2010/02/08(月)03:48
作図応用問題の質問
本日の夜、中1の生徒から作図の質問を受けた。
学校のチャレンジプリント。
クラスで誰も解けてないという問題が2題。
1つめは、
「長方形ABCDを折り曲げ
頂点Dが辺BC上に来るようにする。
この時、折り曲げた線とCDとの交点を作図しなさい。」
というもの。
まあチョイと難しいが、これは考えれば出来るだろう。
さて、問題の2問目…
「任意の三角形と等しい面積の正方形を作図しなさい。」
(問題文はブログ用に書きかえてます。実際は図が書いてあり、高さhも与えられている。)
というもの。
これは中1には、難しいのではないだろうか?
まず任意の三角形を長方形に等積変形する。
そのためには、三角形の面積の公式と長方形の面積の公式を並べてみて、式を変形する必要がある。
すると意外と簡単。
長方形の横と三角形の底辺を重ねて作図すれば良い。
まあ百歩譲って、ここまではどうにか出来る。
しかし、次に長方形を正方形に直すのが難しい。
これは、円周角の性質の中でも
特に「半円の円周角は90度になる」(いわゆるターレスの定理)の考え方を利用しないと出来ない問題。
円周角を勉強していない中1生にこれは難しい。
それとも別のやり方があるのだろうか。
一応生徒は理解してくれたので良かったが…