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SCARECROW'S ROOM

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映画鑑賞(映画館・08年)

2009.03.23
XML
巴


★普通の日常を過ごせる事は、一番幸せな事なんでしょうね★


余り海外に行く機会の無い自分にとって、パリという街は映画の中でしか見た事のない街です。
ただ、昔からこの街を舞台にした映画はとても多く、それは時にはロマンティックであり、時にはユーモアに溢れ、時には厳しい現実であり…色々な姿のパリの姿を見せてくれます。

2年ほど前に「パリ、ジュテーム」というパリを舞台にしたオムニバス映画を観ました。
「パリ、ジュテーム」は数分の短編が18作品集まったもので、現実的な話から寓話まで色々なジャンルの作品でパリの姿を表していました。
あの映画はあの映画でなかなか面白い作品ではあったのですが、より現実的にパリで生きる人々の日常とその交差を描いているのが、この映画『PARIS(パリ)』です。

余命わずかな青年の目を通して、その青年と姉を中心にパリの日常風景を描いた群像劇です。


~STORY~

ムーラン・ルージュの元ダンサー、ピエール(ロマン・デュリス)は心臓病で余命わずかだと告げられる。助かる方法は心臓移植しかなく、その成功率は40%。彼は移植提供者を待つ日々を静かに過ごすことを選ぶ。

そんなピエールを案じて姉のエリーズ(ジュリエット・ビノシュ)が同居を始める。ソーシャルワーカーとして働きながら3人の子供を育てる彼女にとって日々はせわしなく、ただ過ぎていくもの。もう若くないと人生を楽しむことを諦める姉に「生きているんだ。人生を謳歌しなければ」とピエールは言う。

ピエールの今の一番の楽しみはアパルトマンのベランダからパリの街を行き交う人々を眺めることだ。

ピエールの向かいに住む美しいソルボンヌの大学生、彼女と関係を持つ歴史学者、彼の弟で「お前は普通すぎる!」と言われ悩む建築家、ピエールの姉のエリーズと恋に落ちるマルシェの八百屋、いつも文句ばかり言っているパン屋の女主人、日々を刹那的に楽しむファッション業界の女たち、カメルーンからの不法移民…パリという街の中で、一見接点のない彼らの日々が、そこでは静かに交差していた…。



静かな作品ですが、とても心に沁みる良い作品でした。
群像劇なので、メインとなる(主人公と言っていいのかな?)姉弟のエピソードの他にも、色々な登場人物の日常が上手く描かれていて、パリに暮らす人々の本当の日常の中に自分が入り込んだような…そんな気持ちにさせられる映画です。

とはいえ…そこはパリの魅力(行った事もない癖に言う台詞じゃないですけど…)、日常のありふれた出来事も、厳しい現実さえも、なぜか凄く魅力的なんですよね。

そんなパリという街を、そこに暮らす人々を静かに見つめるピエール。彼を優しく見守る姉のエリーズ。
二人の気持ちがじわっと伝わってきて、観ている方の気持ちまで温かく優しくなってくる…そんな気がしました。

そして、ピエールのモノローグが印象的でした。

『これがパリ。誰もが不満だらけで、文句を言うのが好き。皆、幸運に気づいていない。歩いて、恋して、口論して、遅刻して、なんという幸せ。気軽にパリで生きられるなんて。』



 □余談□
 
 「観ている方の気持ちまで温かく優しくなってくる…」なんて書きましたが…
 実はこの映画を観にいった時(12月下旬)、なんと映画館の暖房施設が壊れていまして…。
 使い捨てカイロの配布と、ブランケットの貸し出しはあったんですが、滅茶苦茶寒かった!
 膝に掛けても寒いので、体全体を包みながら鑑賞してました。

 
 でも…そんな寒い中で観てもあたたかい気持ちになれたので…
 良い映画だったと思います(笑)





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■PARIS(パリ)
  PARIS
  2008年・フランス
  監督: セドリック・クラピッシュ

  オフィシャルサイト(2009年3月現在)… http://www.alcine-terran.com/paris/







Last updated  2009.03.23 22:16:37
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2009.03.21
嘘


★こんな時代だけど、最後は「信頼」が大切なんでしょうね★

長いことブログをサボっているうちに、気付けば当ブログも2周年(3月20日)を迎えていました。
でも記事数は今回でようやく100本(映画レビュー以外のネタも含めて…)。
これって、毎日更新されている方だったら3ヶ月ちょっとで達成する量ですよね。
もう、いかにサボっている期間が長いかがよくわかります…反省…。

ってなわけで、映画レビューに関してはなんと1月9日以来の更新(あちゃ~っ!)。
本日のお題はリドリー・スコット監督の『ワールド・オブ・ライズ』です。
この作品を映画館で観たのは…昨年(2008年)の12月。かなり記憶もあやふやになってきています…。


さて、何から書き始めましょう。
いつもならここで、映画に関連する前振りなんかを書いたりしているんですが、これ以上ダラダラと書くと余りにも前置きが長くなっちゃいますので、とりあえずいきなり本題を。う~ん、手抜きっぽいなぁ(笑)。

『ワールド・オブ・ライズ』、CIAの若き工作員が、中東を舞台に大規模なテロ組織を追跡する姿を描くサスペンス・ドラマです。


~STORY~

CIA随一の工作員ロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)は、世界中を飛び回り各国の情報網の中枢に潜入し、死と隣り合わせの危険な任務に身を削っていた。
彼の上司であるベテラン局員エド・ホフマン(ラッセル・クロウ)は、平和な自宅や安全な本部から電話一本で命令、部下の意見は冷酷に無視する。
二人は国際的テロ組織のリーダー、アル・サリームを捕獲するという重要任務にあたっていた。しかし彼はまったくの謎のベールに包まれ、足跡すら容易に残さない。

