sayukiの日記

2010/05/10(月)00:05

食物アレルギー

健康問題(232)

 東京都福祉保健局は3歳児の保護者7247人に対し、アレルギー疾患に関する調査を2009年10月に実施(有効回答2912人)。1999年に行った同じ調査に比べて、「食物アレルギー」と「アレルギー性鼻炎」に罹る3歳児が急増していることが分かった。食物アレルギー患者が全体に占める割合は1999年が7.2%→09年が14.4%。アレルギー性鼻炎は1999年が6.1%→09年が11.1%となった。アレルギー食品を食べた時の症状は「皮膚の湿疹」が90.8%で、殆どの子供に見られた。「目のはれ」(19.7%)、「口のはれ」(19.1%)、「腹痛」(15.2%)、「呼吸困難」(8.2%)などもあった。症状が出た食べ物は、「卵」(70.6%)が最も高く、次いで「牛乳」(26.7%)、「小麦」(9.7%)の順で高かった。初めて症状が出た月齢は生後7~12か月が41.2%と最も多く、次いで0~6か月が29.2%で、生まれてから比較的早く発症することが分かった。10年間で倍増した理由については、大気汚染、食品添加物や抗生物質の入った食品の増加、食生活の変化などが原因だという説もあるが、何れも推測の域を出ないという。(5/8 J-CASTニュースより)  この日記でも何回か取り上げた石油由来の合成化学物質で作られた色、味を調整し、腐らせないための食品添加物、乳牛の搾乳量を増やすために使われる遺伝子組み換えで作られた女性ホルモン、遺伝子組み換え食品、内分泌撹乱物質である環境ホルモンなども原因の一つかも知れないね。過去の記事:食品添加物、危ない食肉、遺伝子組み換え作物

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