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カテゴリ:雑学
正月を控えスーパーなどの店頭で、数の子の売り場が目立つて来た様だ。数の子、すなわちニシンの卵巣は、雌1匹から2個取れる。ニシンの別名「カド」の子から、卵の数の多さにかけて、数の子になったとも言わてれいる。歯ごたえが数の子の命。だが、元の卵巣は軟らかく、ニシンを塩漬けにすると、卵巣が硬くなる。色が黄金色をしている事から「黄色いダイヤ」と呼ばれる独特の色は、含まれるカロテノイドの所為であるとの事だ。正月のおせち料理や結納において、数の子の粒の多さが子孫繁栄を連想させる事から、縁起物として用いられることが多い。産地は北海道が主であり、国外では、カナダ、アメリカ合衆国アラスカ州、イギリスのスコットランド、ロシアなどで水揚げされるニシンから数の子が作られ、日本もこれらの地域産のものを輸入している。
ちなみに筋子(イクラ)は、サケの卵巣、たらこ(明太子)は、スケトウダラの卵巣である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.26 13:58:41
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