アングラーは電気鰻の夢を見るか

昨日、アジア諸国のリールの話を書きましたが、
コメントを頂き、有り難うございます。

ほんと、考えさせられました

そこで思い出した話。

以前も書きましたが、私は宝飾品業界に長年いました。
現在も、雑貨系アクセサリーの企画製造メーカーに勤務しています。

これらの業界もアジア諸国の、猛烈な勢いに押されギ味で
日本企業はたいへん驚異を抱いています。

得に、台湾並びに香港らの中国系企業。

殆どが中国大陸に工場を持ち、日本と較べられないような
安い人件費で賄っており同じ土俵では勝ち目は有りません。

お隣の韓国は少し感じが違うらしく、
取引先の眼鏡屋さんが言うには、韓国人は高級品には
思いっきりお金を使うのだが、実際に使用頻度の高い
消耗品や流行の有る物にはあまり高級感を求めないそうだ。

だから、眼鏡は度数や流行も変わるので
安い物で十分と言う考えらしく、
韓国系メーカーは高い物を作らないらしい。

（人に聞いた話であり、その方も仕事上の感想で
人種偏見は感じない方なので誤解の無き様）

そう言えば、韓国にも「シルスター」等、リールメーカーは
有るが、台湾系とは少し違うような感じがする。

私も以前いた会社で色々な国の人と接していたが、
顔はみんな同じようなアジア顔なのだが、
情熱的な韓国の方に比べて、中国の方はややクールな印象を受けた。

同じ中国人でも南京系と北京系では全然違うらしいが・・

面白いのはインドの方
インドの宝石商の方との会話

「マシールさん（仮名）今日はこの前お話したサファイヤ持って来てくれました？」

「あぁサファイヤはもう無いよ！代わりにブルートパーズを持って来ました。トパーズとても綺麗！！」

「無いってこの前沢山在庫有るので選りすぐりで持って来てくれると言ってたじゃないですか～～～～。」

するとマシールさん満面の笑顔で

「あぁ、あれは嘘です！でもトパーズ沢山持って来たよとても綺麗！」

「嘘つくな～～～～」

マシールさん（仮名）は単に日本語のボキャボラリーが少ないだけなのだが思わずこちらも大笑い