詩集の中の栞のように～裏ブログ～

[詩集の中の栞のように] カテゴリの記事

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• ご報告

  昨日、アメーバブログへ飛べるようにリンクを貼りましたが、ブログを移転したわけではありません。多くの方から「アメーバへようこそ」「楽天から移転したと聞いて・・・」とメッセージを頂き、「あ、やばっ！」と思って、このブログを書いております。  今回は、ただ単に、楽天記事の補足を書くために、アメーバの限定記事機能を使わせて頂きました。誤解を与えてしまったようで、大変申し訳ございません。 その上、わざわざアメーバにご登録頂くために何度も何度も挑戦されたＭさんや、苦労して申請画面にやっと辿り着いたＭさんや、アメーバ申請ではなく、なぜかメッセージを書いて送ってくれたＭさんなどに大変お手数をおかけしてしまいました。  でも、実際に書いてみると、アメーバブログに書きやすさを感じております。 まだ使い方や管理画面の仕組みがほとんど分かっておりませんので、メッセージに返信をせずに返してしまったり、全然使いこなせていませんが、何となく慣れれば、アメーバの方が使いやすいように感じます。 ただ、いずれにせよ、現段階では楽天ブログから移転したわけではありません。誤解を与えてしまったようで、大変申し訳ございません。また、わざわざアメーバにご登録頂いた先生方、本当にご迷惑おかけしました。ということで、「宴の前」という日記を近々アップします。実は、これが大問題でして・・・

  2010/11/10

• ありがとうございます。

  ロカビリー先生。ブログに取り上げて頂きありがとうございます。過分なお言葉を頂戴し、恐縮しております。また、お返事が遅れ、申し訳ありませんでした。（猫が永眠し、喪に服してました）  実は、「ロカビリー先生のこのシリーズで名前が挙がらなかったらどうしよう」と夜も眠れない日が続いていましたが、４番目で出てきて一安心しました（笑） なお、１つショックだったことを書きます。 以下引用開始さらに「私のブログはたいして面白くないですが、よろしくお願いします。」と謙虚に添えられていた。その当時はまだ、赤虎先生は個別指導塾の室長をしていた頃で、そのメールをもらって以来、ちょくちょくブログを拝見していた。えーとですね。私書箱にメールを送ったとき、「私のブログは面白くないですが・・・」なんて書きながら、実は心の中では、「いやいや、ケッコーいけてるんじゃない？俺のブログ。ロカビリー先生、きっと読んだら驚くだろうな～。いや～、間違いなくイケてるやろ、マイブログ。（←途中から関西弁）（←そして、途中から英語）」みたいなことを思っていたことだけは、ここで付け加えておきたいと思います。 で、最初の印象。「本当だ、あんまり面白くない」（笑）。・・・・・・・・・今夜は枕を濡らして眠ります。  また、尊敬しているkamiesu先生に取り上げて頂いた日のことは私も鮮明に覚えています。一気にアクセスが増え、多くの方と知り合うことができました。 残り僅かでブログが終了するということで、私の楽しみが１つ減ってしまいますが最後まで勉強させて頂きたいと思います。 それと、あの日のブログ。改めてありがとうございます。それだけでなく、物件を見つけた時に書いてくださったブログやそれ以外にも私に対しメッセージを送ってくれたブログ。全てに感謝しております。ありがとうございました。 PS：私も、もし近所にロカビリー先生の塾が出来たら嫌です（笑）絶対に勝負したくない先生ですが、でもどこかで先生に挑戦してみたい気持ちもあります（笑）

  2010/04/14

• 

  ありがとう・・・（個人的な日記です。すいません）

  ０時５７分、翌日のプリントを作成している最中、自宅にいる母から電話があった猫が死んでしまったみたい・・・言葉を失った。すぐにかかりつけの病院に連れていくために塾を後にする。最初に猫に異変が起きたのは、３月２４日。うちの猫は、塾から帰宅した私が食事をしている時、私の膝の上に乗って眠るのが大好きである。その日も膝の上で眠っていたのだが、いきなり体を不自然にひねらせ（まるで雑巾をしぼるかのような形に曲げ）、ウォーンと苦しそうに鳴くと、体を痙攣させた。その後、よろよろと歩き、数歩歩いたところで恐怖のため、しっぽを太くし、体を震わせる。呼びかけても呆然としていて返事をしない。翌朝、すぐに病院に連れていったが、その時の診断は脱水症状。しばらくは通院生活が続いた。 ここ１週間は落ち着きを取り戻していた。しかし、昨夜０時５０分頃、この世の終わりのように「ウォーン、ウォーン」と２回鳴き、その後体をピクピクした後、目をカッと見開き呼吸が止まったらしい。母の布団で寝ている時のことである。塾をすぐに出て、動物病院に着くと、既に猫は死んでいた。苦しそうな顔。舌をペコちゃん人形のように斜め下にペロッと出して死んでいた。１５歳と８ヶ月の猫。いつかこの日が来ることは覚悟していたが、どうしても受け止めることができない。「もう戻って来ないんですか。」アホな質問を獣医さんに投げかけた。しかし、獣医さんは首を振るだけ。原因を聞いても、死因は分からないとのこと。 猫を自宅に連れて帰り、最後の散歩に連れていく。うちの猫は２４時間のうち２３時間は自宅にいるのだが、１日合計１時間程度、外でひなたぼっこをしたり、散歩したりしていた。時間は深夜の２時。私は猫を抱きかかえ、猫が好きだった場所を順番に散歩した。死んでしまっているので、首のすわりが悪い。ちゃんと支えておかないと、ガクンとなるので、優しく抱きかかえ散歩をする。猫の意識はもう戻らないのだが、最後に大好きだった場所を見せておきたかった。自宅周辺を１周すると、今度は我が家の中を案内する。うちの自宅は、私が高校時代まで自営業をやっていた関係もあり、結構広い。約８０坪くらいある。うちの猫は、その隅々まで探検し、特にお気に入りの場所を１０カ所くらい持っていた。そこは猫の場所。猫優先の我が家では、決してその場所は邪魔しないようにしていた。意識のない猫を抱っこし、家の中を１つ１つ回る。最後に思い出の場所を案内してあげた。きっと猫は何も分かっていないのだろう。単なる自己満足だと分かっていてもそうせざるを得なかった。 部屋に戻り、ブラシで毛繕いをしてあげる。女の子なんで、最後は綺麗な姿で送り出してあげたい。３０分程度ブラッシングをして、体を綺麗にしてあげる。そして、もう一度抱き抱える。いつものように膝の上に載せる。すると、おしっこが出てきてしまった。ティッシュでふいてあげて、また体全体を綺麗にタオルで拭いてあげる。そして、念のため紙おむつを広げ、その上に猫を置く。さらに、その紙おむつごと、猫を大きなバスタオルの上に置く。１５歳の女の子。綺麗に送り出してあげたいので、自宅で最も綺麗で、そして一番高級なバスタオルに包んであげる。段々穏やかな顔になっていった。開いていた目だけはなかなか瞑らないが、ペロッと出していた舌は口の中に入れてあげた。苦しかっただろうに。きっと呼吸が出来なくて、最後の時を迎えたのだと思う。そして、自室へ連れていく。最後の晩なので、一緒に布団の中に入って寝ることにした。いつも寝る格好（私の方を向いて横になる恰好）にしてあげて、一緒に布団に入る。まるで生きてるよう。今にも鳴き出しそうな顔をしている。 １９９５年の夏。猫が我が家に迷いこんできた。最初は野良猫なので相手にしていなかったのだが、冬になってもずっとうちの前で過ごしている。さすがに寒そうなので、ベランダに古い毛布を出してあげた。暖かそうに寝ている。まだ手のひらに乗るくらい小さい猫だった。いつの間にかご飯をあげるようになり、自宅にも上がるようになった。そして、９６年には家族の一員としてずっと自宅で暮らすようになった。避妊手術もして、飼い猫としての生活が始まった。私が大学生の頃からずっと一緒。就職や転職や退職や独立開業や、そんな人生の節目節目をずっと共に過ごしてきた。ずっとずっと一緒だった。仕事から帰ると玄関まで迎えに来てくれ、にゃーにゃー大きな声で鳴く。私が歩いていると、私のあとをついて回る。私が座ると、私の膝の上に乗って、のどをごろごろ鳴らす。１０分もすると、すやすやと眠ってしまう。外で喧嘩に巻き込まれると、体も小さく弱いので、一生懸命に鳴いて助けを求める。私が飛び出していくと、喧嘩を止めて、私の方へ走って逃げてくる。私の膝の上が大好きだった。私がいるときは、いつも私の膝の上にいた。他の家族の膝の上には絶対に上らない。ご飯も一人で食べることができず、ずっと誰かが隣についていないと食べられない。そんな弱虫な猫だった。しかし、もう一緒に遊ぶことはできない。歩いてる姿を見ることもできない。ノドをゴロゴロ鳴らす音を聞くこともできない。昨夜は最後まで一緒にいたくて、ずっと起きていようと一緒に横になったのだが、いつの間にか眠ってしまったようだ。明け方５時くらいまでは記憶があるのだが、目が覚めたら朝の７時３０分。起きると死後硬直が始まっていた。さっきまで、まるで生きてるかのように柔らかかった体が、すっかり硬くなっていた。もう起き上がることはないのだと、ここで初めて実感した。最後に呼びかけるが、当然呼んでも返事は返ってこない。喪服に着替え、火葬するために深大寺へ向かう。個別葬を行い、お骨を自宅に持って帰ってきた。お骨を入れたペンダントも作ってもらい、今身につけて塾にやってきた。 もっと遊んであげればよかった。そんな後悔ばかりである。でも、昨日は、たまたま大好きだったカニを食べさせてあげられて良かった。最後の日に大好物を食べられて良かったね。  今までありがとう。うちに来てくれてありがとう。一生忘れない。本当にありがとう。そして１５年間お疲れ様。小さい体でよく頑張ったね。おやすみなさい。ありがとう。    最後の食事 お骨。これから仏壇を作る。 ありがとう・・・天国でも幸せにね。 

