2007/06/04(月)14:27
愛知芸術文化センター
←11F回廊展望より栄の街を望む 手前オアシス21 右後方テレビ塔
長女が彫塑のモデル(首から上)となっている彫刻の展覧会が日曜日までと聞き、友人を誘っ
て栄の愛知芸術文化センターにでかけました。
久々の愛知芸術文化センターはコンサートがあったのかすごい人、人、人…ホール前のエント
ランスはごったがえしていました。
愛知芸術文化センターは吹き抜けになっていて、2Fから12Fまで見上げると竹か木で作っ
た、凧の様な大きな鳥?のオブジェが吊り下げてあります。色々な角度から見ことができるの
で様々な表情が表現されていて何年たっても楽しく見ることができます。上部から差し込んで
くる光が羽ばたくように見えて、一緒に飛べそうな感覚なります。
←2Fより見上げた状態。 ←8Fより覗いた状態。
10Fにはレストランがあり結婚披露宴が催されていました。宴が終わったばかりの様でウエデ
ィングドレスを着た花嫁とタキシード姿の花婿がお客様を笑顔で挨拶を交わしていました。美
術館やコンサートホールのある文化施設での披露宴はまた格別でしょうね。しかし、ほろ酔い
加減のおじ様方(たぶんご親戚)はちょっとはしゃいでしまって、レストラン外の美術館の雰
囲気からは浮いてしまって恥ずかしく思ってしまいました。
←四角で黒いのが入り口です。
そんな賑やかなレストランの対面に展望回廊があり何やら箱が並んでいました。大きなピンホ
ールカメラです。印画紙がセットされてないので被写体を写すことはできませんが、箱の中に
入ると真っ暗な中に1円玉ほどの穴から光が差し込んで栄の街が逆さま写されていました。
目が慣れるまではボンヤリした映像が何かわからずにいましたが、次第にクッキリと浮かんで
きました。黒っぽい棒が上から何本も垂れ下がっています。中央はモヤモヤとした光が揺らい
でいます。1枚目の写真と同じものがピンホールカメラで再現されていたのです。
しかし、ピンホールカメラの中は蒸し風呂状態で長いことは居られません。
こんなに珍しくて面白いのにピンホールカメラには私たち2人だけしか居なくて残念です。
デートコースとしては最高かもしれません。日曜日の昼日中でもだ~れもいないのですから。