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クリスマスから13日目という休日で、キリストの誕生を3人の博士が訪れたことが起源になっているよう。
実はこの日でクリスマスも最後と言う意味も込められていて、この日にクリスマス飾りを取り、クリスマスツリーの木を一定期間内は指定されたところに積み上げて捨てることができる。 朝から我が家もあちこちに散らばらせていた飾りを取り去り、地下の倉庫に収納。 飾りがなくなると急に普通感が溢れる。 午後、ちょっと用事があってストックホルムの中心のとおりに出かけたのだが、ある地下鉄の駅が様変わりしていて驚く。 その駅はコンサートホールのあるへートリエット(Hötorget)だが、長く工事していた地下の出口際にCOOPの大きいお店が登場。 そして、そこから地上へ上がる4つの上がり口全てに、物乞いの人が座っている。 そのうちの1箇所では、3人の若い女性が楽しそうにしゃべりながら物乞いをしている。 実は、年末少しベルリンを訪れた際、そこで全く物乞いの姿を見かけていなかったので、その違いを急に意識してしまった。 ドイツでは各地で反移民のデモがかなり大規模に行なわれているようで、恐らく経済的な理由より、物乞いをする他国からの流入者が社会的にもとても居心地の悪いものなのだろう。 今日は零下になっているので、寒くて物乞いを仕事にしている人たちは地下鉄と電車の中に集中したようだ。 なので、街の中心の大きなショッピング街に続く地下鉄の出口付近には6人を目にして、行きと帰りの地下鉄の車両の中でも物乞いの往来があった。 そんなに多くの物乞いがいながらも、見ているとたまに彼らが持っている紙コップにお金を入れる人を見ることもあるので、案外実入りがあるのかもしれない。 お休みの地下鉄の中には、子供たちの姿もあり、そういった多くの他の国から流入してくる物乞いをする人々の姿はいい影響を与えるはずがない。 そういった姿はいろいろな社会問題も生み出しているのだが、いまだはっきりとした政策になっているわけではない。 明日からの仕事始めを前に、静かに2015年のスウェーデン社会を思った。 夕方、街中から家に戻ると、他の家の窓窓からもクリスマス用の伝色が消えていて、気分が引き締まった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年01月07日 08時03分45秒
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