広い意味での人脈作り
とりあえず人と人のつながりって大事だよねというお話。俺は小さいころからいわゆる引っ込み思案な子だった。親しい間柄であればそうでもなかったから内弁慶という感じだったかも。そして思春期を経て大人になり。20歳過ぎたあたりで思った。「俺、このままでは結婚できないかも」ちょうど大学に編入学したあたりだったので、それを機にと。なお大学最初の同じ学科の人達との飲み会を欠席したら残念なことになった。同じ地元から来たやつが「面倒だから行かない」と言って俺もそれに合わせて行かなかったら、その飲み会をベースに人間関係が構築されてしまいその後取り返すのになかなか時間がかかったのだった。とはいえ部活に入ろうとしたり、サークル活動をしたり、友達の友達に接触してみたり、引っ込み思案なりには改善を試みた。バイトもすればよかったかなと思ったけど、正直なところ大学の授業だけで(体力や気力が)いっぱいいっぱいだなと思ったのでそこまでは手を出さなかった。就職してからはSNSのオフ会的なものに死ぬほど参加した。睡眠時間を削りまくって。オフ会で会った人と友達になり、そこから友達の友達に会って友達を増やし・・・という感じで。そしたら数十人規模で友達だか知り合いだか何だか呼び方も分からない人間関係が出来上がったんだけど、会社から転勤させられて一部リセットされてしまった。引っ越し先でもやっぱり友達が欲しい(というか必要だ)という気持ちになり、知り合いの友達がバーをやってるとか聞いたのでその店に単身足を運んでみたり、その地でのオフ会的なものにまた参加したりと。つまり周りに人がいっぱいいる環境って一度味わうと恋しくなるもので、それがリセットされてもまたその環境を作ろうとするものなんだなぁと。そのためには割と高いハードル(知らないバーに1人で飛び込んでみたり)も超えてしまうんだなぁと。結果的にその転勤先で作った友達の集まりの中で今の奥さんと知り合って無事結婚に至った。なおそのときちょうど30歳くらいだった。内向的な人間が自分を変えようとして頑張ると結婚するのに10年くらいかかるぜ。でも俺は20歳で始めたからそれくらいで済んだんだと思う。これが30歳で同じことをやり始めたら多分10年じゃ足りない。だから自分の意識や行動を変えるのは早ければ早いほど良い。オチ?特にない。