ブラジル人のお友達
出産の近い妊婦さんのブラジル人のお友達がいます。正確には主人のお友達の奥さんなのですが、以前に検診のときの通訳としてつきそったことがありました。言葉がある程度理解できても、病院となると専門的な言葉も多いし、病気や妊娠は精神的な不安も大きいので、通訳には気を使います。昨日、その奥さんがたずねてきて、予定日が過ぎたことや出産に対しての不安なことなどがあって、木曜日の診察に一緒にきてほしいと。それは了解したのですが、今日その人から電話があって、やっぱり不安なことが気になって、できれば今日病院へ行きたいとのこと。今日の私は心の準備ができてなかったのと,病院の受付は11時までであまり時間がなかったため、急いで次女の身支度をして、バタバタと彼女の家までチャリをとばして行きました。まず病院に電話して受け付けてもらえるように前もって連絡、そのあと彼女の控えたタクシー会社の番号に電話したら留守電。急いで電話帳をめくって別の会社で手配して、産婦人科の受付へ。診察券はふだんは予約外でも機械に通せばいいだけなのですが、受付時間が過ぎてしまっていたので別の窓口へ行って手続き。とにかくわたしたちにとってはちょっとたずねればわかるようなことでも、彼女にとっては一つ一つがけっこうめんどうで大変なことです。私もブラジルで同じような思いをしたから彼女の不安な気持ちはよくわかります。結局、診察して問題はなかったのですが、それでも彼女の不安な思いは完全には消えていない様子でした。私もできる限り通訳しましたが、彼女もある程度は日本語がわかるので、明日もう一度担当のお医者さんの診察を受けるときに話して、ちゃんと納得して出産にのぞめたらいいなと思います。明日も通訳としてつきそう予定です。