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2011.02.27
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テーマ:ベーグル(453)
再スタートさせた、中東旅行記。

とりあえず、書けるだけモリモリ書こうと思います。


今までの旅行記は、コチラから

現地から更新した、写真たっぷりの旅日記は コチラから。



-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・





今回の中東旅、4ヶ国目となるイスラエル。

シリア、ヨルダン、レバノン、エジプトと隣接した国ですが、

周辺国との関係があまり良くなく、シリア、レバノンとの国境は閉ざされています。


それだけではなく、イスラエルに入国した形跡があると、

シリア、ヨルダンはじめ、いくつかの国では入国を拒否されてしまいます。

入出国の審査もかなり厳しいらしいです。



ヨルダンとイスラエル間の移動は、

「キング・フセイン橋」 の国境を通過するのが一般的。

アンマンから国境までは、バスかタクシーで移動します。

タクシーで行った方が楽なので、一緒にイスラエルへ行ってくれる仲間を探したのですが、

ちょうど前日に、何人かイスラエルへ行ったばかりで見つかりませんでした。


仕方ないのでバスで行こうと、翌日のバスの時刻をルアイに尋ねると、

「ちょっと夜まで待っていて。君にベストな方法を考えるよ。」 と言ってくれました。




そして夜。

なんとルアイが、翌日イスラエルへ行くという人を二人、

見つけてきてくれたのです!


色んな人に聞いて回ってくれたみたいで・・・。

本当にありがとうございます。


しかも、タクシーの手配や値段交渉までしてくれました。

しかも、イスラエルは物価が高いので水を持っていこうと思い、

ルアイに 「水を売ってくれ」 と言うと、こっそりタダでくれました。

「他の人には内緒だよ」 って。


彼の底なしの親切心、優しさは、一体どこから来るのでしょう。

相手は旅人。

すぐに離れていってしまう人ばかりです。

それなのに、こんなにも良くしてくれる。

彼からは、大切な事をたくさん教えてもらった気がします。





翌朝、7時半に宿を出発。

イスラエルの後、またアンマンへ戻ってくるので、

大きい荷物は宿で預かってもらう事にしました。

約1時間で、キング・フセイン橋に到着。

ここでヨルダンの出国審査があります。


出国税を払い、パスポートチェック。

すごい人で、審査場はギュウギュウです。

出国審査自体はとても簡単なもの。

しかし、大勢の人に対して、審査官は一人。

しかも、途中でなんと停電になり、コンピューターがシャットダウン。

なかなか復旧せず、その間もずっと足止め。

どうする事もできないので、ひたすら復旧を待つ。


そんな中、途中でパスポートの順番をぐちゃぐちゃにされ、

最初から待っていた人達からクレームの嵐。

それなのに、審査官はのんびりした様子で、

慌てる様子も詫びる様子もない。

お国柄の違いというか、なんというか。

結局、出国審査だけで2時間もかかりました。



出国審査を終えた後は、専用のシャトルバスに乗って、緩衝地帯を進みます。

そして、車はイスラエルへ入国。


まずは、検問所でパスポートチェックと、車両のチェックが行われます。

続いて入国審査。

ここも、ものすごい人で大混雑。

入国審査所の建物の中に入るだけで、1時間もかかりました。

周りには銃を持った人がたくさんいて、とても物々しい雰囲気です。

そんな明らかにヤバそうな雰囲気の中、写真を撮ろうとしたオバチャンがいて、

すごい勢いで怒鳴られ、カメラを取り上げられていました。

恐ろしや・・・。




ようやく審査場に入れたと思ったら、審査窓口の前にも大行列。

さらにここで1時間待ち。

イスラエルの入国審査は、とても厳しいという噂で、

審査官に不審に思われると、再審査になってしまうそうです。

この再審査がとてもヤッカイで、3時間近く足止めをされてしまうんですって。


列は順調に進み、いよいよ次は私の番という時。

私の前の男性が、どうやら審査官に睨まれた様子。

なかなか通してもらえない。

飛行機のチケットをチェックされたり、

デジカメの写真までチェックされていました。

審査官同士も、怪訝そうな顔でなにやら相談をしています。

20分以上そのような時間が続いた結果、彼は再審査となってしまいました。


私の直前でそんな・・・。

非常に不安。



そしてついに、私の番。

イスラエルでは何泊する予定か

目的は

現地に知り合いがいるのか

いつ日本に帰るのか

帰りの飛行機のチケットを見せなさい


質問数はさほど多くありませんでしたが、

一つずつの質問の間が異様に長い。

まるで、クイズ・○リオ○アの、み○も○た。

何かまずい事言ったのかしら? と、ヒヤヒヤしてしまいます。

かなりドキドキしましたが、無事に通過!

よかった!