  2010/04/07

• 合格発表

  本日、都立入試は合格発表。昨日は１時間おきに目が覚めてしまい、今朝は８：３０から塾に待機。そして、誰からも連絡がないので、ハンターハンターを読みながら・・・ 結果は、残念ながら２人が不合格になってしまった。多くの子が自分よりも上のレベルにチャレンジした厳しい入試であったが、全員合格はならなかった。 不合格になってしまった１人は、３ランク上の学校へ挑戦したが、２５点程度不足。１科目あたり１問ずつ足りない計算になる。これを後少しと見るか、大幅に足りないと見るかは意見の分かれるところであろう。しかし、この子は同等以上の私立併願を取っている。１２月と１月のＷもぎ偏差値で、高校側の要求したかなり高めのハードルを２連続でクリアしたため、併願確約を取れた。ご両親も、都立の３番手校以下に進むのなら、むしろ私立の方が良いとおっしゃっていた。（そこで、都立は超挑戦をご両親が望まれていた。ランクを下げて、下手に都立に合格してしまうと、逆に大学受験が辛くなるという考えらしい。結果、少々玉砕気味の受験となった。） もう１人不合格になってしまった子は、当日まさかの失敗をしてしまった子。実は、うちの全中３生の中で、最も合格可能性が高いと私が思っていた子。ブログにも書いたが、最後の最後に１ランクだけ下げたので、更に合格の可能性は高くなったと思っていたが、当日まさかの失速。冬季五輪が終了したが、リレハンメルでの原田のジャンプを覚えていらっしゃる方も多いだろう。まさにあのような感覚。「途中で落ちてしまった」とアナウンサーが叫んでいたが、私も今は苦しい。 合格発表は終わったが、私の中でまだ入試は終わっていない。まずは不合格になった子のフォロー。そして、その後に総括。合格して終わりではなく、今後のために検証作業に入る。  なお、不合格になった２人は、大学受験での大逆転の可能性を大いに秘めている。偏差値も６５位あり、高い潜在能力を有している。問題はモチベーションが３年間続くかどうかというところだろう。 実は、本日私の教え子からメールが来た。数年前に書いたブログであるが、この中の１人。もう１つ付け加えると、この「都立大勝利とフィナーレ（５）」に出てくる大バカ者の男子です（笑）。何でも「東大理３」を目指すことにしたらしい。以前、このブログにも書いた記憶があるが、高１までに数２Ｂを終わらせ、英文解釈教室も終わらせる計画を立てていた子。その子が東大理３に入り、医者を目指すことにしたらしい。「生半可な気持ちではありません。」と宣言してきた。 かっこいい・・・と思う。今回不合格になってしまった子も、これからの可能性を感じる子。受験前の頑張りは超かっこよかった。この後、今後のことを含め話し合いたい。 それ以外の子たちは、無事合格。特に上位校受験組は、かなり余裕を持っての合格。トップに近い成績で合格しているだろう。その他の子も、「普通、その内申ならまず合格出来ないだろう。」という高校へ合格することができた。２ランク上を受験するのは精神的に大変だったと思うが、本当によく頑張ったと思う。

  2010/03/01

• 中３生お疲れさま

  本日で中３生は、塾の全ての日程が終了。明日の都立入試本番で、彼らの高校受験は終了する。 ３月から随分と叱られることが多い学年であったが、最終盤は随分成長した。 と言いたいところだが、本日理科の移行措置版の電流、水圧を勉強している子がいたり（←出ないところ）、簡単な足し算や九九を間違える子がいたりと、最後まで大変な学年であった。 ここ東京では、都立高校が大変な激戦になっている。大学受験の倍率と比べれば低いのだが都立高校は１回しか受験できず、しかも浪人や高校へ行かないという選択肢が現在の日本では考えにくいことを考慮すれば、今回の倍率はかなり高い。（大学受験は毎日どこかで行われており、１人で１０校程度受験する子もいる。結局は１校しか通えないのに。それに対して、都立高校は全員が明日受験するわけで、単純に大学受験と比較できないが、高校受験の２倍という倍率は、結構苦しい数字だと考えている） 塾生が受験する高校も、２倍を超えているところもあり、かなり厳しい戦いが予想される。 実際、この不況と都立人気により、都内では志望校を２ランク程度下げる子も少なくない。中には３ランク下げているケースも耳にした。 そんな中・・・うちの塾生はチャレンジした。２ランク上、３ランク上の高校を受験する子が大勢いる。内申が足りていないが、果敢に挑戦する子もいる。とにかく、塾生全員が簡単ではない戦いに明日挑もうとしている。 何人かの知り合いの塾講師、他塾の塾長さん、塾組合の知り合い、以前の会社の先生などに聞いたところ「ん～・・・・」と唸られてしまった。（←それは難しいのでは？ランク下げさせないでいいのですか？という意味のうなり方） でも、私は彼らに受験させたいところを受験させた。正直、それが正しかったのかは分からない。いや、もしかしたら誤った進路指導だったのかもしれない。 都立というのは「合格してなんぼ」という面がある。他の先生方のブログを読んでいると、学校の先生には下げろと言われたが、塾の先生はゴーサインを出し、挑戦させるケースが多い。また、安全圏の学校に合格するよりも、挑戦することに意義を見いだしていらっしゃる先生方もいらっしゃる。大学受験から逆算し、高校受験での合否にはそれほどこだわらない先生もいらっしゃる。 しかし、中３生にとって、そしてそのご家庭にとって、都立受験というのは一大事である。「大学受験のことは後から。とりあえず今は高校受験」という方がほとんどなのだ。 そして、先ほども書いたように、都立高校というのは「合格してなんぼ」という面がある。この不況の中、 私立への入学は大変な経済的負担になる。とにかく何が何でも公立高校というのが、保護者の方の願いでもある。だからこそ塾に通わせているということもある。（私立になるのだったら、最初から塾には行かない）そうしたことを考慮し、「生徒の志望校を下げ、安全圏に変更させる」という大手塾や学校が取る選択肢は、それほど否定すべきことではないと、私は思っている。「志望校ランクを下げさせるのは、塾側の全員合格の実績が欲しいからだ。」と批判する向きもあるが、そういうことではない。そもそも、保護者の方、生徒本人が「何としても都立」なのである。「とにかく合格させてください。」という方が多いのだ。（ここに「合格は自分で勝ち取るもの」とかそうした哲学的な説教は入る余地もない） たとえ志望校を下げても、合格すればやはり嬉しく、塾に対しても満足度は上がる。合格してしまえば、ランクを下げたことも記憶から薄れ、やはりうれしさの感情の方が高まってくる。 逆に、無理な挑戦をして不合格になれば、やはりそれは塾に対する不満にも繋がるし、何と言っても３年間私学に通わなければならないことを考えると、残るのは後悔ばかりという人もいることだろう。 挑戦して不合格よりも、安全圏に落としての合格を望んでいる保護者の方は、都内にはかなり多くいらっしゃるのだ。そうしたニーズを見誤っては、都内の大手塾は生き残っていけない。そうした中で、塾に求められているのは、その子の将来性や学力や挑戦という価値観よりも、まずはどこでもいいので都立に合格させること。結果、多くの塾がランクを下げさせ、都立全員合格を目指すということになる。（トップ校は除く） 私は、こうした進路指導に正しいも間違いもないと思っている。  しかし、うちの塾生は挑戦への道を選んだ。みんな２ランク程度上の高校を明日受験してくる。かっこいいと思う。特に最後の１ヶ月は、とてもかっこよく、そして美しい姿であった。あとは本番で実力を出し切れるといいのであるが。  今日は、最後のミーティングを全員で開き、最後の注意事項を私から与えた。そしていつもよりも早く２１時で解散し、一人ひとり握手をして、お別れをした。 こんな名もない小さな塾を選んでくれた教え子たち。たくさん怒っても付いてきてくれた子たち。今は感謝の気持ちでいっぱいである。 もっと他にできることはなかったのか。今もずっとずっと考えている。しかし、もう私に出来ることは、ついに祈ることだけになってしまった。 明日、力が出せるといいのだが。本当に本当に頑張ってほしい。 彼らは頑張っていた。それは私が見ている。間違いなく頑張っていた。だから、受かってほしい。いや、その前に、まずは明日。最高の状態でいつもの力を、欲を言えばいつも以上の力を発揮してくれることを祈るばかりである。みんなありがとう。１年間楽しかったよ。合格を心から祈っている。

