本の足跡

2006/11/07(火)04:16

高木彬光

た行 男性(43)

“刺青殺人事件”評価:★★★☆☆ ミステリー長編。神津恭介シリーズ第一弾!!神津恭介は六ヵ国語万能の天才。彼は、誰もが頭を悩ませる事件をいともかんたんに解決してしまう。刺青を背負った女が、ばら×2遺体で発見された。そしてなんと、被害者からは胴体が持ち去られていた。その後も、刺青が入った背中の皮をはがれた遺体が見つかる。同一犯の仕業なのか?犯人は刺青マニア?難解な殺人事件を神津恭介が解き明かす。うん。確かにトリックとかはすごい。プロットには舌を巻きます。でも、私は個人的には、探偵役のキャラが、人間味溢れる人じゃないと好きじゃないんだよね。神津恭介はどちらかというとハードボイルドというか・・・パーフェクトマンすぎてな~・・・。それに、神津恭介はこの作品では第三者的な存在で、印象薄いからストーリーに入り込めなかった。一応もう一作品、このシリーズの「人形はなぜ殺される」は買ってありますので、近いうちに読みます。これ読んでから、このシリーズを読破するか決めよう。

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