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テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:映画鑑賞(映画館・09年)
★なぜ戦い続けたのか…その先に何があったのか?★ 今年初頭の話題作であった(今頃書くのもどうかと思いますが…)、チェ・ゲバラの生涯を描く2部作の後篇。 前振りは前作の時のブログで書いてしまっているので改めて書くこともないのですが、ストーリーもさることながら、ベニチオ・デル・トロの演技も堪能しようと、映画館に出かけてきました(だから、いつの話だw)。 後篇は、キューバ革命のあと新たなる道を歩き始めたゲバラ、その彼の苦闘と死までを描いた作品です。 ~STORY~ キューバ革命に多大な功績を残し国際的な名声を得たチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)。 自分を必要とする場所へ身を投じるという信念を揺るぎないものにしていたゲバラは、カストロに“別れの手紙”を残し、ウルグアイ人ビジネスマン“ラモン”に扮したまま家族に別れを告げ、新天地ボリビアへと向かう。 南米ボリビアはアメリカの支援を受けるバリエントス大統領の独裁政権下にあった。ゲバラはゲリラ部隊と共に再び革命の戦いへ身を投じた。 しかし戦いは思うように進まなかった。すべての人の自由と平等のために闘うひたむきなゲバラだったが、ボリビア共産党の協力も得られず、やがてアメリカに援護された政府軍に圧倒され窮地に追い込まれていった…。 希望を感じる事のできた前作とは違い、結末を知っているだけに物語の初めから重い気分で鑑賞しました。 変装して家族に別れを告げるシーンから既に胸が苦しい感じで…ボリビアの山中で奮闘しているゲバラの姿を見るのが辛い気分でした。 映画のつくりとしては…特別エピソードなどを誇大表現したりするわけではないので、興味の薄い人にとっては、やや淡々と描きすぎに感じるかもしれませんし、物足りなさを感じる方もいたかも知れません。 ただ自分にとっては、淡々と描くことによって逆に死に向かう時間の重みが感じられて、個人的には結構気に入りました。 ベニチオ・デル・トロ…やっぱりいいですね~。感情を思いっきり表すような役柄と違うのでかなり難しいと思うんですが、難なくこなしていた感じです。 この映画を観てもう少しチェ・ゲバラの事を知りたくなって、本なんぞも買ってみました。 映画を観る前には、名前と簡単な略歴しか知らなかったんですけどね(笑)。来日された事もあったそうで…色々と見方が変わりました。 上映中は映画の世界にどっぷり浸れる、そして映画は終わっても何かの新たな興味につながる…だからそんな事も含めて映画って面白いんでしょうね。 ↓にほんブログ村ランキング参加中!(のはず…消えてなければw) 応援クリック、宜しくお願いします。 ■チェ 39歳 別れの手紙 CHE: PART TWO/GUERRILLA 2008年・アメリカフランス/スペイン 監督:スティーヴン・ソダーバーグ オフィシャルサイト(2009年月10月現在)… http://che.gyao.jp/ 【20%OFF!】チェ ダブルパック(「チェ 28歳の革命」&「チェ 39歳 別れの手紙」)(DVD) チェ コレクターズ・エディション(「チェ 28歳の革命」&「チェ 39歳 別れの手紙」)【Blu-ray disc 専用】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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SCARECROWさんしばらくお休みされてたんですね。
最近、楽天ブログの方を自分のアップはしても、あまりチェックをしていなかったので知りませんでした。 すみません。。。 デル・トロって本当にいろんなキャラクターに化けますよねー。 難なくこなしていたように見えるって、本当にその通りですよね。 (2009.10.06 21:57:45)
★しんぽん★さん、こんばんは。
すっかりご無沙汰しております。 過去にも1ヶ月~3ヶ月ぐらいサボってた事はあったのですが、さすがに半年放置は我ながら酷いと反省しきりです。 こちらこそ訪問できなくてすみません! >デル・トロって本当にいろんなキャラクターに化けますよねー。 >難なくこなしていたように見えるって、本当にその通りですよね。 今回も全く違和感なくゲバラになってましたからね。 でも前作の感想にも書きましたが、本物のゲバラのほうが格好いいかも(笑)。 いや、デル・トロも十分格好いいんですけどね。 次はどんな役柄でスクリーンに現れるか、楽しみです。 (2009.10.08 21:54:19) |