2024/04/21(日)18:32
本屋大賞受賞「成瀬は天下を取りにいく」
さぁちゅんです~♪
2024年4月10日、「本屋大賞」が発表されました。
今年の「本屋大賞」は「成瀬は天下を取りにいく」に決定しました。
滋賀県大津市の膳所(ぜぜ)駅界隈が物語の舞台となっています。
なかなかに郷土愛溢れる作品で、とっても面白かったです。
主人公の成瀬あかりは、生まれながらに何でもできる天才で、かつ我が道を行くタイプでバイタリティーにあふれる元気な女子です。
不思議ちゃんかというとそういう感じでもないのかな。
もっと確固たる自己がある感じです。
その成瀬が、中2の夏休み、幼馴染の島崎みゆきに「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」と、コロナ禍に閉店を控える西武大津店(2020年8月31日閉店)に毎日西武ライオンズのユニフォームを着て毎日通いテレビ中継に映ったり、
「島崎、わたしはお笑いの頂点を目指そうと思う」と島崎を巻き込み、「膳所から来た」漫才コンビ「ゼゼカラ」を結成し、M-1グランプリに出場したり、
高校に入ってからは「ちはやふる」の影響で競技カルタを目指したり・・・・、
幼馴染の島崎を巻き込んで色々と頂点を目指して頑張っていきます。
相棒の島崎がホントに良いんですよ。
魅力的な人物です。
実際には、今のトコロ、成瀬は何も天下をとれてないってところが、成瀬の魅力を引き立てているのかも。
先日、車で通りかかったところ、西武百貨店跡地に新しく建てられたマンションの前に、西武ライオンズのユニフォーム姿の女性が立っているのを見かけて、思わず二度見してしまいました。
ライオンズのユニフォームもさることながら、ヘアスタイルまで成瀬のような長めのボブだったのです。
あとで友人に聞いたところ、小学校の見守りのお母さんが西武ライオンズのユニフォームで見回りパトロールをされているのだそうです。
膳所の地元ではかなりの盛り上がりを見せているようです。
「膳所から世界へ!ゼゼカラ!!」
続編も発売されています。
成瀬は天下を取りにいく [ 宮島 未奈 ]
成瀬は信じた道をいく [ 宮島 未奈 ]