  2010/02/22

• ちょっと面白そうなので・・・

  １つ前のブログで、「もしも塾名を公開したら」バージョンのブログを赤文字で書いた。しばらく試してみたい。すなわち、ブログ翻訳機能です。

  2009/12/24

• 50万アクセスと今後のブログ

  今、ある先生から携帯電話にメールをいただき気付きました。このブログ、気付けば５０万アクセスに達していました。ありがとうございます。最近では、更新しない日で４００アクセス程度、更新すると７００～９００アクセスにも達するようになってしましました。一度、プロレスラーの三沢さんが亡くなった時に、「三沢光晴」というタイトルでブログを書いたら、グーグルの検索２ページ目先頭に引っかかってしまい、１日２５００アクセスを記録し、焦ったこともありました＾＾；今まで匿名で書いてきた理由はいくつかあります。（１）匿名だと好きなことが書けるから。やはり名前（塾名）を公開すると、少なくとも生徒の状況に関しては一切書くことが出来なくなる。出来る生徒のことも勉強が苦手が子のことも書けなくなる。すると、塾ブログではなくなってしまう。そんなこともあり、匿名で通してきた。 （２）ブログで塾名を公開して生徒を集めることに抵抗があったから。ブログで塾名を公開すると、少なくとも僕の性格からして「良いこと」しか書かなくなる。そんな宣伝ブログを見て塾に入っても、おそらくガッカリすることだらけになるだろう。それは、生徒側にとって悲劇なだけでなく、自分自身のストレスにもなる。ありのまま日常のことや自分の感情について書き綴る方が性に合っている気がしたから、匿名で通してきた。（３）ブログで生徒集めても面白くないから。これも上記の理由とかぶるのだが、開業時、塾名を公開すべきという意見をたくさん頂いた。しかし、自分の力だけで、そして名前の売れてない地域で、ゼロから勝負したかったから差し控えた。実際、塾名を公開して生徒を集めることは可能であったが、そうした場合僕のブログは、おそらく以下のような感じ（赤字部分）になっていたと思う。 何も「起こらなかった」日→毎日いろいろなことが起こります。今日もたくさんの生徒たちと素晴らしい時間を共有できた。こんな１日に感謝したい。本当に素晴らしい生徒たちに囲まれ、僕は幸せです。宿題をやってこない生徒を怒った日→今日は生徒を叱ってしまった。本気で怒った。今のままこの子が大人になると、きっと将来困ったことがたくさんあると思ったから本気で怒った。でも、きっと生徒は分かってくれたと思う。正直、生徒を怒ると自分自身も落ち込む。でも、それが子どもたちの成長のきっかけになってくれるなら、僕は喜んで生徒たちを怒る。そんな子どもたちの成長の場にいられることに心から感謝したい。 超つまんないでしょ？（笑）塾の先生なら、ブログを読んで「あ～これは、保護者向けに書いているな～」とか「これは生徒の目を意識して書いているな～」とか分かると思う。塾名を公表した瞬間、おそらく僕のブログも上記のような感じなると思う。すると、ブログが「仕事」になってしまう。そうなると、正直ブログを書くことに疲れてくるだろう。ブログがルーチンワークとなり、強制となり、義務となる。そうしたことも考え、匿名で通してきた。 （４）そもそも初期の頃は、会社に所属していたため、名前を公開できなかったから。これも大きい。以前の会社にいるときは名前を出すことが出来なかった。（５）生徒にブログを読んでほしくないから。塾名を公開すると、自然と生徒たちもブログを読むことになると思う。しかし、僕のブログなんて読む時間があったら、正直勉強してもらいたい。僕が伝えたいことは全て授業で伝えてある。授業料を頂いているのだから、必要なことや必要な情報は全て授業で伝えてある。今の段階では、ブログで授業内容を補完するつもりはない。それに、生徒が僕のブログを見て、それだけでＰＣの電源を切るとも思えない。その後、「ついでに」いろいろなＨＰに行くことだろう。その時間がもったいない。そんなわけで匿名で通してきた。  それにしても、最近のアクセス数には正直戸惑っている。１日に７００件くらいが多いのだが、リンクして頂いている先生はせいぜい５０人くらい。その方が１日平均２回訪れたとしても、１００件くらいのアクセスになる。（毎日読みに来る方ばかりではないだろうし） すると、残り数百のアクセスの中には、間違いなく以前の会社の講師や地元の塾関係者も含まれるだろう。実際、「ブログを書いてますよね」と訪れてくる教材会社の方や塾関係者は最近結構いるし、以前の塾の先生も僕のブログを読んでいるようだ。もしかしたら、地域の生徒や当塾生が読んでいる可能性だって否定できないわけで、すると匿名で書いている意味もなくなってくる。 今後のブログの位置づけについて、いろいろ考え中である。このまま匿名で続けていく可能性もあるし、別ブログで赤虎ではない名前で再スタートする可能性もある。あるいは、ここで塾名を公開し、宣伝用ブログとして割り切って更新していく可能性だってある。 基本的に毎日気ままに生きているので、今後のこともどうなるか未定である。何と言っても、好きなキャラは雲のジュウザ。雲のジュウザ度チェックでは８個も当てはまってしまった。 

  2009/12/24

• ちょ、ちょっ聞いてない聞いてない

  マウスの手が止まった赤虎です（笑）。 このフリは何なんでしょうか。僕は正月番組の出川でしょうか。あるいはダチョウ倶楽部の上島でしょうか。まさか、ここでフラれるとは思ってなかったので焦っております。これから熱湯に入る気分です。 つまり、あれですね。それって、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞の３社長によるトップ会談に、東スポの社長が混ざっているようなものですよね。 さて、「鉄板」の授業の準備をしておこう！

  2009/11/16

• 成績が下がる予感

  成績が上がる子がいる。これは、上がるべくして上がる子もいれば、失礼ながらこちらが予想していた以上に上がるケースもある。また、こちらが上がるだろうな～と思っていたのに、成績が上がらないケースもある。成績の上がりに関しては、正直予想通りにならないことがたくさんある。  しかし・・・成績が下がるケース。これは残念ながら予想通りになることが多い。 成績の下がる子は、下がるべくして下がる。その多くは偶然ではなく、必然。 成績が下がってしまう子は、下がるように行動している。成績が下がってしまう子は、下がるような勉強をしている。成績が下がってしまう子は、勉強への意識が低い・・・  現在、危ない子が各学年にいる。中１に１名、中２に２名、中３に３名。本人の意識が変わらない限り、これはどうしようもない。口では「頑張る」と言っているのだが、なかなか頑張れない。 それでも中１と中２の子たちは、まだいいと私は思っている。確かに塾に通っているのに、成績が下がるというのは、保護者の方からすれば困ることであるし、焦る気持ちもあるだろう。だが、それを反省し、改善し、次へ活かせれば、それは次の学年に向けてのステップにもなるし、それだけではなく、この失敗は、後々の成功への良いきっかけにもなる。そして、何よりその失敗を私と一緒に考えていくことができる。その時間も残されている。 ところが、中３生はここで成績を下げると言うことは、イコール志望校も下げるということに繋がる。もちろん、中１、中２生と同様、高校受験の失敗を次へ活かせるのなら、それは良い失敗教訓となることだろう。だが、うちは現時点では高校受験塾。失敗した彼らを今後指導し、改善させる機会は残念ながら私には与えられていない。そのため、直接語りかけることが出来る今のうちに、意識を少しでも良い方向に変えていく必要に迫られている。それが高校受験塾の悲しき宿命でもある。  頑張りたいけど頑張れない子。頑張りたいけど頑張り方がわからない子。努力の先にある世界をまだ知らない子。彼らと過ごすことができる期間は残り３ヶ月。 とにかく「今」の大切さを説きたい。 英語では「現在」のことをpresentと言う。まさに「現在（いま）」は、神が与えてくれた「プレゼント」なのだ。（お、ちょっとうまいこと言ってみた）大切なのは未来よりも今。未来ばかりを見つめ、今を一生懸命生きられない中学生。彼らに「今行動すること」の大切さを教えたい。  今日は中３の子をたくさん怒った。おそらく怒られた意味は理解できていないと思う。分かるくらいなら、この時期最初から行動しているだろう。 とくかくがんばってほしい。僕の生徒たち。

  2009/11/02

• 恐縮しまくり

  残念ながら都立高校に合格できなかった子。そのご両親からご丁寧なお礼とお品を頂いてしまった。中を見ると封筒が入っており、手紙かと思いきや・・・ もう何と言っていいのか分からないが、とにかく私は塾人として今後も進んでいくしかない・・・  本人は今もさまよっているそうだ。休むこともなく、大学受験の参考書を買いに書店に行くことが多いとのこと・・・    もう やるしかないよね。 あんなに勉強嫌いだった子が、高校に落ちた今も勉強している・・・  やるしかないね。

