テーマ:障害児の親として(1425)
カテゴリ:兄弟
昨日、母親として珍しく激怒いたしました。
キッカケは弟藍君の一言です。 いつも機嫌が良いと調子に乗ってお構い無しでしゃべりまくるこう君。 この日も夕飯時に口の中にご飯を詰め込んだまま自分の言いたい事をベラベラと弟に話しかけていました。 内容は自分が興味を持っているアニメキャラやゲームの話で、耳にタコができるくらい何度も何度も同じ事を言います。 弟も興味があれば話に乗ってくれますが、この日は機嫌が悪かったのか、他の人と違う自分の兄にイラだった様子で『うるさい!だまれ!』 まぁそこまでは弟の気持ちも分かるので許容範囲でした。 でも何度もしつこい兄についに言ってはならない一言… 『障害者のくせに難しい事言うな!』 ん?!なんですと?! 『障害者のくせに』ってぇのはどういう意味だい? 小6の藍君には自分の発した言葉の意味が分かっているのだろうか? 【くせに】って、明らかに相手を見下した言葉です。侮辱してます。 『オマエ!!今何て言った!!!!』 母のカミナリが久々に落ちました。 『考え無しに相手を侮辱する言葉を使うな!!意地悪してわざと言うより考え無しでそんな言葉を使うのは一番良くない!!自分がどういう事を言ったのかよく考えてみろ!!こう君に謝れ』 いつもと違う母の剣幕に藍はとりあえず平謝り。 青もヤバイ!って感じでうつむいていました。 もちろん、激昂は少なからず演技入っています。 ココでビシッッと言っておかないと、障害のある人にだけでなく、様々な境遇の人に考え無しに侮辱的な言葉を吐いてしまう人になっては困ります。 何気ない一言で相手を悲しみのどん底に突き落とす事は簡単なのです。 ペンは剣より強しというくらいです。 使い方を誤ったら相手だけではなく自分自身を苦しめる事もあるでしょう。 今の心の成長がどれくらいなのか母にも分かりませんが、少なくとも母の怒りっぷりを感じて言葉の使い方を誤ればエライ事になると学んだと思います。 藍の名誉のために付け加えるなら、普段は本当に誰よりも親思い兄弟思いの優しい子です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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