カテゴリ:おすすめ BL小説作家 さ行
![]() 崎谷はるひ/著 やまねあやの/挿絵 『ANSWER』 ('00 ANSWERシリーズ第1弾。今の所全2巻) 新書版 ラキア スーパーエクストラノベルズ/出版社・シリーズ やまねあやのさんの挿絵に引かれて手に取りました。中を読んで内容にビックリしましたよ。『イタイ話』は苦手とか言っといて、やはりこの作品もイタかった…。どうやらレイプから展開する話が好きなのか、私?!! と自分を疑ってみたり。(苦笑) なんてったって、人生を揺るがすほど(笑)影響を与えられた作品が『富士見二丁目交響楽団シリーズ』ですから。(汗) 本作品をミルクラシリーズ(ルビー文庫)よりも先に読んだので、後々2作品がリンクしている番外編小説を読んだ時も情景がはっきり空想できて、ほっこりしました。『攻め』同士の『真芝・高遠の対決』です。挿絵は違う漫画家さんが担当してますが、どちらも好きな作家さんだけに妄想も膨らみます。(苦笑) リンクを貼ってみました。『BOOKMARKS』からどうぞ。 主人公、秦野幸生は32歳の保育士。同窓会で久しぶりに新宿歌舞伎町を四次会になだれ込むべく同級生達と歩いていると、思っているよりも酔っていたのか1人の男と肩をぶつけ、相手も酔っていたのか派手にひっくり返ってしまった。どうやら結婚式帰りらしいフォーマルスーツに引き出物を持っていたのは一流商社勤務の真芝貴朗27歳。見た目が童顔で細身な秦野とは年齢が入れ替わって見えるほどだが、年長らしく鷹揚に介抱しようとした秦野の背後からの『ゆきお?』と呼びかけられた秦野の名前に僅かに反応した真芝が、『俺の知り合いと同じ名前だ。今日ね、そいつの結婚式だったんですよ』と。『俺ー振られちゃったんですよ』と呟く言葉に新婦に失恋したと勘違いした秦野は真芝が差し出した名刺によく知った会社名が書かれていた親近感と同情による親切心で2人で飲み直そうと誘ったのだが…。 数時間後、後頭部の激しい痛みで我に返った秦野は自宅の廊下でシャツで腕を後ろ手に拘束されていた。抵抗虚しく遠慮介錯の無い酷いレイプに痛めつけられた秦野は、翌朝『ユキオ』の身代わりに怒りをぶつけられたことを知り、その上セックスのみの関係を続ける事を脅迫され…。半年後、身体だけは馴染んだが相変わらず露悪的に振舞おうとする真芝に、秦野は過去の経験から痛ましさを感じでいた。そんな時、真芝を忘れられず同僚で元彼の『ユキオ』が妻がいながら未練たらしく真柴に絡んできた事から2人の関係のバランスが…。 初っ端からハードに突っ走っていますが、2人のそれぞれの苦しみが酷い出会いを覆すほどの絆に変わって行く様を楽しんで頂きたいですね。やっぱりラブラブ。(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月19日 01時35分43秒
コメント(0) | コメントを書く
[おすすめ BL小説作家 さ行] カテゴリの最新記事
|
|