  2009/03/08

• 進む

  手に入れた物は、いつかは失う。たとえば、恋もそうだ。「恋とは、予め涙を準備してから始めるもの」そんな言葉を金八先生で聞いた記憶がある。 受験。やはり不合格になることもある。失恋の痛み、家族を失う痛み。それに近い痛みを受験で味わうこともある。 それでも、受験に立ち向かっていかなければならない。「合格しか考えない。」「勝つことしか考えない。」そうした考えもある。 しかし、私は現実的な問題として、「不合格になる」という可能性も常に考えながら、普段過ごしている。考えられないくらい後ろ向きでネガティブな塾講師でしょ（笑）  極論を言えば、「合格、不合格を含め、自分自身が出した結果を真正面から受け止めること」その力を身につけることが、「受験」の１つの意義なのかもしれない。 失敗してもいい。失敗した後に歩みを続けることが大切。  とにかく、いろいろありすぎた２週間だった。久しぶりに考え込んだアナコンダ。  さて、明日も一歩だけ進もう。それが今の僕にできる最高のストーリーだ。

  2009/03/06

• 本日の授業終了

  予告：大したこと書きません＾＾； 本日、ブログのアクセス数が２０万件を超えました。パチパチ。 お読み頂いて、本当にありがとうございます。誤字脱字もあり、くだらない内容も多く、その上、つまらない記事もたくさんありますが、これからも少しずつ書いていきたいと思います。   本日２つ目の記念は、中３の授業が始まったことです。 今も残って勉強している子がいますが、通常授業だけで１１０時間超えになりそうで、その上、宿題や確認テストの暗記などに、どう考えても最低３～４時間は必要な量を出しているので、自然と（自然とじゃないか笑、ある意味強制ですね＾＾）１日８時間以上は勉強することになりそうです。 昨日も書いたように９科内申２７位の子たち。こんなに勉強したのは始めてのようです。  ただ、授業に関しては、明日から大幅に軌道修正をします。思ったよりも基礎力が不足していたので（１０年前くらいで言えば、５段階中２くらいの印象）、内容面では、より基本に特化した方向に持っていき、また授業形態としては、聞く姿勢、聞く体力がまだ出来ていないので、さらに演習時間を増やし、解説時間を大幅に減らす方向に持っていきたいと思います。 今後も的確にクラスの状況を察知し、素早く軌道修正を行っていきたいです。  こちらは明日の予習を今から・・・ 

  2008/07/28

• 都立大勝利とフィナーレ（１０）

  深夜２：３０もうスタッフは全員帰宅した。職員室には誰もいない。引き継ぎ事項も全て完了し、私自身の残務と後片づけも終了した。 手帳に書いてあった最後の仕事の上にゆっくりと二重線を引く。 次のページをめくってみる。３月。何も書いてない。白紙の手帳がここにある。思えば、いつも期限とノルマに追われていた。しかし、いま真っ白な３月のダイアリーをみて、少し寂しさを感じる。これで、この会社における私の仕事は全て終わった。 少し背伸びをして、深呼吸をする。「終わった。」つい独り言が出てしまった。そう言えば、「先生！独り言を言うとハゲるよ。」と中３生に言われたっけ。 ふと、その中３生たちからさっきもらった寄せ書きを手にとって見る。少しだけ潤んで見えるのは気のせいだろうか。この寄せ書きの内容がまた素晴らしい内容で、これは私の一生の宝物になるだろう。こんな宝物に人生であといくつ出会えるのだろうか。 寄せ書きの真ん中には私の名前が書いてある。「世界のなべあつ」の真似をしたためだろうか（←結局やったのかっ！）「世界の○○先生」と書いてある（笑）。 実は、最後の３日間は会社からある仕事を頼まれ、正直気が滅入っていた。３日前のブログは削除してしまったが、私の人生上最も辛い仕事を行っていた。しかし、今日で全てふっとんだ。最高の１日になった。生徒たちに心から感謝したい。  深夜２：５０教室に入り、教卓の前に立ってみた。そして、誰もいない深夜の教室で深々と頭を下げた。ありがとうございます。なぜだか教室を出たくなかった。  玄関のカギをかけ、そのカギをポストに入れる。再び一礼をし、私は会社を後にした。 たくさんの思い出に囲まれ、私はこの会社を卒業した。今、栞は詩集の最終ページに近づいている。もう少しで栞の役割も終わる。 

  2008/02/29

• 都立大勝利とフィナーレ（９）

  生徒たちがはしゃぐ様子を見ながら、一方で引き継ぎ業務を急ピッチで進める。私は本日で退職するので、本日中に全ての仕事を引き継ぎを行わなければならない。自習室の中をたまに覗くと、生徒の方もチラチラ僕の方をみている。で、生徒と目が合ったので、私のことを呼んでいるのかと思い、自習室に入ろうとするとドアをガッチリ閉められて、５秒間くらい開けてくれない。何かコソコソやってる。また、悪さをしているなと思い（イタズラ好きなクラスだった）、「こら、イタズラするなよ。」と注意を繰り返す。で、いつものように「別に何もやってないよ！」の繰り返し。 夜８：３０が過ぎた。まだ帰らない。さすがにもう帰宅させなくては。今日は、きっと各家庭でごちそうを作って待っててくれているはずだ。おうちの人がみんなの帰りを待っている。 自習室に入った。すると、電気を消された。そして、パッと明かりがつくと、目の前で女子３人が並び何か持っている。え！？     （都合により写真削除）  何か、みんなでコソコソしたり、途中で外に買い物に行ったりしていたのはコレだったのか！ めちゃめちゃ感動してしまった。基本的に冷静な人間なのだが、今回ばかりは正直、感極まってしまった。 本当にありがとう！みんなのことは絶対に忘れない。本当に最高のクラスだった。 今日は、みんなが主役なのに、僕のために・・・本当にありがとう。 あと、結果的に待たせてしまった生徒たちの保護者の方には大変申し訳なく思ってます。すいません。本当に感動的な光景だった。最後に金八風に説教（笑）そして「じゃあ、みんな。お父さん、お母さんが待ってるから、おうちでご飯食べよう！」と言って帰宅させた。 帰り際、女子生徒たち「全員に」「先生、ちゃんと結婚してね。」「絶対結婚して！」「結婚しなきゃダメだからね。」と言われた。 オレは一体何なんだ！？  生徒たちが帰宅した後、興奮のため、しばらく仕事ができなかった。 

  2008/02/29

• 都立大勝利とフィナーレ（８）

  自習室ではしゃぐ生徒たち。その生徒はどんどん増えていった。また、御礼を言うためにわざわざお越し頂く保護者様もたくさんいらっしゃり、塾は１年間でも最も素敵な空気に包まれていた。  一方、２日前の水曜日には、塾長交代の手紙（私がいなくなることが書いてある）を送っていた。この手紙は、卒業する中３生には送っておらず、中２生より下の学年にのみ郵送した。どうやらそれが午前中に届いたらしく、内部生の保護者の方から御礼の電話も届き始める。それだけではなく、中３生にも漏れていたようだ。当たり前だ。中３生の弟や妹がたくさん在塾していることをすっかり忘れていた（笑）。 中３生から「先生辞めちゃうの～？」「短すぎるよ」（私は２月に異動してきたばかり）声をかけられ、返事に困る。「喜び（合格）と悲しみ（別れ）が同時に来た。」 と泣いてくれる子たちもいて、本当にしんみりしてしまった。

  2008/02/29

• 都立大勝利とフィナーレ（７）

  みんな続々と塾に集まってくる。なぜ？？まあ、いいや。  実は、今回受験直前に入院した子もいた。その子も無事合格！とにかくめちゃくちゃ塾はハイテンション。みんな開放してあった自習室に入り、はしゃぎまくっていた。 そこへ、じゃじゃーーーーーーん！社長が登場！いきなり、「みんな！後輩を塾に紹介しなさい！」と紹介キャンペーンの手紙を配付。ん～ＫＹ生徒たち苦笑い。 その後、自習室で生徒たちに合格体験記を書いてもらう。これがこれが凄い内容で、良いことばかり書いてある（笑）「本当は塾の先生が書いたんでしょ？」と疑われそうなほど、素晴らしい文章が並んだ。それを社長に届ける。チラシに載せるためだ。もちろん、「○○先生（←私のこと）の国語が分かりやすかった。」「国語の授業に感動した。」「国語の授業は面白かった。」など国語系の記述は全部カット（笑）。まあ、私はいなくなるのだから仕方ない（笑） そんなこんなで自習室は盛り上がっていたのだが、なぜか既に都立推薦入試で合格を決めた子や私立合格が決まっている子たちも続々と塾に集まってくる。私は引き継ぎ業務と合格速報チラシの作成が忙しいため、「なんで、みんな集まってるんだろう？」「この後、打ち上げとか行って補導されないように注意しないとな。」などと思いながらも、あまり気にせずにいた。 

