【解説】
1980~82年に光瀬龍と竹宮惠子によって描かれた長篇漫画作品。
1982年8月22日には、日本テレビ、24時間テレビ『愛は地球を救う』5のアニメ作品として放映。
【物語】
遠い遠い昔。
地球を遥か離れたアンドロメダ星雲にある小さな惑星、アストゥリアスは平和だった。
星にあるコスモラリア帝国の若き王、イタカ(アストラルタ3世)が、美しい王妃リリアをめとり、国は婚礼の幸せに満ちあふれていた。
惑星は、地球で言うなら中世の中近東~インドに良く似た文化(コンピュータや機械も存在する)を持ち、民は慎ましく、笑顔を絶やさず生きていた。
その平和も一つの流れ星が飛来した事で終わる、否、それが「始まり」かもしれない。
流れ星がつれてきた謎の機械どもに侵攻されていく星。
人々は「機械の与える恒久的な幸せ」に酔い、人間らしく生きる事を放棄しはじめた。
危機を予感し、異星から来た女サイボーグ剣士、イルはこの戦いに勝てるのか。
森に住む「何でも知っている」老人クフの正体は?
そして、コスモラリア王家に生まれ、超能力を持つ伝説の王子、ジムサと、生き別れの双児の妹アフルは美しい星を、宇宙を、機械の支配から生命の手に取り戻せるのだろうか!
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