ある日フェリスが得た情報から、アル・サリームの隠れ家と思しき家を発見。ヨルダンに向かったフェリスは、ヨルダン情報局の責任者、ハニ・サラーム(マーク・ストロング)に協力を要請する。
一度はハニ・サラームの信頼を得たフェリスだったが、ホフマンが勝手に実行した工作が裏目に出て、アル・サリームの隠れ家は燃やされ、ハニ・サラームの信頼も失ってしまう。

衝突するフェリスとホフマン。
味方でさえも信頼できない、欺かなければならない…そんな中フェリスは、ホフマンにある作戦を提案する…。




『どっちの嘘が、世界を救うのか。』
この宣伝コピーを聞いて予告編を見た感じでは、ディカプリオとラッセル・クロウの騙し合いがメインのドラマかと思っていたのですが(まぁ対立はしてるし、騙し合いもしているけど…)、ちょっと内容は予想外の話でした。まぁ良い意味で裏切られた、という感じでしたが。

最新テクノロジーを駆使した情報戦、と思いきや、皮肉な事にそれをかき回すのも重要な鍵を握るのも「人脈」というアナログな方法。これは現在のアメリカに対する大いなる皮肉と言ったところでしょうか?

安全な地で、子供の世話なんかをしながら携帯で片手間のように指示だけを出す俗物チックなホフマン(ラッセル・クロウ)の描写はその象徴ともいえるなかなか面白い描き方でしたし、他方で人脈と信頼を前面に情報戦を制するヨルダン情報局のハニ・サラーム(マーク・ストロング)は、なんというかこの映画の美味しいところを全部持っていってしまった程に魅力的な人物像になっていました。

その間で右往左往する羽目になるフェリス(レオナルド・ディカプリオ)は、主役ではあるし存在感は充分なのですが(演技も悪くはなかったけど)、スパイ任務中なのに海外で女性に入れ込んじゃったり(ダメです、もっと冷酷でなきゃ…笑)、ピリっとしているんだかしていないんだか…大怪我もして拷問にも耐えて頑張ってた割には、ちょっと役柄設定的に気の毒な感じも…。


さてさて、主役の一人ラッセル・クロウ。
この映画の為に20キロの増量をしたそうで、嫌な上司にぴったりの風貌になってました。
残念ながらその話を知らない方達に「いつの間にか単なるメタボ親父になっていてびっくり」なんてレビューを書かれちゃっていたのは、ちょっと気の毒ですが(笑)。

レオナルド・ディカプリオは、ちょっと最近同じような役柄が多くなったのは気のせい?
悪くはないんですけどね、眉間に皺よせて戦うような姿ばかりを観ている気がして…。今後は全く違う役柄も期待してます。

ハニ・サラーム役のマーク・ストロング。先程も書きましたが、この映画で一番美味しい役柄でしたね。主演二人が霞んでしまったのは演技力なのか役柄設定なのか(笑)。今後の作品に注目したいところです。


ストーリー的には特別目新しい訳ではないのですが、緊迫感もあってなかなか楽しむ事ができた作品でした。




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■ワールド・オブ・ライズ
  BODY OF LIES
  2008年・アメリカ
  監督: リドリー・スコット

  オフィシャルサイト(2009年3月現在)… http://wwws.warnerbros.co.jp/bodyoflies/







Last updated  2009.03.21 22:18:45
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2009.01.09
銀


★盗まれて一番困るのは「お金」よりも「秘密」なんですよね…★


強盗や泥棒が主人公の映画ってのは過去にも現在にも数えきれないぐらい多く作られてきました。

実際に自分の身近で起こったことであれば「なんて不道徳な…」と大抵の人は眉を顰めるはずなんですが、なぜか不思議な事に映画の世界ではヒーローだったり、その手際の良さに感心したり…何故なんでしょうね(笑)。
まぁ、映画はある種の「おとぎばなし」ですからね。

しかしこれが「実際に起きた事件」となると、「おとぎばなし」のように綺麗なだけじゃ済まない展開になってしまいます。
それはそれは驚くほどに生々しくって…いや、事件そのものがというより、その裏側にあるものが生々しいんですが。

さて、本日の映画は『バンク・ジョブ』
イギリスで1971年に実際に起きた銀行強盗事件を題材に描かれたクライム・サスペンス映画です。
この事件で暴かれたもの…それは生々しい人間達の欲望でした。う~ん…世の中は恐ろしい…。

犯人達の事???
いえいえ、犯人たちよりも「被害者」たちの欲望はもっと恐ろしいものでした。



~STORY~


1971年ロンドン、英国全土を揺るがす一大事件が発生した―

イースト・ロンドンで中古車店を経営するテリー・レザー(ジェイソン・ステイサム)。店の経営は安定せず、借金取りに追いたてられる冴えない毎日を送っていた。
そんなある日、昔浅からぬ付き合いのあったモデルのマルティーヌ(サフロン・バロウズ)から呼び出され、思いがけない話を持ちかけられた。ベイカー・ストリートにあるロイズ銀行が、装置交換のために約一週間、警報が解除され無防備になるというのだ。

