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テーマ:政治について(19782)
カテゴリ:時代
定率減税の廃止。それはまあいい。
ほんとうは、定率減税を廃止して、年金保険料の上昇を抑えた方が、貧富の差の広がるこの先の福祉にとってずっと重要なのだが。 だが問題は、環境税の検討すらも後回しにしてしまったこと。 環境税は、全産業に目標を与える。 カリフォルニア州での排気ガス規準が、世界の自動車界の排気ガス改善を導いたように。 実施はあとでも、概要だけでも先に作っておく効果は、景気にも、日本人の将来展望への心理にも影響は大きい。 未来社会のビジョンにつながることなのだ。 それなのにそれを後回しにしくさってからに。からに・・からに・・(エコー) 林野庁(だったと思うが)の発表では、森林吸収量が予想を大きく下回ることがわかって、環境税でもないと京都議定書の目標を達成できないという。 で、2013以降の、議定書の期限後の防止策について、好き勝手にしたがる米中に何を言っても無駄だという。 彼らは、CO2排出権を金で買えばいいと思っているのだろう。 温暖化による気象影響は、農業を狂わせてしまいかねない。それを取り戻せるのか。 米中で2年ほど異常気象が続いて始めて目が覚めるのだろうか。 来年も台風で被害者続出して、NGOが騒いで、始めて動き出せるのだろうか? そんな繰り返すようになってからでは、遅いだろうに。 誰もが石油を使いたいのだ。 使わなくていいあり方・技術に最も近いのは、日本だ。 乾いたタオルを絞るようだから難しい、何てことじゃない。 それを向かせるために、方向を打ち出すことが必要なのだ。 税の金額よりも、それが増えて行くという見通し、姿勢が必要だ。 日本の使命だと言ってるのだよ。 それを放り出して、 日本の技術への誇りだの、改革だの、貢献だの、愛国心だの、 嘘っぱちだ。 (ゲスト文責:如月の弥) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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