昔の夢私の昔の夢(2003/ 9/20)私の昔の夢は、世界中の有名な研究所で活躍する事でした。 だからとりあえず科学技術が進んでいる先進国の言葉を身につけるつもりでした。 だいたいニュースに出てくるのはアメリカ・イギリス・フランス・ロシア・ドイツなのでその辺を、と。 実際、英語と独語と仏語と露語しか単位は認められなかったし。 3回生になった時に、週一回一年間、ロシア語とドイツ語の授業を取っていて 私も例にもれずNHKのテレビ講座をやっていたのですが、授業が終わるとだめですね。 4回生になった時には、語学をやってる余裕なんてなくなっていました。 もちろん自由な時間ていうのは限りがあるもので 文系の友達は3回生の頃から既にコピーライター養成講座など 就職準備に忙しくそんな悠長な事してなかったですね。 海外旅行に行ったのも4回生の卒業旅行が最後で、それ以来遠ざかっています。 そんなある日、大学院の研究を新しくできた研究所で行う事になりました。 そこでは、留学生や海外からの研究者が多かったので、 セミナーなど公の行事は英語で行われていました。 隣の研究室には、香港からの留学生、ドイツ、ロシア、スウェーデンなどからの研究員がいました。 話をする時は英語なのですが、ああロシア語!ドイツ語!もっとやっといたらよかった と思いました。下手に話しても、初心者レベルなので会話が続きませんから。 しかし、ある意味夢が叶ったのかもしれません。 私の指導教官もイギリスで研究してた事で成功したので 私がフランス語の勉強をする事に寛大で(懐の狭い研究員にはバッシングにあいました) 「ほんとにモノにしたらフランスに派遣してあげる」と言われました。ヤッタ! (これまた他の研究員にバッシングにあいました) 結局、フランス語の勉強に熱中しすぎて研究室には帰れなくなった今日このごろです。 先生もああは言ったけれど、まさかこんなことになるとは予想もしてなかったでしょう。 ていうか、もう海外の研究所でやってく実力をつけるのは無理かな、て思いました。 まあ私の夢は完璧には叶わなかったけど、一部は叶ってるからいいかと思いました。夢てそんなもんですね。 |