2011/09/27(火)23:23
背中の願掛け
先日、上野の国立博物館で開催していた「空海と密教美術展」に行ってまいりまして。
もう会期が終わってしまったのですけど、楽しかったです~♪
空海自筆の風信帳なんかの展示も面白かったのですが、個人的に一番ヒットは
東寺講堂の仏像曼荼羅からおいでになった持国天像。
東寺の持国天さんってこんな方。 → http://bluediary2.img.jugem.jp/20110508_2082930.jpg (画像のみ)
さらっと調べたところでは東方の守護神で、「国を支える者」という意味があるとか。
剣を構えて怒った顔が有名です。
・・・の、背中萌えでキャーキャーしてきましたw (ぇ
いやこの持国天さん、東寺では正面からしか拝観できないそうなんですが、
今回の展示では360度どこからでも見れるようになっておりまして。
後ろに回ってみたら、その背中の格好いいこと!
これ、正面からだけって勿体ない。。。
以前も、なにかの美術展を見に行ったときに、快慶作の仏像と普通のとが近くにあって、
普通のは丸っこいのっぺりした背中なのに、快慶作のほうは筋肉までわかる感じで、衣の流紋も立体的で動きがあって、
うわあ違うんだなあ、としごく感心したことがありまして。
作者の腕って正面より背中に出やすいのかも、と思って以来、
特に彫刻はちょっと背中フェチな私なのですw
そのときのが、お坊さんの坐像でその差でしたから、元々動きのあるポーズの持国天の背中の美しさといったらもう
広々してて惚れた…w
男は背中で語るとか言いますが、むしろああいう背中の人になりたい。憧れる! …ってアラ? ←
や、私今は女性ですけれどもね。一応そのはず。たぶん←
でもどうも、自分の背中萌えを見ていると、「きゃー素敵ー!」のあとが「あんな背中になりたい」なんだよね…(遠い目
もちろん、誰かそういう人が実際近くに居たらそれは惚れると思いますがwww
でもどちらかというと、最終的には他人に求めるんじゃなくて自分が目指す先、っていう感じなんですよ。
今生では女性ですので、リアル外見がああなったらちといやんですけども 笑
そうではなくて、心意気とか心持ちの問題かなあ。。。
ここのところ、ちょっと自分の器の小ささに愕然したり嘆息したり orz な感じだったりしてましたので
もうなんというタイムリー。
男でも女でも、人間として恰好いい背中の人になりたいな、って思います。いや、なる。←
たぶんそれは生き方そのものの問題なんですよね。
自分自身に責任のちゃんと取れる人。
人間ですからもちろん色々あって、時には愚痴を言い倒したりちょっと拗ねたりグレたりw っていうのは当然でしょうけれども(お付き合いくださる友人様方多謝深謝… 汗
だけどそうしながらも、
誰かや何かのせいにしないで、最後には自分で望んだのだと言いきって笑って生きてゆく。
大切な誰かのために、必要なら憎まれ役でも笑顔でさらっと引き受けられる人。
なにか失敗をしてしまったら、ちゃんとそれを正面から認めてごめんなさいとありがとうができる人。
どんなことも自分の中に積み上げてゆける人。
必要な気配りをして、大きなこともちいさなことも、同様に暖かく包み込め、、、ます!←
今は新月ですけれど、今回は地球に近いスーパームーンなんだとか。
どれもこれも努力目標だってわかってはおりますが、せっかくだから新月のアファーメーション代わりに、
「なりたい」ではなく「なる」「できる」の宣言形にしておこうかと思いますw
お月様に願掛け♪
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