  2008/02/29

• 都立大勝利とフィナーレ（６）

  ただ、たった１人だけ不合格にしてしまった子もいた。（本当にごめんなさい）ある都立最難関の学校だ。彼の不合格は、別の生徒から聞いた。同じ高校を受験した女の子だ。その女の子は、自分は合格したのに涙を流した。彼に恋をしていたのだ。それは私も知っていた。２人が同じ高校の門をくぐることを願っていたのだが・・・ 彼の不合格を彼女から聞いた瞬間、目の前が真っ暗になった。彼自身にも、彼女にもどう言葉をかけていいのか分からなかった。でも、彼の場合、抑えてある私立高校が凄い。今後の大学進学を考えた場合、第一志望であった都立高校と甲乙付けがたいくらい素晴らしい高校だ。  不合格になった彼は、夕方塾に来てくれた。「すいません。落ちてしまいました。」毎年、毎年、なぜ不合格になってしまった子たちは、謝ってくるのだろう。いつも僕の方から「ごめん」と言う前に、必ず向こうから謝ってくる。謝りたいのはこっちの方なのに・・・。本当に辛い瞬間だ。僕の力不足で・・・ でも、彼は前向きだった。今後のことや大学のこと、将来の夢について２０分くらい話した。終始笑顔で、印象的だった。 彼も辛いに違いない。きっと我慢している。中学生が背負うには重い結果だ。でも、彼は笑っていた。強いな。彼に心から感謝したい。

  2008/02/29

• 都立大勝利とフィナーレ（５）

  続々と合格の知らせが届く。トップ校（独自入試校）のある学校には、中２までオール３だった生徒が合格した。 こういうことが「ありえる」のだ。 要は本人の意欲。 ただ、彼は推薦入試で落ちたとき、その高校の掲示板の前で・・・・ 自分の受験票と合格掲示板を交互にみて、 「ない・・・」「ない・・・」「ない」「ない」ないないライライライラララライ！・・・・ と友達２人とラララライ体操をやってきた大バカ者です。 え～。都立○○高校さま。とんでもない子が入学しますが、とっても良い子なので、３年間よろしくお願いいたします　m(_ _)m。 

  2008/02/29

• 都立大勝利とフィナーレ（４）

  春先から夏にかけては、上位校や独自入試校など夢のまた夢という感じだった生徒たち。職員室の先生方も「無理だろう。」「今年の中３はレベルが低い。」などという言葉を吐き、かといって何も行動しないという最悪の状態。でも、私は絶対に諦めなかった。これは持論だが、偏差値５０～５５あれば、早慶や都立トップ校は十分狙える。たしかに、いろいろな要素があり、合格へ至る道筋は相当険しいものだけれども、・本人の努力と意欲と夢・塾側の適切な指導とカリキュラムと意欲喚起の方策この２点があれば、決して不可能なことではないと考えている。 もちろん、それでも１０人中９人、１０人が辿り着くという世界ではない。でも、ほとんどの子は十分な可能性を秘めていると思うのだ。  そして、１０：３０最初の電話が鳴った。「受かったよ～！！」名前を名乗る余裕もないらしい（笑）でも、声だけ聞けば誰だか分かる。その後も、続々と合格の声が塾に届いた。 もう塾内のテンションは上がりっぱなしであった。（僕一人しかいなかったのだけれど・・・。きっと、途中で誰かが入ってきたら、その異様さにすぐさま引き返すに違いない） 

  2008/02/29

• 都立大勝利とフィナーレ（３）

  各学校の上位の子が全員他塾に流れることはよくない。（都内では）地域の評判、口コミも「それなり」になってきてしまう。近所のスーパーでは「うちの子は頭がよくないので、○○（←うちの塾）に通っているんですよ～。」というような会話が交わされるようになる。生徒の中にも「頭の良い子はみんな○○（←ライバル塾）に行ってる。」という意識があり、「自分たちはどうせ出来ない。あの子たちには敵わない。」という感情を持ってしまうことがある。何も、偏差値の高い学校へ行くことや、上位校に多くの合格実績を出すことが重要ではないことは百も承知である。しかし、東京都内で学習塾には、ある程度のステータスが必要なのだ。「サピックス」や「栄光」や「早稲田アカデミー」に通っているということが子どもたちにとっても、保護者にとっても「安心」に繋がるのである。「あの赤虎個人塾で大丈夫なの？上位受けるなら、転塾した方がいいんじゃない？」そんな感情を持たれたら負けだ。「上位校やトップ校を受けたいけど、オレ頭悪いし、通っている塾もココだから無理だろうな～」なんて意識を生徒に持たせてはいけない。地域で「赤虎塾はレベルが低い」という評判が立ったら、結果的に成績中位層や下位層の子たちも通塾しなくなってしまう。 だれも、「あそこレベル低いよ～」という評判の塾には行くはずがないからだ。９０年代の阪神や浦和レッズに誰も入団したがらないのと同じだ。 だから、生徒と保護者を安心させなければならない。生徒たちに訴えかけてきたのは、「とにかく僕に任せて」ということだった。マジで大手の授業なんかに負ける気ゼロだから。ここだけは絶対に譲れない。

  2008/02/29

• 都立大勝利とフィナーレ（２）

  しかし、電話がない。９時半になっても電話がない。後から聞いたのだが、みんな９時頃はまだ家で歯を磨いたり、シャワーを浴びていたとのこと。おいっ！（鋭く突っ込み）結局、最初の電話があったのは、１０時半過ぎ。私は８：３０～１０：３０の間、動物園の檻の中に閉じこめられたゴリラのように電話の前を徘徊していた。バカだった・・・。  今年の中３生はスタート時点での偏差値、成績は非常に悪かった。私が担当し、このブログでも何度か書いてきた最上位クラスと２番目のクラスも、実は１学期から夏頃の偏差値は、４５～５５の子がほとんどであった。学校成績も、良い子でオール４に「５」が少し混じる程度。この地区では、上位校を受験する生徒のほとんどは、ライバル塾（大手進学塾）に通っており、うちの塾はどちらかと言えば中位～下位層が中心に集まっている塾であった。 しかし、国語は私が担当し、他塾に絶対負けない（と勝手に思いこんでいる）授業で、最終的には都内私立・都立なら何でも来いという状況にまで持っていった。数学も、私は直接担当していないが、後方支援という形で指導。カリキュラム、問題選択など全面的にバックアップし、授業後は補習を行っていた。何よりも重要なのは、モチベーションを上げること。「みんなは出来る」「もし上位校に行きたいという気持ちが少しでもあるなら、その可能性にかけてほしい。」というということを話し続けた。その結果、夏頃には全員の意識が上位校やトップ校へ。偏差値も９月以降急上昇していった。クラス全体の志気が上がり、全員の学力が急上昇していった。以前、ｋａｍｉｅｓｕ先生がおっしゃっていた奇跡的なクラスが生まれたのである。このクラスは、私の塾講師生活の中でも、とりわけ印象深いクラスになった。

  2008/02/29

• 都立大勝利とフィナーレ（１）

  昨日は、都立高校の合格発表日であると同時に、私自身の最後の日でもあった。前日から緊張して眠れない。結局起きたのは朝の６時であった。会社に向かい、朝８：３０から電話の前で待機。仕事をやりながら待っていればいいのに、全く仕事が手に付かず、ドラマの金八先生のように電話の前でそわそわしていた。都立の合格発表は９：００。同時にこのブログをアップした。後は、合格の電話を待つばかりである。

  2008/02/29

• 電報「サクラサク」

  北海道大「エルムハマネク」奈良教育大「ダイブツヨロコブ」三重大「イセエビタイリョウ」東北大「アオバモユル」 静岡大「フジサンチョウセイフクス」長崎大「マリアノカネガナル」 信州大「コマクサノハナヒラク」 福岡大「ミチザネコウノカオモホコロブ」高知大「クジラガツレタ」 佐賀大「アリアケムツゴロウトンダ」 お茶の水女子大「オチャカオル」千葉大「ボウソウノウミハ ハルヲツゲ キミヲマツ」 金沢大「ケンロクエンサクラサク」 鹿児島大「ホクシンカガヤク」 岩手大「イワテガキミヲヨンデイル」 秋田大「オバコワラウ」 福井大「アスワヤマニハナガサク」 山形大「ジュヒョウカガヤク」桜井広大「ハンシンユウショウ」

  2008/01/21

• 嗚呼

  まだ小さな中学生がこんな悲しみを背負うなんて・・・今年に入って４人目です。 心よりご冥福をお祈りします。

  2007/12/15

• 風の伝

  今年の２月に書いた日記。２月で塾を辞め、その後は連絡を取っていなかったのですが、本日ある子から聞きました。現在、学年１位だそうです＾＾ とても嬉しい知らせです。僕は今年でこの塾からいなくなってしまうけど・・・Ｔくん、これからもがんばってください＾＾  

  2007/12/10

• 独り言

  最後まで悩んでいた。どうすべきか。悩みに悩んだ末、決めた。 これは誰のためでもなく、あることのため。そこには誰にも分からないであろう、そして今後も誰にも言わないであろう、私なりの意図があった。 しかし、同時にその決断のために失うものもある。それはそうだ。一つのことを選択すれば、もう一方は捨てることになるのだ。 捨てたものの方が大切なものである場合もある。でも、それが自分の選んだ道。ｆｉｎ