ホッとしました。



イスラエルへ行った後に、シリアやレバノンへ行く予定のある人は、

パスポートにイスラエルのスタンプが押してあると入国拒否される為、

「ノー・スタンプで」 とお願いしなければなりません。

たいていの場合は、お願いすればスタンプを別紙に押してくれるそうですが、

“ついウッカリ”で、パスポートに押されてしまう人もいるんですって。

けっこうリスクがありますよね。


私は、もうシリアやレバノンへ行く予定が無かったので、

パスポートにスタンプを押してもらいました。

スタンプも旅の記念です。



入国審査を終えると、午後の2時。

長かった・・・。

国境越えは、体力的にも精神的にも、かなり疲れます。

その後、ミニバスに乗って、イスラエルの首都・エルサレムへ。





イスラエルの通過は、シュケル。

1シュケルが22円ぐらいです。

食べ物、衣類など、全体的に物価が高く、日本とさほど変わりません。


まず宿を探してチェックイン。

エルサレムの街は、旧市街と新市街に分かれていて、雰囲気が全然違います。

旧市街は、高い城壁にグルリと囲まれています。

「聖地エルサレム」 と言われているだけあり、とても宗教色が強く、

旧市街の中では、宗教によって住む地域が分けられているそうです。


旧市街を囲む城壁には八つの門があり、

その中で最も美しく、そして賑わっているのが、ダマスカス門。

門の前には多くの露店が並んでいました。

ダマスカス門を抜けると、広いスーク(市場)へと続いていて、

衣類、民芸品、日用品、食品など、色んな物が売っています。


品揃えが充実していて、シリアやヨルダンに比べてかなり都会的でした。

たくさんの人で賑わい、ゴチャゴチャっとした雰囲気を楽しめます。



スークを抜けると市街地に入り、雰囲気がガラリと変わります。

賑わいを見せるスークとは対照的に、市街地はとても静か。

石造りの壁と道。

人通りも少なく、ちょっと無機質な感じ。

広場などの人が集まる所には、必ず銃を持った警備隊が待機。

人々にフレンドリーさは感じられず、なんだか閉鎖的な印象を受けました。

町を歩いていると、真っ黒なスーツにシルクハットを被った人達をよく見かけます。

なんだかマフィヤの人みたいですが、正統なユダヤ教徒の服装なのだそうです。

雰囲気と言い、町並みと言い、人々と言い。

すごく独特です。





そういえば・・・・。

ここへ来る前に出会った旅仲間から、

エルサレムには、オシャレなパン屋さんがたくさんあると聞きました。

すごく美味しいらしいのです。

パン好きの私としては、とても楽しみにしていました。

しかし、スークの中でも市街地でも、パン屋さんは全く見かけませんでした。


いったいどこにあるのかしら。


地図を見ながら考える。

ふと。

地図の片隅に、「ユダヤ人地区」 と書かれたエリアを発見。

ひょっとして、ユダヤ人地区なら、“アレ” があるんじゃないですか。

ユダヤ人の手によって作り出されたパン。

日本でもいまや大人気のパン。


ベーグル。





行こう!

ユダヤ人地区へ行こう!

ユダヤ人地区へと猛烈ダッシュ。

こういう時の私のスピードは、音速を超えると言われています。


ユダヤ人地区をウロウロすると・・・・


あったー!

ベーゴー!!(ベーグル)



こんな素敵なベーグル屋さんが!!



ベーグル専門店を発見しました。

とってもオシャレなお店です。

夕方なのでベーグルの種類は少なめでしたが、

5~6種類残っていました。


ショーケースの中には、野菜やディップなどが用意されていて、

その場でサンドイッチを作ってくれるみたい。


もちろん買います!

食べます!

雑穀ベーグルに、バターと野菜をサンドしてもらいました。

外の広場でいただきま~す。



うふふのふ。


ベーグルは、モチッとムギュッとした食感。

美味しい・・・けど、いかにもチェーン店です!という感じで、

味としては普通かな。

日本のベーグルの方が断然美味しいと思いました。

でもでも、こうしてユダヤ人地区にベーグル屋さんがあるという事。

久しぶりに、しっかりしたパン屋さんに出会えた事。

それだけで大大満足です。
 



その後、帰り道で見かけたスーパーに寄ってみると、

入り口横に立派なパンコーナーがあり、これまたテンション上がりました。

クロワッサンやデニッシュなど、オシャレなパンも充実しています。

店内の写真を撮らせてもらっていると、

お店のオジチャンが、中のパン窯も見せて下さいました。

そこには立派な石窯が。

スーパーの中のパン屋さんなのに、ちゃんとお店で焼いているなんて。

ちょっと感激。

エルサレムの人達は、パンに対してすごく意識が高いのかもしれませんね。









<13>へ続く。







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Last updated  2011.02.28 21:42:48
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