ビルマのこと再録3 ミャンマー総選挙で思い出すこと ブランセンKIO議長 2010.11.10
国際的な注目を浴びる中で、11月7日、ミャンマーで総選挙が行われた。軍事政権下で、軍靴にキスをする写真が世界中に配信された記憶が鮮明に残っている。後日、撮影者の友人から直接話を聞いて、ビルマへの関心を強くした。 その後、カチン独立機構(KIO)のブランセン議長を紹介され、二度お会いし、その考え方を聴いた。クリスチャンの議長は、国外のある場所に住みながら独立運動を指導していた。大変残念なことに、地勢の良さが災いし、国際情勢に翻弄された面もある様に思えてならない。 1992年1月13日から16日までのミャンマー訪問の際には、旧ソ連の援助で建設されたイニアレイクホテルに宿泊した。その湖のミズスマシと思われる生き物の姿が今でも目に焼きついている。このホテルは、アウンサンスーチー女史の住まいと同じ湖に面していたが、自宅を訪れることは出来なかった。 日本大使公邸は、当時軟禁されていたアウンサンスーチー女史の自宅の真向かいで、警備兵の姿が見えたがカメラは向けられなかった。政府要人との会談メモは、当時の状況とあまり変化が無いので、今でも大事に保存してある。少数民族カチン族のブランセン議長は、兵力を持ちながらも、孫子の時代に争いを残さない為に休戦協定を結び、その後天に召された。