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カテゴリ:政治に苦言
元厚生事務次官宅が続けて襲撃された事件は、永田町や霞が関を震撼させている。厚生労働省は年金問題を初め、後期高齢者医療制度、C型肝炎リスト放置問題など、不祥事が相次いだ。政府・与党はその度に「改革」「改善」を公約したが、全て口約束だけに終った。政治・行政の無策、年金、医療、介護の問題が事件にも影響していると考えられる。刺殺された山口剛彦氏と重傷を負った吉原健二氏の両元次官は共に年金局長を務めた年金のスペシャリストだった。
年金記録をいい加減に扱っていた「消えた年金」問題は、2007年2月に発覚し、当時の安倍内閣は「1年以内に統合」「最後の1人、最後の1円まで年金を支払う」と約束したが、任期半ばで政権を投げ出した。続く福田康夫内閣でも年金問題は重要課題となったが、公約だった今年3月末までの統合完了は不可能となり、福田首相は「公約違反と言うほど大げさなものか」と開き直り、これも今年9月に政権を投げ出した。自民党総裁選の中、舛添厚労相は後期高齢者医療制度について「加入者を年齢で区別しない」などの抜本的見直し論をぶち上げ、就任前の麻生首相も賛同したが、その後、「1年をめどに必要な見直しにする」に後退した。政権トップらはその都度「口先公約」と「開き直り」「発言撤回」の繰り返しだ。厚労省の幹部達は、年金や雇用保険など国民から集め、自分達が管理する巨額の資金を無駄遣いし、運用に失敗して何兆円の損失を出しても、誰も責任をとらず、天下りを繰り返し、給料や退職金を何億円も貰い続けてきた。 テロ行為は許されないが厚労省のやってき事は唖然とする事ばかりで、国民を無視した言動に不満や怒りが蓄積しているのも間違いない。一事が万事という、他の省庁も同じ穴のむじなだろう。(11/19 ZAKZAKより) 長いこと政権を担当すると中身が腐ってくるという。その例が政府自民党で多数を背景に官僚と結託し国民を無視し嘘ばかり吐いてきた。本当にいい加減にしろよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.19 23:16:14
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