サンタクロ-ス流星群に遭遇したよ
昨日家に帰ると郵便局の不在届けが入っていた。 ・・・ついに届いたかクリスマスプレゼント そのまま原チャリを飛ばし僕は郵便局へ向かった。 あんなことが起きるとは知らずに・・・ 郵便局への道中雨上がりで道路が湿っていた。気温は6℃だが体感温度は10kmのスピードの風でマイナス5℃らしいので40kmまで出せばマイナス20℃、つまり今の体感温度は-14℃ということになる。 息は白くヘルメットをくもらせ排気ガスもまた白く地球を汚していく。 点滅した信号が怪しく光る。どうやらここは点滅式の信号らしい、一旦停止をして左右を確認して発信せねば。よし無事クリアだ。 あそこに見えるのは何だ?チカチカ光るイルミネーション・・・ あれは・・・工事現場だ。片側交互通行を行っているらしい。よしここもクリアだ。 郵便局に無事到着。品をもらうため郵便局へ入るとすでに2人並んでいた。前の1人は明らかに主婦という感じの格好でやや大きめの物を受け取り重たそうに持って帰った。そして2人目の若者も受け取ろうとした瞬間・・・不在届けを忘れたのかカバンを必死で探す青年。 見かねた郵便局局員が『次の方先にどうぞ』と私に声をかける。青年よ、すまないが先に手続きをさせてもらうことを本当にかたじけないと思う。 そして私の番、受け取りを済ませ再び原チャリにまたがり出発。あとは帰宅するだけ・・・中身を早く開けたいという気持ちがはやる。まずは24号線を真っ直ぐ行き住宅街を抜け帰るだけだ。それほど遠くない。我慢我慢と言い聞かす。 出発・・・だがしかしふとメーターを見るとガソリンが無くなりかけている。帰りにガソリンスタンドに寄らなければならないと気づく。 給油開始。セルフのガソリンスタンドがあるというのは本当に便利だと思う。 発進をしようと再び原チャリにまたがり最初の信号でとまっていると・・・ サンタクロースの衣装を身にまとった9台の爆音を鳴らして走るバイクの集団が後ろから大きな音を立て向かって私の周りに停まった。 道路交通法のもと信号で停まっていた私はサンタクロースの集団に囲まれたのだ・・・ そう、事実サンタクロースは存在したのだ・・・