  2007/11/21

• 決断

  ロカビリー先生が決断について書かれている。思えば、毎日が決断の連続だ。しかし、私の行っている決断とロカビリー先生を始め、個人塾の塾長がしている決断とでは、その１つ１つの重さは比べようもないほど違うのであろう。その重さが、どのくらい重いのか、私にはまだ分からない。これからその重さに耐えなければならない時が来るのだろうか。確実に来るにちがいない。退職する旨を本日社長に伝えた。もう後には引けない。３月末で退職することにした。今後については未定だ。何も決まっていない不安、会社に守られていない不安。正直に言えば、それもある。しかし、真っ白で何も決まっていない未来に向けての「希望」もある。今はその「希望」が眩しくて仕方がない。もし独立することになったら、決断の連続だろう。その時、どういうやり方を自分は選択するのだろうか。世の中には３つのやり方がある。正しいやり方。間違ったやり方。そして、俺のやり方だ。映画「カジノ」でロバート・デ・ニーロが言ったセリフである。私はどうだろう。謙虚に周りの声に耳を傾けることも、もちろんしていくつもりだ。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」と言う。自分の「経験」だけに頼らず、他者の「歴史」から学べるものは学びたい。吸収は、成長の糧だ。しかし、歴史から学んだことだけを実行していく人間ではありたくない。未来は自分自身で描き、創っていくつもりだ。その時、いくつもの決断を重ねていくことだろう。その決断は、正しいやり方なのか間違ったやり方なのか。そんなことは自分にはわからない。だから、私は「俺のやり方」を選び、つき進んでいくつもりだ。（３２歳　フリーター）←来年３月時点１１／８（木）　誕生日だよ～ん

  2007/11/06

• 幸せ

  本日は、９月末に決まっていた大手塾見学に行ってきました。塾に戻り、ＰＣを開く・・・。 私は何て幸せな人間なのでしょうか。こんなにもたくさんの素晴らしい方々に囲まれているのですね。 ブログに。携帯に。私書箱に。みなさん、本当にありがとうございます。 今からコメントをお返しいたします。 

  2007/11/02

• 独り言

  削除  では、しばらく時間をください。

  2007/10/22

• 会議終了

  もうこの会社に僕は必要ではないのかもしれません。 そう感じた１週間のスタートです^^。

  2007/10/15

• ヘッドハンティング

  ある先生（忍びの方ため、名前は控えさせて頂きます）がブログで書かれているが、もし私が今の会社を出る時が来るとしたら、その時は、社長の人間性によって左右される部分も大きいと思う。自分自身の夢や志が、もちろん大部分を占めているのであるが、結局、最後は経営者の人望なのだと思う。 大変有り難い話であるが、実は今、２つの塾さんからお誘いを受けている。また、ある教材会社さんからもお誘いを受けている。私の場合、正直その会社に行ったとしても、お役に立てるかどうかという心配の方が先に立ってしまう。なかなか結論を出せずにいるが、いずれせよ現在の選択肢は独立か移籍か今の会社に残るかの３つである。そして、移籍の選択肢については、３つも用意されていることに感謝しなければならない。独立に関しては、ブログを通じ多くの先生方に勧められており、こちらも大変感謝している。先方の事情もあるし、今の会社・社長の事情もあるので、早く結論を出さねばならないのだが、いつの間にか１０月になってしまった。結果的に、全てに迷惑をかけている。本当にダメ人間だ。自己嫌悪に陥っている。 今はＦＡしたプロ野球選手の気持ちが少しだけ分かる気もする。なぜ彼らがあんなに悩んでいたのか。その決断の影にどれほどの葛藤があったのか。事情は異なるが、何となくわかるような気がする。片岡が、黒田が、小笠原が、清原が、金本が。 さて、今年の福留と新井はどうなるのだろうか。と話を思いっきりそらしてみる（現実逃避）。

  2007/10/07

• 辛いとき

  思いーーーーーーっきり、大きなため息をついてみな。声をだして、「はぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーあ」とため息をつくの。こうすると意外と落ち着くから。 ため息をつくと、幸せが逃げるとはよく言われるけど、でも、次の幸せがやってくると思えばそれで良いじゃん。 ため息は次へのスタート。ため息をついたら、もう嫌なことは忘れて次のステップへ進めば良い。 いろいろ悩んでいて事態が好転するなら、たくさん悩んでれば良いと思うよ。でも悩んでたって、やってくる現実に変わりがないんだったら悩んでいるだけ時間の無駄じゃない？ 若いんだから上げてけ上げてけ↑↑  なーんて話をさっきまでしてました。悩みがあるって素晴らしいですね。   

  2007/09/30

• 足りないもの

  自分自身に足りないもの。それが、そのまま塾生にとっても足りなくなってしまう。塾長の自分がもっと高みを目指さなければならない。一切の妥協も許さず。行動面でも教務面でも。もっともっと上を目指す。  結局、塾生の甘えは、私自身の甘さ。塾生の中で偏差値が伸び悩んでいる子がれば、それは私自身の指導力の結果。 他人を変える前に、まず自分を変えよう。そんなことをずっと考えていた。

  2007/09/14

• 幸せ

  結局、なぜ自分が幸せだと感じられるのかと言えば、自分の好きな仕事を見つたからでありその仕事をしていく上で必要なスキルを磨いていくことが、何の苦でもなく、僕にとって至福の瞬間であるから。 これからも自分自身のスキルを上げていきたいし、そのスキルを上げる過程をあえて言葉で表現しようとすればそれは、「努力」とか「苦労」とか、そういう悲壮感を漂わせる言葉ではなく、おそらく「楽しみ」という言葉が最もぴったり来るのではないかと思っている。

  2007/09/07

• 道は自分でつくる

  今週末、結婚式がある。その件について、先程友人と電話で話をしていた。そのとき、小学校時代の友人Ｋ君の話が出てきた。 現在、Ｋは社長をしているそうだ。不動産会社を経営し、渋谷に風○店を５店舗構えているとのこと。今度は飲食店を始めるとか・・・（すっげ～！！！小学校の時は、パシってたのに・・・。今度おごってもらお）  電話を切った後、ふとＫの記憶が蘇ってきた。 よく、女の子が好きな心理ゲームがある。「道に○○が落ちていました。あなたはどうしますか？」とか「紫色で想像する人を１人言ってみて」などの類である。 小学校の頃、そうした心理ゲームをしていた時のこと。 ある女の子が男子連中に質問する。「では、しばらく行くと道がありました。右側の道、真ん中の道、左側の道。あなたはどの道に進みますか。」というような質問だった。 すると、Ｋは「右側の道と真ん中の道の間に、自分で道をつくって進む」と言って周囲を笑わせていた。 いま、考えるとＫは凄い男だったのかもしれない。 私なんかは、質問を受けた段階で、その質問の裏にある意図を読みとろうとして 「これ、もしかして右って答えた方が、女子人気的には無難なんじゃないかな～」などと考えていた小心者。 無難な道を選んだ男、ぼく。自分で道を作った男、Ｋ。（ＢＧＭ中島みゆき『地上の星』）その年収の差、ケタ違いいえぃ＾＾ｖ 「財布が軽ければ心は重い」（ゲーテ）「財布が軽くても、心も軽い」（赤虎） さて、今から茶漬けだ！！！！！茶漬けパーティーだ！！！

  2007/09/07

• ウィル先生とお会いして～その２～

  ウィル先生の塾は、実際、学力的にも大変高い成果を収めている。ブログを読むと気づくのであるが、埼玉のブロガー先生であるウィル先生と真島先生の塾は、塾内平均偏差値がものすごく高い。北辰テストで、塾の平均ＳＳが６０前後を記録するというのは大変凄いことなのである。同じ塾業界にいるものとして、その指導方針は大変興味深く、お二方のブログは常日頃から拝見していた。先ほども書いたように、ウィル先生の授業は独特。小学生の段階から生徒を鍛え上げ、生徒の自主性を尊重した授業をしている。それは大手ＦＣ塾が謳い文句として使う「自立学習」などという軽いものではなく、本当の意味での「自立」であり「自律」である。なぜ、ウィル先生の塾の生徒がこれだけ成績を伸ばすことが出来るのか、今回はそのヒントをいただいた気がした。また、今後の私自身の指導方針をさらにレベルアップさせるための材料もいただいた。（心より感謝しております。）最近では私の授業のやり方に少々「変化」が出てきており、その「変化」は、間違いなくウィル先生とお会いしたことが影響している。 所沢を出た後は、ウィル先生が来年出す新教室の見学をさせていただいた。いや、素晴らしいテナントである。この教室が醸し出す「陽」の雰囲気、明るいオーラ。これだけ素晴らしい物件に出会えることができるのも、先生の人柄と行動力の賜であろう。本当に先生の行動力には頭が下がる思いだ。まさに「新時代」の塾経営者という言葉がピッタリ。塾業界をもっともっと良い業界にしたいという強い思い、大きな夢、共通項はたくさん見つかった。 阪神ファンと中日ファンという違いはありますが（笑）、これからもよろしくお願いします。 

