建国記念の日の元々は1872年(明治5)に、紀元節という名前で始まった記念日で、「古事記」「日本書紀」の記述にもとづき、初代天皇とされる神武天皇が即位した日に由来するといわれています。当初は1月29日が祝日に定められていましたが、翌73年に、太陽暦の採用に伴う措置として、期日を2月11日に変更されました。その後、第二次大戦後に廃止されましたが、1966年(昭和41)に「建国記念の日」という名で復活し、翌年より国民の祝日として実施されています。制定当初は、まだ成立したばかりの明治政府首脳が、天皇を中心とした国家支配体制の正当性を内外に示す必要から制定されたと考えられていますが、現在の建国記念の日は、「建国をしのび、国を愛する心を養う日」とされています。国際的にも世界各国には国家の日が設けられております。例えばアメリカの独立記念日、ドイツの統一の日、フランスのパリ祭、中国の国慶節など、そしてかって植民地だった国では独立した日がそれに当たるとの事です。
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Last updated
2009.02.11 20:39:59
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