大金が収められた銀行の地下貸金庫を襲うという、安全確実な銀行強盗の計画…余りに美味しい話に疑いを抱きつつも、テリーは仲間を集めた。

一味は銀行の二軒先の店を借り、内装工事を装いながら地下を掘り進み、遂に計画を成し遂げた。しかし貸金庫に預けられていたものは大量の現金や高価な宝石だけではなかった。
そこには英国王女マーガレットの乱交現場の写真をはじめ、政府高官の秘密の写真、マフィアと警察の癒着がわかる裏帳簿など、決して世間には知られてはならない様々な“秘密”が保管されていた。

テリーとその仲間たちは自分達の身が危険に晒された事に気づくが…。




これは面白い作品でした。
「事実は小説より奇なり」なんて使い古された言葉を出すのもなんですが、まず映画ウンヌン以前に「事件」そのものが題材として非常に面白いです。
お金は盗まれてもまた稼ぐことはできるけれど、「秘密」を盗まれるのって人生の破滅にも繋がりますからね~。
小市民の自分にさえも、人様に言えない秘密の一つや二つはぐらいはあるんですが(ここには絶対に書けません!)、ましてや地位のある人々にとっては地獄への滑り台に乗ったようなものですから…。

そしてこの映画は、そんな面白い題材を下手な出し惜しみをせずにテンポよく描いていきます。
事件に関わってくる人物(登場人物)は結構多いのですが、描き方もわかりやすいので、頭が混乱することもなく安心して映画に没頭できました。


主人公のテリーを演じたジェイソン・ステイサム、お得意のアクションシーンはほとんど無いのですが(ちょっとだけ見せ場もあります)、仲間思い&家族思いの良い奴(強盗犯人だけど…)を魅力的に演じています。車もいつもより安全運転(笑)。


ちなみに、実際の事件の真相は2054年まで機密となっているそうです。
この映画にアドバイスを与えた事件の関係者曰く「9割は事実に近い」そうですが、どこまで真相に迫れているんでしょか?
もっともっと凄い事実が隠されているんでしょうか?

う~ん…知りたい!

でも真相が明かされるのは45年後…自分は84歳になっちゃってます。
頑張って長生きしなきゃ(笑)




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     ■バンク・ジョブ
      THE BANK JOB
      2008年イギリス
      監督: ロジャー・ドナルドソン

      オフィシャルサイト(2009年1月現在)… http://www.bankjob.jp/






Last updated  2009.01.09 23:37:31
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2009.01.02
競


★緊張感溢れるレースシーンは見応えがあります★


謹賀新年

あけましておめでとうございます。本年も当ブログを宜しくお願いします。
更新の遅さには定評がありますが(???)今年こそは早い更新を目指したいと思っております。
どうか見捨てないでください(笑)



ってなわけで…2009年になりましたが、しばらく2008年の劇場鑑賞作品のレビューが続きます。

映画をチョイスする時、(一部の好きな監督を除いては)特に監督に拘らずにチョイスすることが多いので、後になって振り返ると結構片寄りがあったりするんですよね。有名監督の作品を全く観ていなかったり…。

『デス・レース』の監督であるポール・W・S・アンダーソン監督なども有名なんですが、実は作品を一度も鑑賞したことがありませんでした。『バイオハザード』シリーズも全く観ていないし、『エイリアンVS. プレデター』さえも観ていない…。こんな事もあるんですよね~。

この作品の元ネタ『デス・レース2000年』も未見なのですが、予告編がなかなか面白そうだった事と、ジェイソン・ステイサムの新作という事で、映画館に行ってきました。

脱獄不可能の刑務所で繰り広げられる“死のレース”へ出場を決意する、無実の罪で投獄された男の戦いを描くアクション映画です。



~STORY~


2012年の近未来、アメリカの経済は破綻し、失業率も犯罪も増加の一途をたどり、刑務所は囚人を収容しきれなくなった為、運営を民間へ委託していた。

その中でも凶悪な犯罪ばかりを収容している孤島の刑務所ターミナル・アイランドでは“デス・レース”を開催し、インターネット中継によって世界中の人々を熱狂させ大きな収益を上げていた。そのレースは囚人がドライバーを務め、美女揃いの女囚人がナビゲーターをつとめ、マシンガン搭載の改造車を駆って刑務所内のコースを3日間の行程で競い、一着でゴールした者が勝者となる命懸けのレースだった。そして5勝を挙げた者には自由が与えられる…。

元レーサーのエイムズ(ジェイソン・ステイサム)は製鉄所で働きながら、妻と幼い娘と3人で、貧しいながらも幸せな生活を送っていた。しかし製鉄所が閉鎖され職を失ったその日の夜、エイムズはキッチンで倒れている妻を発見、駆け寄ったところ何者かに襲撃され意識を失ってしまう。再び気が付いた時には警官に囲まれ、側には血塗れで横たわる妻、そして自分の手には血塗れのナイフが握らされていた。

妻殺しの濡れ衣を着せられたエイムズは、ターミナル・アイランドに収容される。そこで冷酷な女刑務所長ヘネシー(ジョアン・アレン)から、ある交渉事を持ちかけられる。それはデス・レースで4勝を挙げていたがレース中に死亡事故を起こしてしまった覆面の人気レーサー「フランケンシュタイン」のふりをして、デス・レースに参加することだった…。




予想以上に楽しめた作品でした。
設定から想像したのは「もっと荒唐無稽な作品かな?」という印象だったのですが、リアルな面はリアルに、(レースシーンなどの)アクション面は派手に、といった具合にメリハリが効いていて、結構素直に物語世界に入って行く事ができました。

