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テーマ:ξバイク好きの交流所ξ(732)
カテゴリ:ミニモト
前回から期間あきましたが実は修理は終わっています。
なかなかアップできずにブログもお休みしてまして、久々のアップ。 常連さんのFYM125が帰り際にキックが下りなくなり、分解となりました。 ワンウェイのスプリングでも折れたのかと思い、クラッチカバーを外す。 あ~、プライマリキックでないのでギアはクランクケースの中・・・。 外からはリターンしか見れません。 作業はエンジン下ろして分解となりました。 ばらしていて思ったんですが、なかなかよくできています。 一つ気になったのは、シリンダーのノックピンが一個だけ長すぎで変形してました。 これは部品の組間違いかピンそのものが製造過程で長いのができたのが紛れ込んだか? 面白いのはピストン! スカートに溝が掘ってありました。 抵抗を減らす、オイル保持などを考えての加工と思われます。このあたりは国産ピストンより加工工程は一手間多くがんばってますね。 見方を変えれば国産はそれをしなくても大丈夫ともいえますが(^^; クランクケースを分割すると、クランクサイドBGの受けに鉄スリーブがはまっていました。 国産はアルミだけで直接ベアリングです。 スリーブがあるとクランクが振ったときにケースが減ってしまうのを防げていいです。 プーラーなど工具無しでもケースからクランクを外せました。 問題のギア周りを見ると、なんとローギアが欠けていました。 プライマリ式はキックから直接クラッチハウジングのギアを回して始動します。 FYMはキック→カウンターシャフト→ハウジングギア→クランクとなります。 見ると根元から欠けています。強度といいますか、焼入れムラでしょうね。 通勤に使っていますので実際ローギアはほとんど使いませんし、キックの力で欠けたのではしょうがない。 走行中でないのでかけらがきれいに出てきましたよ~。 早速輸入元に電話して部品を送っていただきました。 保証付きなのでもちろん無償で直しましたよ。預かりして二日目には納車しました。 この件はFYMにはしっかり報告してもらえるでしょう。 きっと少しずつ改善されていくと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.03 15:50:33
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