  2007/08/31

• ウィル先生とお会いして～その１～

  随分、遅くなってしまったが、８月１５日にウィル先生とお会いした時のことを書きたいと思う。 ブログからも分かるとおり、素晴らしいお人柄で、大変若く、バイタリティ溢れる先生であった。ウィル先生の塾に通われている生徒さんは本当に幸せであると思う。ウィル先生とお話ししていて、まずその独特の方針に興味を持った。たとえば、ウィル先生の塾の就業時間は他の学習塾に比べ、極端に短い。夏期講習も、成績上位者は参加しないことを塾の方からおすすめしているくらいだ。まさに塾業界の掟破りである。経営方針だけではない。ブログでも書かれているが、ウィル先生の授業も、他の塾の先生とは少々異なる。そこには、「塾はこうあるべきだ、塾の先生はこうでなくちゃ、授業とはこのようでなくてはならない。」という固定観念は一切ない。授業で宿題が出されることも少なく、また英語の時間であるのに、政治の話で授業が終了してしまうこともあるそうだ。塾業界の常識にとらわれていた私からすれば、まさに型破りの連続であった。しかし、決してルールがないのではない。１つの絶対的な「軸」があるのだ。それは、「生徒にどんな大人になってもらいたいか」という１点の軸である。経営も授業も、ここから１ミリも軸がぶれていないのである。ここがウィル先生の素晴らしいところであり、先生の塾が大成功を収めている理由の１つであろう。我々、塾講師が眠い目をこすりながら行く学校説明会もウィル先生は積極的に出かけられている。「自分の大切な生徒を送り出すんだから、その高校のことをよく知っておかなければならないのは当然のこと」とウィル先生はおっしゃっていた。大変印象深い言葉である。私自身、学校説明会は「仕事」であった。塾の情報量を内外へアピールするためのツールであり、「できるだけ多くの情報」と「多くの高校とのコネクション」を持っていること、その２つが目的であった。ウィル先生と話をさせてもらい、今までのスタンスを省みると同時に、今後の学校説明会に対する意欲も一段と高まってきたのを感じた。この学校説明会に対するスタンスも「生徒にどんな大人になってもらいたいか」ということが基本にある。 

  2007/08/31

• どうにか休みを…

  うちの専任講師であるＡ先生の父親が危篤になっている。主治医によると、あと持って１～２日とのこと…Ａ先生は、今日も休まずに仕事に来て頂いた。Ａ先生のお父さまは、元高校の教師。Ａ先生は「父も、仕事柄、私が休めないのを知っていますから…」と言っているが、どうにか彼を休ませたい。そのためのシフトをいろいろシミュレートしてみたが、どうやってもどうやっても、解決策が見つからない…残り２人の専任社員に頼んでみたが…結果は…やはり残業はしないとのこと…とりあえず帰宅してから仮眠でも…明日も8:30から授業だ…

  2007/08/28

• ワンピース

  漫画はあまり読まない。小さな頃読んだ漫画は、ドラえもんとキャプテン翼とドラゴンボールくらい。あとは浪人時代に、美味しんぼと冬物語という漫画を読んでいた程度だ。 そんな自分が最高にはまった漫画がある。ワンピースだ。５年前、ある女子生徒に貸してもらって、大ファンになった。その後大人買いをし、１巻から一気に読んだ。今でも全巻揃えている。 ワンピースは、主人公ルフィが海賊王を目指す話だ。「海賊王に俺はなる」この言葉が、この漫画のキャッチコピーになっている。 ルフィは様々な海賊を倒して、海賊王への道を進んでいく。海賊たちはみな超個性的だ。いろいろな技を持っている。ルフィは個性的な海賊を次から次へ倒し、海賊としての高みを目指している。そんな海賊ルフィであるが、一時海を離れ、空島に行ったことがある。その時、ルフィが空島にいたエネルという神（悪役）に放った言葉が忘れられない。たしか「海にはお前なんかよりすごい奴がたくさんいる」というようなセリフだった。普段は敵である海賊同士。しかし、ルフィはこうしたライバルたちを、実は同じ海賊として尊敬していたのである。先のセリフは、自分が海賊であることを誇りに思っているからこそ出た言葉であると思う。 僕の塾講師人生もワンピースに似ている。僕は「塾講師王」を目指している。どんな先生にも負けたくない。誰よりも授業が分かりやすくて、誰よりも学科の力があって、誰よりも生徒の力を上げて・・・そんな講師になりたい。先は長いが、これからも精進を重ね、目標とする先生方へ追いつきたいと思う。 ブログを読んでいると、ものすごい先生が多く、日々驚きの連続だ。ルフィが個性的で魅力的な海賊に出会うように、僕もブログや実生活を通して、多くの素晴らしい先生に出会えた。この塾業界には、まだまだ数え切れない程の優秀な講師がいる。そうした凄腕の講師一人ひとりに追いついて、そして追い越したいと思う。いったいどうなったら「塾講師王」なのかは、よく分からないが（笑）、これからも「塾講師王」を目指して頑張っていきたい。 それにしても、この業界は面白いし、その中で働いている先生方は素晴らしい人ばかりだ。心より感謝しなくては。

  2007/08/14

• だから、明日も前進する

  今日は日付が変わる前に帰宅することができた。こんなこと一体いつ以来のことだろう。帰宅して、いつもより早めの食事を取り、その後、久しぶりに自宅のパソコン画面を点灯させた。・・・起動が遅い・・・。随分長いこと使った古びたパソコンだ。もう換え時なのかもしれない。いつものように、お気に入りブログを順番に辿っていく。そして、あるブログを拝読した。何度も何度も繰り返し読んだ。一度ではなく二度、三度と…次の瞬間、私は何かを思いだしたかのように、自室へ戻っていた。たしか本棚にあったはずの１冊の大学ノートを探す。・・・あった。しばらく使っていない本棚に、そのノートはひっそりと隠れていた。「講義録」表紙にはそう書かれている。１ページ目を開くと、何やら箇条書きなのか文章なのか、よく分からないメモがぎっしりと書き込まれている。「　１９９Ｘ年３月１５日今日は初講義。個別指導を経験させていただいた。担当した生徒は、小６のＯくんと中１のＹさん。教えるペースが掴めず、１対２という形態へ戸惑いを感じた。全く余裕がなかった。途中、Ｏくんへ手がかかりすぎ、Ｙさんへ指示が出せないことがあった。Ｙさんがかわいそうだった。生徒が間違えた時に、どう注意すればよいのか、声をかけるべきなのか難しい。途中、答えを見ながら解説してしまった。もっと学力をつけないと。授業をしながら、『日報』というファイルを記入するのは難しかった。もっと自信をもつことが必要かも。新人っぽくて生徒になめられてるかな。中１生に難しい文法用語を使い過ぎたかも。予習は相当必要だと感じた。自分では覚えていないが、「わかった？」「簡単でしょ？」と良いながら、生徒を無視して説明してたらしい。生徒が理解しているか、質問を繰り返して確認しながら進めないといけない。解説が長いと言われた。１００点満点で１０点くらいの授業だった。今日、塾長さんが、大学生の履歴書を３人分送り返していた。不採用になった人らしい。俺もいつクビになるか分からない。今日から、英語、数学、国語の勉強を始めよう。できれば心理学の勉強もしよう。生徒にやらせる問題の取捨選択が難しい。帰り際、入塾希望のお母さんが来ていた。うしろで話を聞いていたら、子どもの力が弱くて困り果ててた。どうにか、こういう方たちを救ってあげたい。」この「講義録」は、夏期講習の直前まで続いていた。この頃は毎日、塾に行くのが楽しくて仕方なかった。「こんな俺が生徒に勉強を教えた」ということに日々感動していた。「この子に人生で一番最初に正負の計算を教えたのは俺なんだな～。」そんなアホなことを考えたりもした。今、私の立場は変わり、最近では疑問と不安を感じながら仕事をすることも多くなった。壊れかけの方位磁針のように進むべき方向がふらふらすることもある。塾でのトラブルも後を絶たない。塾講師を始めた頃には予想だにしなかった出来事が次から次へと起こる。しかし、それでも私が目指したい理想郷というものは存在する。日々、よろよろふらふらしている私の足であるが、たとえ遠回りしてでも、たとえ亀のように遅くともいつの日かそこへ辿り着きたいと夢を描いている。もう一度、さきほどのブログを読ませていただいた。何度も何度も繰り返し読み返してみた。少し画面が滲んで見えるのは、パソコンの古さのせいだろうか。先生ありがとうございます。

  2007/07/21

• ブログ

  いろいろなことが起こります。生徒に関することだけでなく、会社の内部にも様々な問題が起こっています。しかしそんな中、私に元気をくれるのが、生徒たち、そして塾ブログを書かれている全国の先生方の存在です。ブログを通して、日常の生き生きとした様子が伝わってきて羨ましく感じると同時に、「自分も負けずに頑張らなければ」と日々気持ちが引き締まる思いがします。また、全国の個人塾の先生方には、大きな問題を抱えていながら、日々奮闘している方もたくさんいらっしゃることでしょう。個人塾の塾長は孤独です。私のような雇われ塾長とは違い、大変な状況で戦っていらっしゃる方ばかりです。そうした先生方のブログから毎日刺激を受けています。全国の塾ブロガーの方の中には、メールを下さる方もいらっしゃいますし、「足あと」を残して下さる方もたくさんいらっしゃいます。楽天からジュゲムに移動された先生方も多いですが、今でも楽天時代の名前でログインし、足あとを残して下さる方もいらっしゃいます。そうした「足あと」を見ると、まるで「俺も頑張ってるぞ。」というメッセージが聞こえてくるように思えます。(考えすぎでしょうか笑)少しだけ寝たら、また明日がやってきます。今は前に進むしかないです。