ドラマ部分に関しても(先の見える展開ではありますが)、女刑務所長ヘネシーを演じたジョアン・アレンの憎らしさがなかなか素敵で(笑)良かったです。彼女の存在がドラマ部分では大きかったですね。

若干惜しい点を挙げるとするならば、レース部分はしっかり時間をかけて描かれていたのに、映画のクライマックス部分がやや短時間にまとめられちゃっていた感じがしたので、その辺りの時間配分が惜しかった気はしました。
そうは言っても、全体的に見れば楽しめる作品になっていて良かったと思います。


出演者について…

エイムズの相棒である美人ナビゲーター・ケースを演じたナタリー・マルティネス。これが映画デビュー作って事ですが、なかなか魅力的な女優さん。今後の活躍が楽しみです。

ライバルのマシンガン・ジョーを演じたタイリース・ギブソン。最近はシンガーとしてよりも映画出演が多くなっちゃってますが、悪役が板についていい感じです。

最後に主演のジェイソン・ステイサム。2008年はこの作品も(多分この次にブログ更新予定の)『バンク・ジョブ』も良かったので、当たりの年だった感があります(2007年の『ローグアサシン』はちょっとどうかと思いましたが…笑)。
次の公開作品は待ちに待った『トランスポーター3』かな? とても楽しみです。




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  ■デス・レース
   DEATH RACE
   2008年アメリカ
   監督: ポール・W・S・アンダーソン

   オフィシャルサイト(2009年1月現在)… http://www.deathrace.jp/






Last updated  2009.01.02 16:51:10
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2008.12.31
弾


★これは「拾いモノ」の作品でした。★


「ふ~ん…ポール・ウォーカーの新作映画か…」と思って何気に製作年度を見たら、2006年の製作(全米公開が2006年2月)。って事は昨年(2007年)公開されて悪評高かった『ボビーZ』(個人的には結構楽しめたんですが、世間の評価はボロボロでしたw。あっ、そういえば昨年鑑賞したのにブログにまだアップしてなかった…)よりも前の作品なんだ…。で、フィルモグラフィーを確認したら、同じ年度の『父親たちの星条旗』よりも前の出演になってる…。

う~ん…どれだけ寝かされたんだ…。

これは面白くないから日本公開が遅れたのかなぁ…などと考えながら散々迷って映画館に足を運んだら、思いの外に面白い作品でびっくり。
まぁ確かにアメリカでもヒットしたとは言い難い映画なので、これは遅れてでも公開してくれた日本の映画会社を褒めるべきなんでしょうか?

今回のお題は『ワイルド・バレット』。
クエンティン・タランティーノにも大絶賛されたウェイン・クラマー監督のサスペンス・アクション映画です。



~STORY~


イタリアン・マフィアの組織に所属するジョーイ(ポール・ウォーカー)の仕事は「殺し」に使用された銃の後始末。そんなある日ボスの息子トミー(ジョニー・メスナー)が、麻薬取引の場に乱入してきた警察官を射殺した銀のリボルバーの後始末を頼まれる。

しかし、自宅の地下に隠し置いていたその銃を、隣の家に住むロシア系の少年オレグ(キャメロン・ブライト)が持ち帰ってしまう。

そしてその夜、オレグ少年がその銃を使い、日頃から虐待を繰り返す義父に向けて発砲し逃走するという事件が発生する。

もしもこの発砲事件で銃から足がついたらジョーイの命はない。ジョーイはオレグと共に消えた銃の行方を追い始めるが、オレグの父親がロシアン・マフィアと関係があったことから、警察に加え、イタリア系、ロシア系双方のマフィアからも追われる身となってしまう…。




ウェイン・クラマー監督作品は日本で初公開…って事で、比較対象がないので何とも言えませんが、「映像(撮り方)に拘りがある感じなの監督さんなのかな?」という印象を受けました。映像を観た感じにも、内容的にもなかなか面白い作品でした。
エンドロール部分のアニメーションも印象的でした。

一丁の銃の行方と巻き込まれる人たちのドラマ…というストーリー展開自体は、決して新しいものではないのですが、映像・映画のスピード感・現代社会の暗部…などが上手く絡み合って、みごたえがある映画になっています。まぁラストの展開は良くも悪くも「アメリカっぽい」終わらせ方で若干惜しい点でもあるのですが、それでも及第点でしょう。

同監督、今年はハリソン・フォード主演のサスペンスドラマを撮っていますので(公開は来年以降かな?)、そちらもちょっと楽しみです。


さて、話はこの映画に戻って…主演のポール・ウォーカー、今までとはイメージも違った役柄でしたが、なかなか好演でした。出演作品の出来不出来が結構極端なイメージなんですが、なぜか良作は余りヒットしない…この映画は当たってほしい映画だったんですけどね~。
それなりに人気も知名度もあるのに、いまひとつブレイクしきれないのはそのせいなんでしょうか???

