2008/02/06(水)16:57
恵方寺参り 笠寺観音
毎年 節分になるとさや風家では豆まきをします。結婚以来ずっと続いている恒例行事です。
でも、観音様へのお参りは昨年からの新しい行事となろうとしています。
昨年は自転車で甚目寺観音へお参りに行きました。今年はあいにく相方の右手手首が完治
していないので徒歩&地下鉄でお参りに行きました。
昨年は恵方寺が甚目寺観音、今年は名古屋市南区にある笠寺観音なのです。
参道にイタ店が出て活気のある空気が楽しく、それだけでウキウキしてしまいます。
「トルネードポテト」「イチゴ飴」などチョッと前には無かったお店が増えてきました。
笠寺観音の本名は「笠覆寺」で奈良時代に創建された(創建当時は小松寺)古いお寺です。
しかし、何度も訪れた荒寺に何度も甦ったお寺でもあります。
←山門 ←ユーモラスな赤鬼がいました。 ←本堂の天井は無数の千羽鶴が…
お参りを済ませ本堂の右手に座ったお地蔵様が並んでいました。「おもかる地蔵」という
小さなお地蔵様で身をかがめて願い事を心で呟いてお地蔵様を両腕で優しく抱えます。
小さいのですが結構重みがあります。お地蔵様によって材質が違ってツルッとした質感の
お地蔵様は重いでした。持ち上げることができないお年よりはお地蔵様の帽子を取って
頭を撫でていかれました。
←おもかる地蔵
笠寺観音が縁結びとあるのは荒れたお寺を再興させた藤原兼平がこの界隈で見初めた娘
(荒れた寺の観音像に笠を被せていた)を玉照姫として妻としたところからだそうです。
心優しい娘に都に帰る途中の貴族の若者がころっとまいってしまったお話のようです。
そのお姫様を祭るお寺さんも笠寺観音の山門の南側にありお参りしてきました。
←優しい蝋燭の炎がきれいです。 ←お線香の煙で身を清めて…
観音様参りはそのお寺の歴史や風土を知ることができて楽しいものです。
相方と二人での恵方寺参りは恒例行事になりそうです。来年の恵方寺はどこかな?なんて
言ってますから。来年は自転車で行きたいものです。来年の事を言うと鬼が笑う?