仙台二高社会部時代の思い出 仙台の町名の読み方
仙台城下町の地名には「町」と「丁」があり、町は職人、商人の住む地域、丁は侍が住む地域とするのが原則ですが、例外もありました。その原則に則って地域名を音読みするのが通例です。 地域の人々の読み方が本来の表現なのが普通ですが、それが全て正しいと言えないのも地域名の読み方と表記です。このような疑問が全国各地にあり、千代田区神田小川町を「まち」と読まないと必ず直すのが江戸っ子と言われていたのを思い出します。 しかし、自治体名では、「まち」「ちょう」が混在していて、読み方が異なると漢字表記が出てこないこともあります。漢字表記が出てきてもそれが正確とは断言できず、自治体のホームページで確認する必要があります。 ひらがな・カタカナで拗音・促音などを表す「ぁぃぅぇぉゕゖっゃゅょゎ」「ァィゥェォヵヶッャュョヮ」は「小書き(文字)」もしくは「捨て仮名」と呼ばれていますが、これも小文字ということがあります。法律用語、中央官庁が作成した青書・白書等では、これを小文字にしないことが通例なので、原文のまま転載することを旨としています。 古文書では、濁音表記していないので、当時の正確な発音を文字化していると断言できないのが言葉の難しさです。参議院全国区の名簿整理で、お名前と地名の表記と発音には、注意するようにしたことを思い出しています。 仙台市が一番丁を一番町に変更して町名にする時、小生が反対を表明したのは、前述のような経験と文書の確認から行ったことです。昨秋、金沢市内を歩いている時、旧町名表記に戻したことを知り感動しました。