隣の家に住む少年オレグを演じたキャメロン・ブライト。芸達者な子役さんですね。顔は怖いけど(笑)。将来、どんな俳優さんになるのか楽しみです。

残念ながら日本での上映館は極端に少なかったのですが、まだこれから上映される地区もあるみたいですので、機会があったら観て欲しい作品です。



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    ■ワイルド・バレット
     RUNNING SCARED
     2006年・ドイツ/アメリカ
     監督: ウェイン・クラマー

     オフィシャルサイト(2008年12月現在)… http://www.wild-bullet.jp/







Last updated  2008.12.31 02:20:05
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2008.12.30
トロ


★個人的には大好きです。でも万人受けはしないかも…★


以前、何かの作品でも書きましたが、海外のコメディ映画って、日本では微妙なんですよね。
それぞれの文化で笑いのツボが違う事が一番大きいでしょうし、時事ネタのブラックジョークなどは他国では通じにくいし、ハリウッド映画などは過去の作品のパロディも多いので、普段洋画を観ない方なんかには「?????」って感じだったり…。

で、本日のお題『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』についても、色々な方の映画評を見ていると、「面白い」という評価も多いですが、逆に「ちっとも笑えなかった」という評価も結構多い…。

個人的にはツボにハマったんですけどね~。確かに万人受けはしないかも…。



~STORY~

1969年のベトナム戦争の最前線で、アメリカ人兵士ジョン・“フォーリーフ”・テイバック(ニック・ノルティ)は、英雄的な活躍をしたという伝説を残した…。
そして、彼の書いたベトナム戦争回顧録『トロピック・サンダー』が映画化されることになった。

落ち目だが甘やかされているアクション俳優タグ・スピードマン(ベン・スティラー)にとっては返り咲きの大きなチャンス。人気アクションシリーズ『スコーチャー』も終わってしまい、アカデミー賞を狙った感動作『シンプル・ジャック』で知的障害者を熱演するも酷評を浴び、この映画に賭けていた。

コメディアンのジェフ・ポートノイ(ジャック・ブラック)はコメディ映画シリーズ『ザ・ファッティーズ』で人気があったが、売りである「オナラ芸」以外にも芸域を広げようとしていた。

オーストラリア人の過剰な演技派俳優カーク・ラザラス(ロバート・ダウニー・Jr)は5度のアカデミー賞を獲っていたが、今回は新たなる挑戦ということで、黒人軍曹に扮する為に皮膚を黒くする手術をうけるという徹底ぶりだった。

そしていよいよ撮影が始まったが、爆破オタクの特殊効果マンや我儘な俳優たちのせいで撮影はなかなか上手くいかず、撮影開始から5日間にして予算オーバーとなってしまう。困り果てた監督のデミアン(スティーヴ・クーガン)は、原作者テイバックの助言により、東南アジアのジャングルで撮影を再開することに。しかし、そこは凶悪な麻薬組織が支配する「黄金の三角地帯」であり、本物の戦場というべき超危険地帯だった…。




グロ系、おバカ系が苦手な方にはちょっと辛い作品ですが、面白い作品でした。
パロディやタイトルなどで数々出てくる他の映画については、もちろんすべて観ている訳じゃないですが、わかる範囲内でも十分楽しめました。カメオ出演で色々な俳優さんも出てくるし、そういった意味でも楽しめました。

あっ、とりあえず世間を騒がせた「大物俳優」についてはコメント割愛。
もう色々な所に書かれちゃってるんで、今更名前を伏せても仕方ないんですが(苦笑)、まだネタばれを読んでいない、これからDVDなどで観る方の為に、ここではスルー。


この映画で一番のツボは、世間でも評価の高いロバート・ダウニー・Jr。いや~、こういう役柄も演じちゃうんだ…と「アイアンマン」以上に驚いたんですが(アイアンマンでさえ驚きだったのに)、それがまた思いっきりハマってるところが凄い…。本職のベン・スティラーもジャック・ブラックもかすんじゃうぐらいです。

最初にポスターを観た段階(ストーリーも知らない段階)では「名前は出てるけど…どれだ??」って感じだったんですけどね。おまけに俳優カーク・ラザラスの「元の姿」さえも本人とは全然違う。もう…この人はいったい何者なんでしょう(笑)

そういえばこの映画の海外サイトでは、主演三人の映画での役柄名でホームページまで開いちゃってたり、遊び心も満点。
でも今の時代ならではのお遊びですよね~。10数年前には考えられない宣伝(遊び)ですからね。

お遊びついでに戦争映画の『トロピック・サンダー』本編や、この映画に出てくる『スコーチャー』などの本篇も作っちゃえばいいのに…って何十億かかるか知りませんが(笑)。



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  ■トロピック・サンダー/史上最低の作戦
   TROPIC THUNDER
   2008年・アメリカ
   監督: ベン・スティラー

   オフィシャルサイト(2008年12月現在)… http://www.shijosaitei.jp/








Last updated  2008.12.30 15:22:32
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2008.12.19
S


★本来の趣旨と違う意味で、なんだか「妖しい」作品です★


イニシャルには苦い思い出があります…。

と、本名も明かしていないブログでこんな事を言っても「はぁ???」と思われるだけなんですが…。

中学・高校生の頃、自分のイニシャルを言うのが凄く嫌でした。
なぜなら…自分の本名って名前が『さ行』、名字が『ま行』なんですよ、はっはっは。
日本式に「名字→名前」なら問題ないんですけどね、外国式に「名前→名字」にするとさぁ大変(笑)。

よくからかわれましたよ~。
もっとも、恥じらいを忘れる年頃(?)になると「これは使える!」と、自分からネタにしてしまったりしたんですけどね。人間、年を重ねると図太くなるものです。ついでにお腹周りも太くなる…(涙)。

