本の足跡

2006/11/06(月)07:04

島田荘司

さ行 男性(43)

“切り裂きジャック・百年の孤独”評価:★★★★☆ ミステリー。長編。1888年にロンドンで起こった切り裂きジャック事件。それに酷似した殺人事件が1988年のベルリンでも発生した!切り裂きジャックが復活したのか?犯人は一体誰・・・?Jack the Ripper。あまりにも有名な未解決事件。私もすごく気になってる事件です。切り裂きジャックもおそらく現在の技術をもってすれば捕まったであろうとは思うんですが、なにせもう100年以上前の出来事だからな~。切り裂きジャックについては、世界中の研究者が、誰が犯人であったかを、様々な角度からアプローチして解き明かそうとしてるみたいです。これも、その一冊といってもいいのかな?作者なりに、1888年の切り裂きジャック事件を、1988年に発生した事件と絡ませることによって、犯人を見つけ出します。フィクションではあるけれど、なか×2説得力のある推理で、なるほど、あの人が犯人なのかもしれないと思える。この一冊で二つの事件を一気に解決できるので、なんともお得な?気分です(笑)島田さんといえば「御手洗潔」シリーズなので、近々読む予定です。

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