エース格メンバーエース格とは、ユニットの中心格(シンボル)という意味合いである。エースに該当しないメンバーが素質的または才能的、そして人気が劣っているという意味合いではない。ただしエースについてはつんくら関係者やマスコミによってしばしば言及されることがあるものの、リーダーなどのように公式発表されることはないので、ある時点で誰がエースなのか、特定の時点でのエースは1人に限られるのか、そもそもエースと呼びうる存在がいるのかといった点で意見が分かれる場合が多い。モーニング娘。の歴史の中で、一般的にエース格メンバーとされているのは安倍なつみ・後藤真希・石川梨華の3人である。かつてつんくは安倍なつみについて、モーニング娘。に在籍しソロデビューもしていなかった頃、当時安倍がユニット活動に参加せずソロデビューもしない理由として、安倍が「モーニング娘。の顔であり、マザーシップだから」としばしば語っていたが、ここでいう「顔」や「マザーシップ」は「エース」とほぼ同じ意味だと思われる。 石川は、在籍時代にはセンターを務めることが余りなかったため、必ずしもエース格とされていたわけではないが、卒業発表から卒業までの過程において、エース格であると認識するファンやマスコミが多くなった。広義には高橋愛・藤本美貴・田中れいな・久住小春らを指すこともある。石川がエース格を務めたのはグループ人気にやや陰りが見えた時期であるため、人気の高かった時期にエースを務めた安倍・後藤と同列視すべきではないとする意見もあるが、つんくも雑誌の記事で石川はエースとして頑張ってきたと発言しており、石川がエースとして果たしてきた役目は決して小さな物ではないという意見もある。 2003年1月、当時ソロ歌手として活動していた藤本のモーニング娘。入りが発表されたとき、プロデューサーのつんくが「紅白歌合戦でモーニング娘。のメンバーをバックに歌っている藤本を見てモーニング娘。に入れてみたいと思った」などと語ったため、マスコミで「藤本美貴、即戦力のエースとしてモーニング娘。に加入」などと報道された。 2004年9月の7期メンバーの募集時に、オーディションの目的が「エースを探す」であるとされたため、その時点のモーニング娘。にはエースがいない(またはいなくなる)ことになるのか議論になった。翌2005年5月にモーニング娘。に加入した久住小春について、つんくは「エースを超えるミラクル」であると評した。「絶対的エース」が不在になったと言われたのはその頃からである。別の見方では、つんくの「今の娘。はみんな4番打者だ」発言により、良い意味での平均化がなされたとも言える。 マスコミでは、ハロプロ系に詳しいサンケイスポーツが「エース」の呼称を頻繁に使用し、以下のメンバーに用いられた。 エース: 安倍なつみ(ソロデビュー時)、後藤真希(同)、石川梨華(卒業時) 藤本美貴(セクシーオトナジャン結成時) 新エース:高橋愛(2002年7月ハロプロ改変時) 6期生のエース:田中れいな(あぁ!結成時) エース候補:久住小春(石川卒業時) ジャンル別一覧
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