そういえば昔、某男性アイドル(現在では既に50歳過ぎてる方です)が「好きな本は?」と訊かれ、SFですと言おうとしたのに間違えて「SMです」と言ってしまった有名な事件もありましたね~(確かザ・ベストテンでの出来事でしたよね!?)。


…と、まぁそんなどうでもいい話はこれぐらいにして、本日のお題は『彼が二度愛したS』。
孤独な会計士の男が、セレブな弁護士との出会いをきっかけに罠に落ちていくサスペンスドラマです。




~STORY~


ニューヨークに住む真面目だけが取り柄の会計士ジョナサン・マコーリー(ユアン・マクレガー)は、親しい友達もおらず、仕事場と家を往復するだけの退屈すぎる人生を送っていた。

そんなある日、監査員として派遣された大手法律事務所で弁護士のワイアット・ボーズ(ヒュー・ジャックマン)と知り合い、意気投合する。
抜群のルックスとユーモア溢れる会話で瞬時にジョナサンの心に入り込んだワイアットは、ジョナサンとは対照的にセレブを絵に描いたような優雅な生活を送っていた。
ジョナサンは自分とはかけ離れた世界に住むワイアットという新しい友人を得たことで、今までのつまらない日常に変化を感じ心が躍った。

ある日、二人で食事をした際、お互いの携帯電話を取り違えてしまう。そんな偶然からジョナサンは、ワイアットが入会していた会員制秘密クラブの存在を知ってしまう。
エグゼクティブの男女がお互い名前も聞かずに関係を持つことができる秘密クラブ…ジョナサンは美女との一夜限りの関係にのめり込んでいく。

そしてある時、ジョナサンに運命的な出会いが訪れる。それはかつて地下鉄で見かけて一目惚れした女性。
ジョナサンは名前が“S”から始まることしか分からないその女性(ミシェル・ウィリアムズ)にのめり込んでゆくが…。




「Are You Free Tonight?」の一言でセレブな男女が一夜限りの相手を見つけられる…映画の中の作り話じゃなく、実際にアメリカにはこんな秘密クラブが存在するらしいです(映画パンフの解説によると…)。う~ん…アメリカ、恐るべし…。

そんな事はともかく…真面目に映画の感想を書くと、映画の導入部はかなり興味を惹かれる感じでした。ただしそれを過ぎちゃった後は、割と先が読める展開だったんですけどね(笑)。
でも妖しい雰囲気を味わえるという意味では、なかなか楽しめた作品です。

主演のユアン・マクレガー&ヒュー・ジャックマンは結構いい味出していて良かったですね。
ただ…肝心の「S」さんを演じたミシェル・ウィリアムズが今一つ魅力不足な感じが…。

物語後半のミシェル・ウィリアムズは決して悪くないんですが、どうもジョナサンを虜にする魅力的な女性って感じに見えないんですよ。どうしても頭に浮かぶのは『ブロークバック・マウンテン』な感じ。

しかもジョナサンって大好きな「S」さんを見る目よりも、ワイアットを見る目の方が輝いてるんですよね(笑)。
まぁそりゃワイアットはセレブでイケメンで、ジミメン(?)から見たら凄く羨ましい存在なんですけどね。そして(すいません、ちょっとだけネタバレになっちゃいますが…)ワイアットもジョナサンを自分にひきこまなきゃならない事情があるので、優しく親切に近づいてくるんですが…、なんていうか『太陽がいっぱい』な感じ。

う~ん…映画の趣旨と違う意味で妖しい…。

そんなわけで…もう少し魅力的な「S」さんだったらなぁ~と、ちょっと惜しい作品でした。
嫌いな作品じゃないんですけどね。




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  ■彼が二度愛したS
   DECEPTION
   2008年・アメリカ
   監督:マーセル・ランゲネッガー

   オフィシャルサイト(2008年12月現在)… http://www.2s-movie.jp/







Last updated  2008.12.20 14:22:20
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2008.12.15
目



★ケ~セラ~セラ~、なるように~なる~★


映画を色々観ていると「あ~、このシーンってどこかで観たような気が…」とか「これってあの映画からヒントを貰ったんだろうな~」などと思う事が結構あります。

意図的に他の映画のシーンを使ったもの、或いはたまたま似てしまったもの、或いは…(以下自粛…笑)。
原因は色々ありますが、そんなシーンを見つけた時は、思い出した映画を観たくなったりして、個人的には楽しみを見つけた感じで、結構嬉しくなっちゃったりします。(パクリだ~!と怒りに震える方もいらっしゃるでしょうが…)

本日のお題『イーグル・アイ』

これは色々な映画がごっちゃになったような作品で、怒りの余りに低評価な意見も結構あるのですが、個人的には「あっ、ここはこの映画だな」と、楽しみが幾つも見つけられた作品でした(笑)。


面識のない男女が、謎の女による脅迫で追い詰められてゆく恐怖を描いたアクション・スリラー映画です。



~STORY~

シカゴのコピーショップで働くジェリー・ショー(シャイア・ラブーフ)に、実家から連絡が入る。彼の双子の兄弟で、空軍の広報室長をしていたイーサンかが交通事故で亡くなったという知らせだった。

葬儀が終わりシカゴの自宅に戻る途中、ジェリーは残高を確認しにATMに立ち寄る。空の筈の口座には75万ドルもの大金が振り込まれていた。さらに、自宅には、組立式の軍事用機材が届いていた。呆然とするジェリーの携帯電話に、見知らぬ女から電話が入る。「あと10秒でFBIが来る。逃げなさい。」
何がなんだかわからぬまま、ジェリーは逃げる間もなく逮捕されてしまう。

