スクランド日記

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2005年01月06日
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カテゴリ:時代
 去年11月放送の NHKスペシャルのビデオをやっと見た。
 ETV特集 第67回 9月18日(土) 子どもたちの“心の闇”を越えて  、で大人たちみんなによる子育てが必要だとうたった続編だ。

 四つの例が紹介されている。

小学校: ボランティアが授業に参加し、いわばコーチの役をする(のだと思う。見落とした)

高校: 生徒に対する顧客満足度を重視して、進路にたいするあらゆるサービスを充実させている。

中学校: 地域や保護者の代表を上位とする学校理事会を決定機関とし、その方針に合わせた民間人校長を引き入れ、授業内容を年二回住民・保護者が評価する。

小学校: 学校が地域に参加することで、地域住民も学校という場にやってくる。


 以上、いかにも各学校、各地域で格差がつきそうなやり方だが、アイデアを出すというのはそんなもので、成功したところを真似合って行けばいい。
 始めから実行し成功できるところは10%もないだろうが、それは進んでいくことだ。
 けっこうなことです。

 で、気の付いたこと

1’ 学校秩序というものが言われていた面もあったはずだが、それは今回別物なのだろうか。

2’ とくに3の例など、政治思想が入り込んだとき、極端な生徒が大声を出すと、学校理事会や地域の人たちは当たらず触らずになるのではないか。
 たぶん、左翼系統の人たちは、「みんなの教育」ということをスローガンに、自分達でリードしたがるだろう。
 ま、政治的な見方なんか卒業すれば変わっていけるので、考える力が増せばいいんだけど。

3’ 3の理事会で決定した基本方針は、「上の学校についていけること」だそうだ。
 教える内容が減っていて、塾にいく子が多く、とっくに高校全入になって、なのに最低限の学力が目標である。
 ―――――――――つまり、多くの生徒は授業時間中を無意味な時間として座らされていることになるとしたら――― そりゃ、人生に無意味な気分がつのるだろう。

 教師ができない子だけを相手に授業しているわけでもないにしても・・・。

4’ 今の時点ではポランティアの質と量に頼ることが多いのが、気になる点。
 たとえば1の授業手伝いにしろ、その能力は高いレベルとしたら、ボランティアで終わるものだろうか。
 長く続けるには、早く出る明確な成果よりも長い期間の相乗効果へと、評価をシフトして行く必要もあるのかもしれない。

 ま、いろいろやり方とその取捨選択があるわけだ。それに取り組む姿勢だけでも力強い演出なので、実験はよくないなんてことはない。

5’ 具体的になにをやるのかという点で、3の「顧客満足」というのがいい。
 それは、教師という職業のいい見本になる。自分が受けたサービスレベルを他人に与えるだけのことが、いい仕事を楽にできる能力となる。当たり前に動けるかどうかということが、けっこう仕事の大きな問題なのだから。
 授業という個人技でなく、学校というシステムの仕事のし方。
 
 それと、
 この顧客満足という点からは、小学校からずっと、各学年終了時点とか卒業時点とかで、覚えておくべきこととできていなかったもののリストを渡すというのを、するべきだろう。
 勉強が苦手だった子がやる気になろうとしても、自分にどこが抜けてるのかわからないために、手が出ないままになってしまうことがよくありそうだ。

 親や他人がが勉強を見るのも、それがあれば簡単だと思う。
 ほんとに必要かとあれこれ考えるとあまりいらない気もするが、そう考える以前に、これは生徒自身が把握しておくべきこと。


予想
 ほんとに、アイデアと実行とができる地域とできない地域、まずいやり方のまま固まってしまうところと柔軟に変化してよくなっていくところとの差が出そうだ。
 それが、「大人たちの自分自身を知る」ということになるだろうな。失敗して地域で恥をかくのもいい。どうせ子供達は、卒業後に失敗が明確になったときに自分で修正できる、失敗を見せないままになっていくよりも。

 今の大人は、『読まないで、問題だけ「見て」、答だけぼーっと考えてるんですよね--;
読むの、メンドウだから。』
(2004年12月27日の日記のコメントより((k-nanaさん) 2005年01月06日 15時44分))
 とこういう子供の親なのだから。



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   子供問題









最終更新日  2005年01月06日 17時59分43秒
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