さて、手抜き企画第2弾。
手抜きの理由は前回ブログを参照してください(ここでも手抜きかよっ!!)
★2009年3月以降の鑑賞作品その2★
◎ある公爵夫人の生涯(2008年)
華やかな生活の裏で、夫の無関心や裏切りに苦しみながらも、自身の信念と愛を貫こうとしたジョージアナ・スペンサーの生涯を描く。
21世紀を代表するコスプレ女優(あっ、褒め言葉です)キーラ・ナイトレイ。時代物の衣装がとってもお似合いでした。
ストーリー的には下世話な言い方をすれば【昼ドラ】チックな内容ですが、キーラの熱演もあり、なかなか面白く鑑賞する事ができました。
ってか、結構この手の作品は好きなんですよ(笑)。かなり真剣に観ちゃいました。
しかしどんな環境でも、強く生きられる人っているんですよね。勇気は大切です。
◎ザ・バンク 堕ちた巨像(2009年)
巨大プライベート・バンクの陰謀を暴き、国際情勢の裏に潜む闇を描くクライム・サスペンス。
観た時にはそれなりに面白かった気がするのですが…内容をイマイチ覚えていません(笑)。
銃撃戦のシーンなんかは印象深いんですが…。
ごめんなさい…。
◎バーン・アフター・リーディング(2008年)
CIAの機密情報が書き込まれた一枚のCD-ROMをめぐり、さまざまな人々が衝撃の結末へと突き進んでいく。
この映画の脱力感は結構好きです。自分の周りでは結構ボロクソな感想が多かったんですが(笑)。
真面目に観ようとすると腹が立つかもしれません。
ポップコーン片手にまったりとご鑑賞ください。
◎ミルク(2008年)
同性愛者であることを公表して公職に就いたアメリカ初の政治家ハーヴェイ・ミルクの生き様を描く伝記ドラマ。
マイノリティーを代表する事って、考えている以上に大変なんですね。ハーヴェイ・ミルクの人生には色々考えさせられました。
ミルク役のショーン・ペンの演技は流石だったんですが、個人的にはエミール・ハーシュが凄く良くてびっくり…。
ちょっと将来が楽しみな俳優さんですね。
◎路上のソリスト(2009年)
路上に暮らす天才音楽家ナサニエル・エアーズとロサンゼルス・タイムズの記者スティーヴ・ロペスの交流を描いた人間ドラマ。
う~ん…ジョー・ライト監督の新作という事で期待していただけに、ちょっと残念な出来でした。
音楽家を演じたジェイミー・フォックスはかなりの熱演だったし、記者役のロバート・ダウニー・Jrも悪くなかった。
実話ベースという物語も、内容としては悪くなかったんですが、どうも単調でいまひとつ入り込めなかった…。惜しい。
◎夏時間の庭(2008年)
母から遺された貴重な美術品を整理する兄妹たちの姿を中心とした人間ドラマ。
これまた惜しかった作品。
主題は悪くないし、こういった静かな作品の作風も好きなんですが、もう少し脚本がなんとかならなかったかなぁ~。
年齢的にこの兄妹たちの気持ちはそれぞれ分らなくもないので、ちょっと身につまされる思いでした。
ラストの孫娘のシーンは良かったです。
◎ターミネーター4(2009年)
類滅亡を意味する“審判の日”から10年後の2018年を舞台に、30代となったジョン・コナーが人類軍の指導者となり、機械軍の支配する世界に立ち向かう。
前作で「あちゃ~…」と思ったので、期待と不安の混じった今作。
なかなか面白い作品になっていたので安心しました。
確かに「ターミネーター4」というよりは、「ジョン・コナー1」と言った方が合っているので、シュワファンの方には微妙だったかも知れませんが、物語単体として良くできていたと思います。
「T2」が好きだった人より、第1作が好きだった人の方が楽しめるんじゃないかな?
◎スター・トレック(2009年)
カーク船長やスポックたちの若き日を描くスペース・アドベンチャー。
スター・トレックに関しては多くを語れない自分。劇場版の前シリーズで観たのはたったの2作。映画館で観たのは1作(「故郷への長い道」)のみ。
しかしそんな自分でも十分楽しめたのが今回の物語。リメイクじゃなくUSSエンタープライズの搭乗員たちの若き日を描いた物語。
ストーリー的には「青春ドラマ」の王道なんですよね。でも面白かった。続編が是非観てみたいと思う作品です。
◎愛を読むひと(2008年)
21歳も年上の女性と恋に落ちた15歳の少年。ある日突然姿を消した女性と再会したのは、思いがけない場所だった…。
これはツボにはまった作品です。ドツボじゃなくてツボ。
原作本は映画公開のかなり前に買っていたものの、読まずに本棚で眠ったままだったのですが、読まなかった事を後悔…。
再会した彼が取った態度に関して「わかりにくい」という意見もチラホラあったのですが、彼がなぜああいう行動を取ったのか…これはじっくり考えてみて欲しいです。
とあるシーンで彼女が言った台詞「あなたならどうしましたか?」は凄く考えさせられる台詞です。この台詞だけで星5個。
◎それでも恋するバルセロナ(2008年)
スペインのバルセロナを舞台に、四角関係の恋愛を描くロマンチック・コメディー。
若い頃、ウディ・アレンの作品がどうも苦手だったんですが(その多くは観ず嫌いだったんですが…)、近年になってだんだん好きになりました。
この作品、内容的には実はたいした事のない作品なんですが(失礼!)、語り口とテンポのよさと印象的な音楽がマッチしていて面白い作品に仕上がっていました。
ハビエル・バルデム、ちゃんとした髪型で良かったね(笑)。
◎レイチェルの結婚(2008年)
姉の結婚式で集まった家族。優等生の姉、問題児の妹、それを取り巻く人々を描いた人間ドラマ。
封切り時に見逃したものの、近所の映画館で遅れて上映され、観る事ができました。
これは脚本が良かった。妹の人物設定や姉の結婚相手の設定を知ったっ時、もっとありきたりなドラマかな?と思ったのですが、すごく上手に纏められていて、みごたえあるドラマになっていました。
妹のキムを演じたアン・ハサウェイ、結構色々な役に挑戦してますね。今後が楽しみです。
ってなわけで…第2弾の11作品でした。
本当に手抜きでごめんなさい(でも書くのに2時間近くもかかってしまった…)。
まだまだ続きます!!