竜胆輪道　（りんどうりんどう）

二日間時間が出来たので十八切符でふらりと旅に

十八切符は川崎で二回分五千円で購入

金券屋激戦地の新宿では思いつく所をほとんど聞いて回ったが、品切れか、あっても割高だったので、新宿での購入は見合わせて正解。

旅の目的は少し本を読みたいという以外決まってなかったので、温泉＋美味しいものを食べようかなと。

清水や焼津あたりで海鮮

豊橋で菜めし田楽

調べていたらなんとなくこんな感じになり、どうせならついでに清水の次郎長関連の観光をと。

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清水の次郎長の墓には勝運をもらえるということなので旅打ちをしてみようかと

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数年ぶりの競輪へ、静岡か大垣（欲張れば両方）


修善寺でのレースの時によく乗っていた早朝の下り東海道線は以前と変わらず、沼津の乗り換えで車両数が一気に減るせいか（１５両→３両？）、沼津以西が混雑。

海面に光る朝日が眩しく気持ちいい朝でした。

眠ることなく清水駅へ８時過ぎくらいに到着。

ちなみに持っていった本（図書館で借りたもの）はこんな感じ。

ぜんぜん進んではいません・・が、まずは三島の「宴のあと」から読み始め、面白い！
（読了しての感想は別の機会に）

朝ごはんを食べておらずおなかが減りそうだったので次郎長観光の前に朝食

市場の食堂はまだやっていない時間でしたが、その近くにあった宮本食堂で豪華な刺身定食「宮本定食（？）」

トロもサーモンも柔らかい！

満腹になったので次郎長観光へ


計算外だったのは思ったより駅から遠く、日差しが強かったこと。

最近は自転車も乗っていないので、今日一日で一気に日に焼けた感じ。

日陰を伝うようにゆっくりとたどり着いたのは次郎長の墓のある「梅蔭禅寺」

規模は小さいですが、きれいでゆっくり見られました。お客は自分以外にもう一組（平日の朝なら当然か）

売店では広沢 虎造の浪曲が流れていました。

自分も次郎長のことは、浪曲の「寿司を食いねえ」などをテレビやラジオで少し聞いたことがある程度。

今回見た写真では次郎長も大政、小政も表情にかなりの迫力。

続いて次郎長の生家へ

今は無料の見学所に。

当時の家財道具が素敵でした。

続いて「壮士の墓」
逆賊であった咸臨丸の船員の遺体を次郎長が弔ったとのこと。

次郎長通りは地方のシャッター商店街という感じ。
清水駅から歩くにはちょっと遠く、道案内ももう少ししてくれたらなと。


そこからまた暑さの中を駅まで歩く。

次郎長観光は思ったより興味深く、旅打ちの時間があまりない？かなと思いましたが、とりあえず静岡競輪場へ行ってすぐに買いたいレースだけ買って大垣に行ければと算段。

東静岡から競輪場行き無料バス

その時点で調べると大垣に行くのは難しいのであきらめ、最終レースまで静岡競輪で

到着してすぐの４レース

とりあえず千円分買った枠複５＝６（４．８倍）が見事的中！
さっそく次郎長のご利益でしょうか。

それでできた軍資金を次の５レースに

枠単３→４を１５００円
枠複３＝４を２５００円

こちらも大本命でしたが見事的中！（写真取り忘れ）

枠単３→４（１．４倍）
枠複３＝４（２．１倍）

このレースは今日一番勝負をかけるべきレースだと思っていたのと同時に、２着になった高森選手（東京）は競輪選手になる前にはＪＣＲＣなどのロードレースにも出ていて、自分も何度か一緒に走ったことがあると思ったということもあって買おうかなと


次の６レースは見（ケン＝車券を買わず）
＊これもある意味予想的中で、買っていても当てられなかった。

７レースはほんのお遊びで百円だけ穴を購入し外れ（目は失念）

８レースは枠複１＝５（１０００円）外れ

９レースは見（ケン）

１０レースは勝負をかけられると判断
今まで転がして増えた軍資金に増資

枠複５＝６を１万円
車複７＝９を五千円

こちらも大本命でしたが見事的中！
枠複５＝６（２．０倍）
車複７＝９（２．３倍）

飛び込みの遊び程度で、５レース中３レース的中で３万円強の勝ち！

久しぶりの競輪でこんなに的中率がいいとは、次郎長のご利益でしょう！

これは明日の軍資金かな？


晩御飯は「菜めし田楽」を食べに豊橋へ

老舗の「きく宗」

店内には漱石「坊ちゃん」の“菜めしは田楽のときより外に食うもんじゃない”
の一文が掲げてありました。

坊ちゃんのこの文章は記憶にありぜひ食べてみたかった一品

田楽定食ととろろ豆腐を頂きました。

汗だらだらで歩き回ったせいかもっと塩味があってもいいかと個人的には思いましたが、菜めしは美味しい！

田楽も思ったよりくどくなく！

宿は浜名湖弁天島のリゾートホテルで温泉

入り口はこんなの・・

偶然、三島の「宴のあと」に出てきた新婚旅行地は弁天島でした。


温泉で温まったのでゆっくり寝よう。