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カテゴリ:薀蓄話し
お屠蘇で顔を赤くした人も居るかも知れません。私は酒に弱いので赤くなりました。お屠蘇は今を去る千七百年前、最近の映画「レッドクリフ」の三国志時代に名医華佗(かだ)が一年間の災難厄除けのため、種々の薬草を調合し酒に浸して飲んだのが始まりとされています。このお屠蘇を飲む習慣は平安時代の初めに日本に伝えられ、正月の縁起行事として民間にも広まったそうです。屠蘇の意味は、邪気を屠(ほふ)り、人魂を蘇生させるという事で、山椒、肉桂など七種の薬を、みりんにひたした屠蘇を、元旦に雑煮を祝う前に年少者より順次一年の健康を祈念して飲み、一年の邪気を払うのだそうです。江戸時代も薬として珍重されたようです。体の弱い女性などが年末に医者から貰って飲んだと云う事だそうです。
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Last updated
2009.01.01 19:57:12
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