ドアを開けたり、衣類を脱ぐ度に静電気に襲われるこの季節。静電気防止スプレーの注意書きには「着ている衣類には、必ず自分でスプレーする事。他の人がスプレーすると、稀に静電気火花が発生して衣類を焦がす事がある」と書かれている。他人がスプレーした場合、スプレーされる人(帯電している人)とスプレーする人(帯電していない人)の間で『電位差』が生じ、その状態で金属製のスプレー缶を近づけると、帯電している人から、していない人に向けて、放電が起こり、稀なケースだが、放電とスプレーのタイミングが一致した場合放電の火花が噴射ガスに着火してしまう事があるそうだ。自分でスプレーする場合は電位差が生じないので、放電は起こらない。静電気が起こりやすい物質は水分を保持していないものが要注意で、代表例は、ポリエステル、アクリル、ナイロン等の合成繊維やプラスチック製品。但し、ウールや絹も乾燥時には表面の水分が減少しているので、静電気が起き易くなる。又、綿も乾燥機などで水分を乾かしきってしまうと静電気を起こし易くなるという。静電気は、繊維の組み合わせによっても起き易くなるそうだ。下の並び順で、+側寄りのものと-側寄りの物の組み合わせは起き易いのだという。
(+)←ナイロン・ウール・綿・絹・アクリル・ポリエステル→(-)
例えば、ウールとポリエステルの組み合わせなどは最悪なのだとか。静電気持ちの人は、これを参考にして組み合わせを一度見直してみるといいかも知れませんね。(R25より)
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Last updated
2008.11.25 22:56:26
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