビルの一室を借りてカウンセリングを行っているその部屋に行かせ、（１人で来るようにと言われてましたから。）ワタシは隣のビルに併設しているメンタルクリニックの待合室で待機していることになりました。
午後４時頃着いて、多分今日の予定だと、「ロールシャッハ法」という心理テストを受ける事になっているので、１時間以上はかかるな。と、見込んだワタシは、やはり、爆睡してしまいました。アハハッ！！（←またかよ！）
だって、だって。程々に暖かい室温と、ゆったりと流れるＢＧＭには敵いませんわ！！が、コックリコックリと（←こっくりさんではありません。）頭が揺れる度に後ろの壁にぶつかるんですが、懲りずにまた同じとこで「ゴツン！」とぶつけてしまうのですよ。で、それで目が覚めて周りを見渡しても、ワタシ以外はこのクリニックの患者さんなので、横になってる人もいれば、鼻歌歌ってる人もいて、ワタシがどんなに爆睡して頭をぶつけていようが、人のことはお構いなしといった感じ。返って、それでよかったわ。いろんな人がいて、あたり前といったところでしょうか。

げっ・・・ステキなＢＧＭで気分が良かったのに、「なんだ、この声？？ん？」と思って、よく聴いてみると、ＴＶで「アンパンマン」が流れていました。（→笑うとこです。ＢＧＭとアンパンマンが合流してるんですから。）
ええ？？誰が観てんの？ここにいる人達みんな、大人ばっかやん。だけど、そんでもって、皆さん観てらっさる・・・。（フシギ。）楽しませていただきました。

カウンセリング終わった娘がワタシを迎えにくると、外は非常に風が冷たく、それで一気に目が覚めました。この、「アンパンマン」の話を娘にすると、「きっと、病気になった患者さんの心がアンパンマンで癒されてるんだよ。だから、観てたんじゃない？」とサラリと言うのですよ。ワタシはねえ、この時、娘に教わりましたね。
「あ、そういう気持ち（だったかどうかはわかりませんが。）がわかるんだ。この子は・・・。」こういう業界に携わっている者として、恥ずかしくなりました。いい経験。

この次は２週間後。それまでに残りのテスト１枚をやり遂げれば、そこからようやく、本格的なカウンセリングが始まります。（心理検査の結果をみて診断し、総合的な問題点を心理療法によって、援助して行くというシステムです。）この方法がいいのかどうか、わかりませんが、かなり実績をあげているらしいので、何年かかってもいいから、健康な体に戻ってほしいと望んでいるし、期待してます。
カウンセラーの方も女の方なので、安心しています。

もう１つ。ご報告です。
末妹から、時々電話し合ったりしていまして・・・。
ＧＶＨＤ（拒絶反応）の口内炎が酷いと、つい、先日話したばかりなのに、それ以外は主治医から「優秀ですね。私が今まで移植をされた患者さんの中で、発熱しなかったのはＫさん（末妹の名字）だけですよ。すごいわねえ。」と、以前はかなりキツイお言葉ばかり頂戴した先生がやっと、初めて、褒め言葉を言ってくれた。と喜んでおりました。
で、かなり早くなりましたが、近々、退院できるらしいとのことです。（３月中には。）最初の予想では、４月中旬だったのですが、ま、早目に退院して、普通の生活に慣れてしまえばいいのですから、嬉しい知らせでした。

退院後は、いろいろと悩んだ揚句、うちで暫く引き取る（？）ことにしましたので、また賑やかになることでしょう。母も、ドナーだった妹もすぐ近くにいるので、行き来できるはず。生活出来る自信がついたら、とっとと、我が家に帰って頂きます。（笑）ワタシらしい発案でしょ？？
あ、畳の部屋、掃除しなくちゃ！！
お布団も用意しなくちゃ！！！