スクランド日記

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2004年06月05日
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残酷さ
 バトルロワイヤルという作品の細かい描写がどの程度の残酷度かは知らない。
 ただ、国家として中学生を戦わせて生き残らせる、という設定の恐ろしいファンタジー(でたらめ)さは残酷度を十倍増加させると、始めて聞いたときから思っていた。
 この設定は思想的悪意のような不快さを想像して作品を見れていない。

 何のまともな理由もなく、この世の隅々まで敵だという状況で、ただやられないうちにと時間に切羽詰って裏切り合い殺し合う、というのは、
 それがまじめに作品としてメッセージ性を持って作られているという感覚が伝わることによって、
 受け手が作品世界を信用して入り込めば、
 入り込むほど、自分が生きていけると信じる空間が残らなくなるだけに、
 飢餓による人肉食いよりも強烈だろう。 

 子供の知的好奇心というのは、どんな感動もその前提とする世界観に旅する道筋としてしまうもの。
 感動があるとしてもそれは結果として、何も信じることのない世界で、血によって存在を感じるなにかを、生き生きと感じさせることになるだろう。
 それが、生きる大事さに導くことはありうるしそういう作品かもしれないが、・・・が・・・「当然にそう導かれる」という批評を知らないよ。
 ここに、いろんな感情のもつれと抑圧、初期サディズムの一部が入り込む、と。
   
深い傷―場
 10cmも深く切りつけた。これは細身のカッターを一気に刺し込んだのかと思ったら、抵抗されたときにやったらしい。
 広さも10cm。なぜこんなことが物理的に可能か。

  力の入れ方の思いきりがよかった。たまたま角度や場所がうまくいった。 
1.5 抵抗されて夢中になり、相手の動きの緩んだすきをついた。
  それだけ殺意が明確だった。
2.5 抵抗されたときのことを何度も練習した。
2.7 以前から、カッターで人を傷つけることを想像して、練習した。
  +カッターは丈夫なものだった。   

 言えることは、相手が抵抗したらはっと我に変えって力が弱まるというものではない。
 バーチャルとは二次元平面のことという穏やかな代物でなく、脳内物質のような危険と裏返しの快楽だったり、もともと人の体のつごうを振り回すものとして、深まっていくものなのだろう。
   
 それにしてもイメージとしては、
 昔の幼女連続誘拐殺人のホラービデオマニアと、酒鬼薔薇の低年齢化という気がする。
 たとえその深い傷が偶然のことだったとしても、ある種の流れのためらいのなさがあって可能だろう。(まったくの偶然というのはあるけど)
 心とは別に、抵抗されたときはどういう「場」なのか。 その「場」がバトルロワイヤルの「場」とつながっていただろう。

サド 
 幼児へのサドやら、サド殺人やらがアメリカで起きてるというのが、何年か前にあったな。
 あれの犯人は大人だ。アメリカは大人には甘いが、子供への規制は強い。
 日本はそれほどひどくない。しかし低年齢に対しては・・・

 衝動を言ってたら、殺すだけでなくていじめも含めいろんなことがあるだろう。
 が、それを取り返しのつかない形で噴出させることは―――それは危険の裏の憧れを生みやすいだろうな。
 昔、やくざが目立った時代にはやくざに憧れたりしたのかな。

 暴力規制とサド規制は別のセンスになるんじゃないか。
 人が死ぬことの匂いに遠ざけろというんじゃないが。 
 

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 あれこれ・・・ありゃこりゃ・・・なんだかんだ・・

 この子がはじめに見たのは小説かな。
 それを読み通したとしたら、自分の頭で細部描写を作っていったわけだな。気が狂っても(比喩)おかしくないし、狂わずに読めたとしたら、自分は偉いと思うかな。

 マンガを読み慣れていればわかる者にわかるというのでは、小さい子には害が十分ありうる。
 15禁映画を見てしまった子がマンガをくり返し見続けたらどうなるかな、ということを考えると、複合効果があるかな。

 それらは年令制限ついてないのかな。あっても役に立たないとか・・ 

 さて、
 まさか、始めの映画公開時に見てたのだとしたら、当時いくつだ?

 ところで、
 犯行前日に見たドラマというのは何の役をしたのだろう。
 準備のできていた子が、ただ時間が過ぎてしまえば無事に済んだはずのところ、呼び水になったということかな。

 たぶん大事なのは、殺人ドラマかどうかじゃないと思うのだけど、見てないからどんな感覚でできているのか知らないな。ろくなもんじゃなさそうだ。なにしろ9/11以来、戦争の野蛮な映像が露骨だからな。・・とにかく知らん。・・・我ながらいっぱい書くと傲慢になってきているのかな・・・自分が見てないものはけなしてるだけか・・

 今回の分は、勢いで書いてる。

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最終更新日  2004年06月08日 12時33分41秒
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