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キネシオロジーとまんがとわたし

読むだけキネシオロジー講座<第1回>

<第1回>
キネシオロジーって何?


いろんな説明がありますが、ざっくにひと言でいうならば
「人間行動学」ということができます。

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人間の意思はどのように筋肉に伝達されて、体が動くのだろう?

―というところから、始まった学問がキネシオロジー。

キネシオロジー(kinesiology)の語源は、キネシス(kinesis)という”運動/動き”を意味するギリシャ語と 、ロゴス(logos)という”学問”を意味する語が合成してできています。


そして、「筋肉にも意思があって、それによって自ら筋肉は動いているのではないか?」
と、かの昔は考えられていました。

ところが。


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死んだ蛙の足の筋肉に電流を流すと、筋肉が動くことを発見。

これにより、
「筋肉は筋肉の意思で動くのでなく、電気信号の伝達によって動く」
という考え方にかわりました。


さて、それからまた舞台をかえて、
とあるアメリカのカイロプラクティックの学校で
学生達がある発見をしました。

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ある条件を作って、筋肉を押したとき、強いときと弱いときがある。
これが筋肉反射テストの発見。

そしてさらに、

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こんなことも発見!

人間の不調を、こんな風にアプローチして
全体のバランスを整えられる画期的な方法だ!!


ところが・・・


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これでは良くならない人がいるのはどうしてでしょうか?


それは、人間が生きている上では、
精神的なことや、食物や環境など外からの刺激も関係するからでした。

そこで、こんな考え方が生まれました。

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人間の健康の三要素として、
■構造・・・カイロプラクティック、頭蓋オステオパシー、鍼療法
■化学・・・アレルギー、栄養学、ホメオパシー、アロパシー
■精神・・・ストレス、音楽、花療法

という三角形を作って、どこかに負荷が掛かると
他の要素にも影響がいく、という風に互いに影響をし合っている、という考え方が生まれたのです。

ちなみに、慶太さんのバージョンは五角形になります

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そして、それまで治療家向けだったキネシオロジー(アプライドキネシオロジー:AK)を、ジョンシー博士によって家庭向けに簡易的にされたのが、タッチフォーヘルス(TFH)です。

タッチフォーヘルスでは、筋肉と経絡の関係や、感情との具体的な関連性が含まれます。
このタッチフォーヘルスから、派生してたくさんの種類のキネシオロジーが生まれました。

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※書籍「タッチフォーヘルス健康法」序1より

そして現在、キネシオロジーは世界で200種類を超えると言われています。
それを、大きく3つに分類するとこうなります。

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さて第1回はここまで~♪

第2回 やってみよう筋肉反射テスト・その1(基本のテスト)

第3回 やってみよう筋肉反射テスト・その2(単語形のテスト)

第4回 やってみよう筋肉反射テスト・その3(上手くとるには)

第5回 原因探しと、問題の明確化


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