2008/06/13(金)11:54
褒めて欲しいの本当は…
子どもの登校拒否が縁で心の問題を知るようになりました。
そして自分自身のことも考えるようになりました。自分と親との関係をじっくり考える
ようになりました。
昔から理屈っぽい子と母親に言われていました。親から見れば屁理屈にしか聞こえなかった
かもしれませんが、子供心に耳を傾けて欲しいと思っていました。
バカな事を言うと「人様の前でそんなバカな事を言ってはいけない」とも言われました。
勉強しないでいると「勉強しなさい」とも言われました。好きな科目ばかりしていると
嫌いな科目をやれと言われます。母親ならこんな事いうのは至極当たり前でしょうが、
テストでいい点とれば「みんな100点だったんじゃないの?」とわが娘を過小評価しすぎ
ではないかと子どもながら思うのでした。
母曰く、「逆上せ上るとためにならない」らしいのです。
私としてはもっと褒めて欲しかったと思うのです。その場でタイムリーに褒めて欲しかった
のです。一緒になって喜んでほしかったのです。
母に褒められたこともあります。中学を卒業して20年近くたってから
「中学の卒業文集に書いてあった鶴の風呂敷の話はいい話だった」
と言われたときはやっぱりとても嬉しかったです。結婚式の引き出物が包んである鶴の
風呂敷包みに包まれたアルバムと家族写真の話を書いたのでした。
もっと早く聞きたかったなぁ思いましたが、言ってくれたことで認めてくれたと思い心が
少し晴れました。
子どもは親に褒めてもらう事で伸びるし、そのことで逆上せ上ることは無いんじゃないかな
と思うのですが。
無用な謙虚さは子どもの自信を削ぐのではないかと思います。
嬉しいことは隠さず嬉しいと言い、悲しいこともちゃんと伝えることは親との信頼関係
からくるものですが、未だに私は母親には悲しいことや苦しいことは話せないでいます。
嬉しいこと楽しいことは伝えられますが…
娘や息子との信頼関係を築くことが一番ですが、それには先ず、自分と母親との関係修復が
大切かと思うこの頃です。
アダルトチルドレン・マザー