  2007/07/21

• ブログを休みます。

  しばらくの間、ブログを休ませて頂きます。理由は今は伏せておきます。大変申し訳ございません。 いつの日か必ず復活したいと思います。 

  2007/04/13

• 元気復活↑↑

  今日の２２時頃、卒業生が来た。Ａ子とＢ子である。 私はこの２月から異動してきたが、実は１年目から４年目（５年目？）に教務主任を務めていた教室に戻ってきたのである。だから、今いる生徒とは初対面であったが、昔在籍していた生徒のことは知っている。  Ａ子とＢ子。 ２人は「強烈」な子であった。授業態度は悪い。言葉遣いは悪い。勉強はしてこない。先生に対しては反抗的。宿題はやらない。授業中におかしを食べ出す。私語が多い。漢字テストの勉強はしてこない。塾の備品を壊す。壁に落書きをする。私の塾講師人生の最初の年に教えた子で、２年間指導した。本当に苦労した。まだ自分自身も未熟であったため、コントロールができていなかった。また、私の精神面もまだまだ出来ておらず、本気でカチーンと来ることもたびたびあった。 そのＡ子とＢ子が来た。私が塾長として戻ってきたことを噂に聞き、訪問してくれたのである。嬉しい訪問であった。本当に本当に良い子になっていた。礼儀正しく、言葉遣いも丁寧で。しかも、私の体調や仕事について心配してくれる優しい子だ。外見もものすごく美しくなっていた。２人ともアイドルや女優さんにでもなれそうなほどだ。 こちらが先生であるのに、なぜか色々励まされてしまった。本当に成長してくれた。  異動してきてから、前任の塾長への訪問が後を絶たなかった。「なぜ辞めてしまうのですか？」「残念です。」「妹も先生に見てもらいたかったです。」そんな言葉を後ろで聞きながら、結構傷ついたりもした。 しかし、今日Ａ子とＢ子の訪問を受け、元気が出てきた。嬉しい再会だった。 「先生ありがとうね。」「先生に叱られて良かった」「先生に会えて良かった。」会話の最中、何度も何度も言ってもらった。お礼を言いたいのはこちらの方です。本当にありがとうございました。 

  2007/03/30

• 明日都立入試！

  全力で戦ってこい。

  2007/02/22

• 原点　～初めてもらった手紙～

  今日、部屋の掃除をしていたら手紙が出てきた。初めて生徒からもらった手紙だ。 僕が塾講師を始めたのは大学生の時。初めに勤めていた教室は、いわゆる「荒れている」地域にある塾だった。放火、暴行、万引き・・・。そんなことが実際に起こる地域だった。うちの塾もうるさかった。学力別クラス編成で一番下のクラスは、学校では不良と呼ばれる生徒のたまり場。やる気のない生徒、風紀を乱す生徒がたくさんいた。教室はタバコと化粧のにおいで充満しているような状態。 まだ塾講師を始めて１週間も経ってなかった頃、僕はテスト前の自習室に配置された。その教室は中３生が勉強しているのだが、大声で騒ぎ、周りに迷惑をかけている集団がある。大学生で、しかも塾講師なりたての僕は何をしていいか分からなかった。その場をどうしたのかは全く覚えていないが、とりあえず最もうるさい女子軍団に注意したことは覚えている。そしたら、リーダー格で茶髪の子が僕に訴えてきた。「だって何やって良いかわかんないもん！」僕「明日の科目は？その勉強やろうよ。」生徒「どうやっていいか分からない。全然学校の授業もわかんないし。てかノートもとってないし」確かそんなような会話をしたと思う。その後、その子に公民の勉強を教えた。暗記の仕方とか勉強法とか「僕はこうやってたよ」というようなことを話した記憶がある。本人が意味の分からない所は説明もした。 さて、自習時間が終わって生徒が続々と帰宅していく。すると、帰り際その子が手紙を渡してきた。その手紙を今日部屋の整理をしながら久々に見つけた。「勉強のやり方をおしえてくれてありがとう。　いえでがんばる。　社会にかける。　今日はどーもデス。　○○○ヨリ」オレンジの蛍光ペンでルーズリーフに書いてある。 塾の先生をやっていて嬉しいことはたくさんある。その中でも特に嬉しいのは心からの「ありがとう」という言葉だと思う。その言葉を、塾講師になって１週間も経たないうちにもらったのは、自分にとって幸せだった。多分、僕の塾講師としての人生は、この手紙から始まったんだと思う。こちらこそありがとう。 さて、明日も頑張ろう！  

  2007/02/12

• 中学受験の結果

  さて、そろそろ中学受験の結果について書こうと思う。実は、中学受験の結果は、２月５日に出そろっていたが、今まで書かないできた。１人だけ希望する学校に入れなかった子がいたからである。しばらく触れたくなかった。うちの塾は中学受験の実績に関しては、結構良い方だと思う。小さい塾なので、毎年中学受験生は１０名前後しかいないが、中堅から上位まで毎年幅広く合格しているし、本人の第１志望を軸に、併願日程を綿密にシミュレートするので、少なくとも私が中学受験を見るようになってからの１０年間、１つも合格しなかったという生徒は１人もいなかった。というより、幸いなことにほとんどの子が第１志望校に合格してきた。そして今年も多くの子が第１志望の私立中学に合格した。しかし、１人だけ第１志望と第２志望の学校に不合格となってしまった子がいる。一応、抑えとして埼玉県内の私立中学に１月に合格しているが、本当に「滑り止め」の学校であったため、本人は相当落ち込んでいる。その子は１１月まで他の大手塾に通っていたが、受験直前に転塾してきた。四谷大塚の偏差値で４科目とも６５を超えており、算数と国語に関しては７０を超えることもしばしばであった。十分合格するだけの力をもっていたが、不合格になってしまった。算数はかなりの手応えがあったそうだが、社会で失敗したらしい。彼は地理が苦手であった。というより、以前通っていた塾には小５の９月に入会したので、地理の学習を全くしていないとのことだった。四谷大塚のカリキュラムでは、小４の２月～小５の７月で「地理」の学習を行う。そのため、小５の９月に入会した場合、地理の学習を飛ばし、歴史の学習から始めることになるのだ。そうした途中入会した子へのフォローを前の塾ではしてくれなかったらしい。結果的に、（本人の話によると）地理で失敗したとのこと。ともかく残念だ。今、彼はどんな気持ちでいるのであろうか。心配だ。ちゃんと食事をとっているのかな。学校には元気良く通えているのかな。まだ小学生の小さい体、小さい頭で背負うには重すぎるかもしれない。本当に申し訳ないと思っている。ただ、中学受験は合格しようが不合格になろうが、あくまでも通過点である。もちろん合格した子には最大限の賛辞を送っているし、心の底から喜ぶ。しかし、本当の勉強はこれからも続く。今や「学歴」よりも「学生時代に何を身につけたか」の方が大切であることは重々承知しているが、あえて「学歴」に絞って話を進めると、中学・高校の学歴は、大学の学歴によって、目立たなくなる。もし「学歴」という観点にこだわるのであれば、大学で大逆転することも十分可能だし、彼はそれだけの潜在能力を間違いなく持っている。また、将来「資格試験」や「仕事」などで本当に役に立つ学力を身につけていきたのであれば、別に私立中学に入らなくたって十分実力を付けていくことも可能だ。私立中学に合格したか不合格したかは、あくまで結果であり今まで勉強して付けてきた学力は、合格しようがしまいが、間違いなく本人の財産になっている。ここまで蓄えた学力にウソはない。私の友人でも、私立中に不合格になり、その後高校受験でも第１志望の学校に落ちてしまった人がいるが、第一志望の大学に入り、一発で社労士試験に合格した者だっている。今回、中学受験には惜しくも不合格になってしまったが、これからまだ逆転のチャンスはいくらでもある。必ずある。それは慰めでなく事実だ。それに、彼の場合、それだけの力を持っている。私立中学側は、２月１日の１日だけしか彼に会ってない。だから彼の力を１日分しか知ることができなかった。世間では、その１日のことを「それが実力だよ」と冷たく言い放つ人もいるかもしれない。でも、私は分かっている。彼は素晴らしい実力と優しさを持っている子だ。彼を合格させなかった私立中は、きっと後悔する。これからいくらでも挽回できるから、大丈夫。本当に大丈夫だから安心してほしい。まずはゆっくり休もう。そして、自分自身のがんばりを誇りに思って欲しいと思う。 人生を詩集に喩えれば、まだまだ君は、詩集の初めの方にいる。これから１ページずつ進んで行こう。素晴らしい詩集が完成するように陰ながら応援する。 最後に、力になれず本当にごめんなさい。今度は高校受験に一緒に向けがんばろう。いつまでも応援する。

  2007/02/10

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