sayukiの日記

2007/03/04(日)00:08

バス事故について

政治に苦言(135)

 バスを運行中の運転手の健康状態が原因となった交通事故が01~05年の5年間、増加傾向が続き、全国で計82件に上ることが国土交通省の調査で分かった。心筋梗塞など過重な労働が引き金となる症状も目立ち、過酷な労働環境と事故との関連を示唆している。大量輸送機関であるバスの安全性確保のため、悪質と判断した事業者について、同省は、厚生労働省の傘下で各地にある労働基準監督署と合同で監査する検討を始めた。同省によると、事故件数は路線・貸し切りを合わせて01年は3件だったが、02年12件、03年18件、04年が27件と年々増加。05年も22件と高いままになっている。症状別では、心筋梗塞、クモ膜下出血、心不全の順で多く、脳血栓や失神などが続き、82件の大半で運転手が死亡しているという。[毎日新聞]  大阪府吹田市で2月18日に起きたスキーツアー客ら27人が死傷したバス事故もそうだが、その原因と考えられるのは2000年の規制緩和で免許制から許可制になり貸切バス業者が一挙に増え過当競争となった事実だろう。そしてその7割が零細企業で利益も薄いそうである。だから、無理をしてしまうのである。全ての根源は国の安全を無視した規制緩和にあるのは明白である。無理が通れば道理が引っ込むとも言う。国がやる事はその場限りで、間が抜けているからね。

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