FBIの取調室に連行されたジェリーは、エージェントのトーマス・モーガン(ビリー・ボブ・ソーントン)に無罪を主張するが、テロとの関与を執拗に疑われる。偶然ひとり部屋に残された彼の元に、先ほどと同じ女性から着信が入った。彼女は、ジェリーのいる部屋を窓ごと破戒し、そこから飛び降りろと指示する。なすすべもなく、指示に従い、逃亡するジェリー。

一方その頃、シングルマザーのレイチェル・ホロマン(ミシェル・モナハン)は、8才になる息子のサムを、ワシントンDCのケネディ・センターで開催されるコンサートに向けて送り出していた。
その後、女友達と久々に羽を伸ばしている最中に携帯電話が鳴り、知らない女性からの不可解な着信を受ける。
通りにあるモニターに息子の映像が映し出され、指示に従わなければ息子を殺すと、その声は告げた。

ジェリーとレイチェルは謎の声の指示で、路上に止めてあった車に乗り込み顔を合わす。
面識のない2人は互いに警戒心を募らせるが、ジェリーは追ってきたFBIから逃れる為に、レイチェルは息子の命を救う為に、謎の声の指示に従うしかなかった…。




上のストーリーだけでは良くわからないかもしれませんが、内容的には『知りすぎていた男』に『2001年宇宙の旅』や『マイノリティー・リポート』をちょっと足して、エッセンスに『北北西に進路を取れ』を振りかけたような作品…と言えば、それらの作品を観た事のある方にはわかりやすいかも知れません(観た事のない方には何のことやらわからないですよね…スミマセン!)。

演奏シーンなんてもろ『知りすぎていた男』だもんなぁ~(これって或る意味ネタバレ書いちゃったかも??)。

D・J・カルーソー監督の前作『ディスタービア』は「21世紀の『裏窓』だ」なんて言われましたが、この監督、ヒッチコック作品が相当好きなんでしょうね~。なんだかニヤニヤしながら映画を観ちゃいました。次回作はどの作品を引っ張ってくるんだろう? 

さてさて、そんなごっちゃ混ぜ作品と言う事で、個人的にはそれなりに楽しめる作品ではありました。但しオススメはし難い作品でもあります…。

「パクリだ~!」と怒りが込み上げるタイプの方は避けた方が良いでしょう(笑)。
でも上記作品を全く観ていない方には、新鮮な驚きを感じられて面白いかも。


ところで…この映画を観ていて一番気になったのはビリー・ボブ・ソーントン演じるFBIのトーマス・モーガン。
上映中にビリー・ボブ・ソーントンの名前がどうしても出てこずに「この人、何て名前の俳優だっけ…」と上映中にずっとイライラしながら観てました。個人的にはストーリーよりもはるかに謎…。エンドロールで名前を見つけたときには、映画のラストよりも爽快な気分になりました(笑)。




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  ■イーグル・アイ
    EAGLE EYE
    2008年・アメリカ
    監督: D・J・カルーソー


   オフィシャルサイト(2008年12月現在)… http://www.eagleeye-movie.jp/







Last updated  2008.12.15 23:34:36
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2008.12.10
怪



★ミュージカルの醍醐味が存分に味わえます★


以前は映画館でリバイバル作品が上映される事も多かったのですが、ビデオ、衛星放送、DVD,ブルーレイ…と、自宅で映画が気軽に鑑賞しやすくなればなるほど、映画館でのリバイバル上映が減ってしまいました。

好きな作品を自宅で鑑賞できる事は嬉しい事ですし、自分も恩恵に与っているので文句は言えないのですが、一方で、以前のの作品を劇場の大きなスクリーンで観る機会が減ってしまったのは凄く残念でもあります。

学生の頃はよく安価でリバイバル作品を観にいっていたんですが、地元のリバイバル専門館も10年以上前に閉館してしまい、そういった時代の流れは寂しいものでもあります。シネコンの増加でスクリーン数は激増しているので、1スクリーンぐらい旧作専門に充てて欲しいんですけどね~。動員が厳しいかな?

さて…そんな中、2005年に日本で公開された『オペラ座の怪人』(製作は2004年)が、地元の映画館で行われていた「秋の名作リバイバル」なるイベントで上映されていたので、観に行ってきました。(ってか、今は12月。「秋」って間違いじゃないの??? と思われた方…間違っていません。このブログの更新が遅すぎるだけです。はっはっは。)

もっとも「秋の名作リバイバル」なるイベント(?)も、上映されていた作品はこの『オペラ座の怪人』だけだったんですけどね。映画館がリバイバルの際、苦肉の策でつけたタイトルという事が良~くわかります(笑)。




~STORY~


19世紀末のパリ、オペラ座は華やかな舞台で隆盛を極めていたが、そのオペラ座の地下には仮面をかぶった謎の怪人“ファントム”(ジェラルド・バトラー)が住み着いていた。ファントムは月給2万フランと5番ボックス席の常時確保などを支配人に要求していた。

若きコーラスガールのクリスティーヌ(エミー・ロッサム)は、自分の楽屋の裏から聞こえる謎の声を、亡き父が授けてくれた“音楽の天使”と信じ、彼の指導で歌の才能を伸ばしてきた。彼女はある時、代役として新作オペラの主演に大抜擢され、喝采を浴びる。

その抜擢によりクリスティーヌは、幼馴染みでありオペラ座の新しいオーナーとなったばかりの青年貴族ラウル(パトリック・ウィルソン)と再会。二人は再会を喜び合った。

しかしその夜クリスティーヌは“音楽の天使”の声によってオペラ座の地下深くへと誘い出される。彼女が“音楽の天使”と信じていた声の主は、実は謎の怪人“ファントム”その人だった…。





舞台版を手掛けた作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバー自身の製作による映画化という事で、ミュージカルの醍醐味が存分に味わえる作品に仕上がっております。曲が素晴らしい!

