|
カテゴリ:健康問題
立冬が過ぎてから、より一層冷えが身にしみる今日このごろ。
室内や電車などでは乾燥が目立ちます。そんな中心配されるのが、“風邪”や“インフルエンザ”などの辛い症状。これらの予防には、一体どのようなことに気をつければ良いのでしょうか? ・風邪やインフルエンザの侵入経路を知る 風邪やインフルエンザの侵入経路は喉や鼻などの上気道からの感染が主だとされています。 その原因であるウイルスの数も200種類以上の菌があるとされ、どれが原因で風邪の症状が出ているのかの特定は難しいと言われています。 また、インフルエンザの侵入経路も風邪と同じく上気道からが主とされており、風邪と違う点は、熱や合併症など、症状の重さに違いがあるようです。 感染を予防するため、一般的にウイルスの侵入や増殖を抑えるのは、上気道を潤すことが効果的とされています。そしてそのためには、十分な“加湿”がポイントのようです。 ・加湿器を上手に使う 乾燥には加湿が良いとされています。でも、この時期は壁や窓際に結露が溜まり易く、また、カビの発生にも気をつけなければなりませんので、過度の加湿には注意が必要です。 そこでお勧めなのが“センサー付き”の加湿器。自動で湿度を調整してくれますから、部屋を加湿し過ぎるということを避けられます。 しかし、エアコンの風が直接当たる所に置いておくと、センサーの反応が悪くなることや、窓際で加湿器を作動させると結露の原因に。加えて、加湿器のタンクの水を毎回交換せずに継ぎ足して使っていると、タンクの中で雑菌が繁殖して、蒸気と一緒に雑菌もばら撒いてしまいます。なので、お水は毎回きちんと交換しましょう。 ・加湿器を使わない方法 最近では、雑貨屋などで電気を使わない卓上で使える加湿グッズも目につくようになりました。例えば、花などの形にデザインされた紙に水分を吸収させ、“自然気化”させることによって加湿するというものです。パソコンなど、機械の側での使用が懸念される加湿器ですが、このグッズの場合は、加湿器ほどの蒸気が出ませんので、ドライアイ対策などに好まれて利用されているようです。また、昔からある方法としては、部屋に湿った洗濯物を干すというもの。 ・マスクで口元の湿度を保つ 鼻や喉の粘膜が作用することによって、ウイルスなどの侵入を防ぐのですが、空気が乾燥していると、この粘膜の抵抗力が落ちやすくなります。 また逆に、乾燥している場合だと、ウイルスが活発になると言われています。そこで有効なのが、口元の乾燥を防ぐ“マスク”を着用する方法です。 マスクは、くしゃみなどの飛沫(ひまつ)によるウイルス感染を防ぐばかりではなく、自分の吐く息の水分を吸い込むことで、マスク内の空気の湿度を保つことができます。さらに、寝るときのマスクの着用も有効とされています。 ・他にもある乾燥対策 実は簡単なことなのですが、喉の調子が悪いと感じたら、うがいをしたり、こまめな水分補給、そしてアメをなめたりするのも喉を潤すことになるので効果が期待できるのだとか。しかし、手からも感染しやすいので手洗いも十分行ってください。 皆さんも、基本の手洗い・うがいを忘れずに、そして適度な加湿で今年の風邪やインフルエンザにかからないようにしっかりと対策をしましょう。 (11/26 TEPOREトクトク便りより抜粋) いかがでしょうか、参考にして風邪やインフルエンザから身を守りましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.11.28 19:09:12
コメント(0) | コメントを書く |