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2011.02.26
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最スタートさせた、中東旅行記。

とりあえず、書けるだけモリモリ書こうと思います。



<1>  旅の幕開け

<2>  関空からドバイへ

<3>  飛んでイスタンブール

<4>  トルコ人

<5>  パムッカレ

<6>  カッパドキア

<7>  空と大地の魅力

<8>  Go to Syria(ゴートゥー・シリア)



現地から更新した、写真たっぷりの旅日記は コチラから。



-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・





シリアって、どんなイメージですか?


危険なイメージを抱かれる方が多いと思います。

日常的にテロが起こり、殺伐としているような。


もちろん私もその中の一人でした。

しかし、実際に行った人の話を聞くと、

シリアの人々はとても信仰深く親切で、危険な事は全く無いそうです。


どんな人々がどんな暮らしをしているのか。

全く想像すらつかない国でした。



アレッポのバスターミナルに到着したのは、午後3時ごろ。

まず宿探しをしなくっちゃ。

バスターミナルは町の外れにあるみたいで、

今自分が地図のどの辺りに居るのかよく分かりません。


地図を見ながら困っていると、

同じセルビスに乗っていたオジサンが、町の中心まで案内して下さいました。


しかも、泊まる目星を付けていた宿を一緒になって探して下さり、

荷物まで持って下さいました。

後からチップ等を請求される事もなく、本当に親切な方でした。

最初にシリア人の優しさに触れた出来事でした。




ひとまず、無事に宿にチェックイン。

あー、疲れた。

今日は色んな事がありました。


しかし、のんびり休憩してはいられません。

シリアの通貨は、「シリアン・パウンド」 。


現金を持っていないため、ATMでキャッシングをし、

現金を作らなくてはいけません。

宿はクレジットカード不可のため、現金が無ければ宿代も払えません。


宿の人にATMの場所を聞いたところ、

近くの高級ホテル内にあるそうなので行ってみました。


確かに有りました、ATM。

しかし、画面には 「Out of service(故障中)」 の文字。

あらら、困った。


そのホテルのフロントで銀行の場所を聞き、行ってみる。

あそこの通りを右に曲がって直進。

さらにその通りを左に・・・。



当然、迷子。




銀行はどこ?

ATMはどこ?

街中では、ATMを全然見かけません。


観光案内所を見つけたので、そこでATMの場所を聞いて行ってみても、

私のクレジットカード(マスターカード)では、なぜかお金が下ろせない。



なんで?

どうして?


いくつか試したけど引き出せない。

銀行のATMでも引き出せない。

ATMの機械が壊れているのか?

それとも、私のカードが使えなくなってしまったのか?



陽が傾き、徐々に暗くなる。

ATMは見つからない。



「現金が無い」 って、なんて心細いのだろう。

しかも、頼れる人は誰もいない。

知らない国に、一人ぼっち。

心細さで泣きそうになる。


しかし、泣いてはいられない。

とりあえず、別のATMを探して試してみるしかない。

現金が無い事には、宿代すら払えないのだから。



そんな時、一人のシリア人に声をかけられました。

ハッサンと名乗った青年は、学校の先生をしているらしく、英語がペラペラ。

今の状況を何とか説明し、キャッシングのできるATMを探していると伝えると、

いくつか心当たりがあるから、連れて行ってくれると言う。


ホントですか?

あーりーがーたーやー!!



ハッサンに連れられ、町を歩く。

この次は、どうにか現金が下ろせますように!



最初に連れて行ってもらった銀行は、すでに閉店。

がっかり。

続いて連れて行ってもらったのは、街角の高級そうなホテル。

フロントの前には・・・・


おおー!

ATMがあるではありませんか!



ドキドキドキドキ。

現金、下りてこい下りてこい。

何でも良いから下りて来い。


神様。

ハッサン様。

すがる思いです。




そしたら!

現金が引き出せました!



やったーーーーー。

もう、その時の安堵感と言ったら!


本当に良かったです。


こうして、2時間半にわたるATM探しの旅は、ようやく幕を閉じたのです。

ありがとうハッサン様。





この日感じた事。

シリアの人はとても親切です。

地図を見て困っていると、誰かしら話しかけてきてくれて、道を教えてくれる。


しかも、道を聞いても 「?」 という表情をしていると、

「じゃあ、そこまで連れて行ってあげるよ」 と、道案内までしてくれるのです。


スーク(市場)で会った人も、売り物のお菓子をタダでくれたり、

写真を撮っていると、「僕も撮って!」 と、ポーズを決めてくれたり。


皆、ニコニコしながら話しかけてくれます。

いきなりトウモロコシを差し出され、

「さぁ、齧りなよ!」 って言われた時は、さすがにビックリしましたけどね。


とってもフレンドリーで良い人たちでした。

一人になっちゃったのは寂しいけれど、シリアへ来れて良かったなーって本当に思います。




そうそう。

現金を手にして宿に帰る途中、国境から一緒にアレッポまで来た、

韓国人の女の子に会いました。


「ATMが無くて、現金下ろすのに苦労しなかった?」 と聞くと、

「すぐそこのATMで、簡単に下ろせたわよ。」 との返事。





さゆりさんは、また少し、強くなりました。









<10>へ続く。







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Last updated  2011.02.28 15:17:45
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