しばらく乗らずに休眠していた常連さんのGPZが車検整備に入りました。
確か4~5年は寝ていたはず・・・・。
当然のようにバッテリーはだめ。
エンジン不動。
外観はガレージ保管なのでとても綺麗(´ー`)
しかし中身はそうはいかないのですね。
キャブからガソリンを抜いておかないとガソリンが腐ります。
たぶん酷い状態だろうと恐る恐る分解。
クサイ!!
案の定腐っておりました。
スロットルバルブが固着して動かないほど中は酷かったです。
パイロットジェットもがっちりくっついて緩みません。
通常サイズのドライバーですとクリアランスが有り、ジェットは無理やり回すと真鍮なので折れたりします。
普通は緩むんですけどね・・・・・。
そんな時はワンサイズ大きめのマイナスドライバーをピッタリ合うように削ります。
そしてドライヤーでじっくり暖める。
アルミも真鍮も非鉄金属ですが、膨張率はアルミの方が大きいので緩めやすくなります。
ドライバーをしっかりかませて回せば・・・・・
よかった~。無事4個とも緩みました。ヾ(〃 ̄ ー――― ̄)ノ~
ちなみにこちらがフロートチャンバー側。
キャブレタークリーナーに漬けて、クリーナーをかけなおしたりで二日間にわたり溶かし落としました。その間ピットは腐ったガソリンの匂いでムンムン。
クサイぞ!!
今日組み付けが終わり、バキューム調整他整備して無事に永き眠りよりGPZが目覚めました。
みなさんも寝かす前にはキャブのガソリンは抜きましょうね。
起こす時は分解が必要ですが洗浄の手間が大幅に減りますから。
ブログランキング、この記事にクリック!
人気blogランキングへ