内容に関しては、怪奇小説である原作とは随所に内容が違っていますが、現代の人(?)にはなじみの深いミュージカル舞台版のテイストをそのままに、更に「ファントムの哀しき愛の物語」に重点が置かれており、とても良い映画になっています。

もう…観ていてもファントムに感情移入しまくりで、本来ヒーロー役であるはずのラウル子爵なんて添え物状態です(笑)。ウダウダしているクリスティーヌまで憎らしい(笑)。

歌に関しては、オペラ座の看板女優カルロッタ以外は吹替えなしという事で、各俳優さん・女優さんのナマの歌声が堪能できます。
特にクリスティーヌ役のエミー・ロッサムの美声は感涙モノです。
封切り時に鑑賞して、サントラCDも買って、映画のDVDも持っているのに、それでも映画館に再度足を運んだのは、エミー・ロッサムの歌声をもう一度大音響で聴きたかった…というのも理由の一つです。(他の理由は、豪華絢爛なセットを大画面で観たかったから…ってのが大きいかな?)

そしてこの映画をファントムの独壇場にしたのがジェラルド・バトラーの熱演。ってか、ファントム、格好良すぎですって。自分がもし女でクリスティーヌの立場なら、青い坊ちゃんのラウルなんかよりも苦労人でしっかりしている怪人を選んでいたでしょう(笑)。
原作小説のファンの方からは「これでいいの???」と怒られそうなほどに魅力的なファントムでした。

まぁミュージカルに関しては「突然歌いだすのが意味不明。苦手だから観ない。」なんて方も結構いらっしゃるようですが、食わず嫌いな方も、この作品ならとっつきやすいかと思いますので、機会があれば是非ご鑑賞ください。




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  ■オペラ座の怪人
    THE PHANTOM OF THE OPERA
    2004年・アメリカ/イギリス
    監督: ジョエル・シューマカー







Last updated  2012.03.30 22:12:33
コメント(10) | コメントを書く
2008.12.09
げ


★緩~い笑いを堪能できます★


アメリカのコメディ作品って、日本人からするとなかなか微妙で(笑いのツボや沸点が違うみたいで)、日本ではウケ辛かったりする事が多いんですよね。

その為か、全米で大ヒットしたのに、日本公開が見送られる作品も多いようで…。残念な事です。

この作品『ゲット スマート』を観に行った時も「大丈夫かなぁ~」と少々心配でした。

何が心配って?

映画館で周りがシーンとしている所で、ひとりだけ笑ってるのも恥ずかしいじゃないですか(笑)。
個人的にはアメリカンジョークなどにも慣れているせいか、結構笑っちゃったりするんですよ。でも結構他の人が笑ってなかったりすると「あれ?笑ってる自分がおかしいのか???」と心配になってくる…。

そんな余計な心配をしながら映画館に出かけてきました。



~STORY~


アメリカの極秘諜報機関“コントロール”。

40種類もの言語を自在に操り、テロリストたちがふと漏らした家庭の揉め事からさえも重要情報を読み取る凄腕の分析官・スマート(スティーヴ・カレル)はその優秀な分析能力ゆえに、エージェントへの昇格を見送られてしまっていた。

しかしコントロールの本部が世界征服を企む国際犯罪組織“カオス”の襲撃に遭い、スパイたちの顔と身元が全て割れてしまう事態が起こる。そこでコントロールのチーフ(アラン・アーキン)は、急遽スマートをエージェントに昇格させる。相棒は整形したばかりの美女・エージェント99(アン・ハサウェイ)。

2人に与えられたミッションは、カオスが盗んだ核物質の行方を突き止め、世界規模で進行中の破壊工作を阻止する事だったが…。




これは予想していたより面白い作品でした。
結構ベタな笑わせ方をさせるので、『昨今の日本の「お笑い」が理解できない!』とお嘆きの方でも大丈夫♪
何と言うか…「緩~い笑い」が堪能できる作品です。

主役のスマートを演じるスティーヴ・カレルの表情が凄くいいんですよね。基本的に超真面目な性格の役柄。その生真面目な表情ですっ呆けた言動をするので、ついつい笑ってしまいます。

相棒の整形美人を演じたアン・ハサウェイ。
彼女を(この映画じゃなくって)最初に観た時の印象って「あぁ~なんか消えていきそうな女優さんだなぁ…」ってイメージだったんですが(ファンの方、ごめんなさい!)、気付くと凄く幅広い役をこなす女優さんになっていて…この映画でも「超個性的」なスティーヴ・カレルの影に霞む事なく、しっかりと存在感を示していました。う~ん…、自分の見る目のなさに呆れてしまいます…。

「軽い気分で観られる楽しい映画がないかなぁ?」なんて時にはオススメの作品です。




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■ゲット スマート
  GET SMART
  2008年・アメリカ
  監督: ピーター・シーガル

  オフィシャルサイト(2008年12月現在)… http://wwws.warnerbros.co.jp/getsmart/







Last updated  2008.12.09 22:29:55
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