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テーマ:映画館で観た映画(8347)
カテゴリ:映画鑑賞(映画館・08年)
★本来の趣旨と違う意味で、なんだか「妖しい」作品です★ イニシャルには苦い思い出があります…。 と、本名も明かしていないブログでこんな事を言っても「はぁ???」と思われるだけなんですが…。 中学・高校生の頃、自分のイニシャルを言うのが凄く嫌でした。 なぜなら…自分の本名って名前が『さ行』、名字が『ま行』なんですよ、はっはっは。 日本式に「名字→名前」なら問題ないんですけどね、外国式に「名前→名字」にするとさぁ大変(笑)。 よくからかわれましたよ~。 もっとも、恥じらいを忘れる年頃(?)になると「これは使える!」と、自分からネタにしてしまったりしたんですけどね。人間、年を重ねると図太くなるものです。ついでにお腹周りも太くなる…(涙)。 そういえば昔、某男性アイドル(現在では既に50歳過ぎてる方です)が「好きな本は?」と訊かれ、SFですと言おうとしたのに間違えて「SMです」と言ってしまった有名な事件もありましたね~(確かザ・ベストテンでの出来事でしたよね!?)。 …と、まぁそんなどうでもいい話はこれぐらいにして、本日のお題は『彼が二度愛したS』。 孤独な会計士の男が、セレブな弁護士との出会いをきっかけに罠に落ちていくサスペンスドラマです。 ~STORY~ ニューヨークに住む真面目だけが取り柄の会計士ジョナサン・マコーリー(ユアン・マクレガー)は、親しい友達もおらず、仕事場と家を往復するだけの退屈すぎる人生を送っていた。 そんなある日、監査員として派遣された大手法律事務所で弁護士のワイアット・ボーズ(ヒュー・ジャックマン)と知り合い、意気投合する。 抜群のルックスとユーモア溢れる会話で瞬時にジョナサンの心に入り込んだワイアットは、ジョナサンとは対照的にセレブを絵に描いたような優雅な生活を送っていた。 ジョナサンは自分とはかけ離れた世界に住むワイアットという新しい友人を得たことで、今までのつまらない日常に変化を感じ心が躍った。 ある日、二人で食事をした際、お互いの携帯電話を取り違えてしまう。そんな偶然からジョナサンは、ワイアットが入会していた会員制秘密クラブの存在を知ってしまう。 エグゼクティブの男女がお互い名前も聞かずに関係を持つことができる秘密クラブ…ジョナサンは美女との一夜限りの関係にのめり込んでいく。 そしてある時、ジョナサンに運命的な出会いが訪れる。それはかつて地下鉄で見かけて一目惚れした女性。 ジョナサンは名前が“S”から始まることしか分からないその女性(ミシェル・ウィリアムズ)にのめり込んでゆくが…。 「Are You Free Tonight?」の一言でセレブな男女が一夜限りの相手を見つけられる…映画の中の作り話じゃなく、実際にアメリカにはこんな秘密クラブが存在するらしいです(映画パンフの解説によると…)。う~ん…アメリカ、恐るべし…。 そんな事はともかく…真面目に映画の感想を書くと、映画の導入部はかなり興味を惹かれる感じでした。ただしそれを過ぎちゃった後は、割と先が読める展開だったんですけどね(笑)。 でも妖しい雰囲気を味わえるという意味では、なかなか楽しめた作品です。 主演のユアン・マクレガー&ヒュー・ジャックマンは結構いい味出していて良かったですね。 ただ…肝心の「S」さんを演じたミシェル・ウィリアムズが今一つ魅力不足な感じが…。 物語後半のミシェル・ウィリアムズは決して悪くないんですが、どうもジョナサンを虜にする魅力的な女性って感じに見えないんですよ。どうしても頭に浮かぶのは『ブロークバック・マウンテン』な感じ。 しかもジョナサンって大好きな「S」さんを見る目よりも、ワイアットを見る目の方が輝いてるんですよね(笑)。 まぁそりゃワイアットはセレブでイケメンで、ジミメン(?)から見たら凄く羨ましい存在なんですけどね。そして(すいません、ちょっとだけネタバレになっちゃいますが…)ワイアットもジョナサンを自分にひきこまなきゃならない事情があるので、優しく親切に近づいてくるんですが…、なんていうか『太陽がいっぱい』な感じ。 う~ん…映画の趣旨と違う意味で妖しい…。 そんなわけで…もう少し魅力的な「S」さんだったらなぁ~と、ちょっと惜しい作品でした。 嫌いな作品じゃないんですけどね。 ↓にほんブログ村ランキング参加中! 応援クリック、宜しくお願いします。 ■彼が二度愛したS DECEPTION 2008年・アメリカ 監督:マーセル・ランゲネッガー オフィシャルサイト(2008年12月現在)… http://www.2s-movie.jp/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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