スクランド日記

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2005年01月22日
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テーマ:教育(97)
カテゴリ:時代
OECDのPISAテストの分析
 日経1/16-19面で、『「とうとう来たか」という思いを禁じえない。特に、む学力中位層が減り、下位層が増加してきた傾向が気になる。』
 (このテスト結果自体の分析なのか、別のいろんなことの要約なのかは知らないが)

 以前分析したように、やっぱり「取り組むことを放り出すくせ」のある子が増えているらしい。

 それはどの程度、問題なことか。
 平均的には、西欧の中心国並だが(外国人労働者の子供も含んでいるかもしれないぞ)、日本の立場はそっちよりも厳しいものがあるから、ちょっと低いのでは。
 まあ、落ちこぼれは国力から無視できそうだが、治安の問題はありそうだ。(冷たいセリフだ(^^;))
 
 文部省の考えは、学力低下(たぶん生きる力の低下を含む)として、ゆとり教育を反省して方針転換をするらしい。

 それはそれなりの効果を少し上げて、元通り程度にすることはできるだろう。
 だけど、本質的な問題は、別だろう。学力、単純な論理力、平均値、の問題ではない。
 

生きる空間
 この日経の記事「今を読み解く」(東京大学教授 広田照幸)によると、

1 競争社会から脱落する自分、ついていく価値を感じなく、
2 早い時期から自分さがしに追いたてられる、
 という原因がある、と。

 1/22-サンケイ25面で阿久悠氏が書いていたが、

 「自分達の若い頃は常識と戦ったが、それは常識がしっかりあってその隙間を広げて世界を広くしたいと思っていただけだった。まさか常識の方で道を譲って、常識がなくなってしまうとは思ってもいなかった。

 社会の中で、最も欠けたものが常識という世になって、前提として信じているから語らずに省略する部分がなくなってしまい、全肯定か全否定かというぎすぎすした気分になってしまう。」
 
枝葉の話
 信じて省略していたシステムが、さらに改良ではなくて否定されているのが現政権のやり方でもあるし。
 一方で、信じて省略していたはずのものが、実態は180度正反対だったりすることもある。それが歴史論争の論争のし方の底意だ。
 

 すべて自分の意識で世界を支えないといけない。
 それを自分探しとも言う。


思考力
 以後は僕の推論。
 そのため、自分をもとうと急激な態度に出て・・・攻撃衝動が出てしまう。
 安定した世界・安定した人の形というものがないから。
 合理的・理論的な安定を求めようとして、結局は投げやりな決め付けになってしまうというわけだ。

 どうすればいいのか? とわかりやすい答えを探す方法もあるだろう。
 
 ただ、それは答えを教えてくれる人のいた昔に戻りたいということかもしれない。
 むしろ、簡単な答えがあるなどということ自体が消費者的な癖にすぎないかもしれない。
 自分の停止したいところで考えを停止させず、停止するべきところに至るまで微妙にややこしいことを考えて行くことが、常識とか理性とかじゃないだろうか。

 でなければ、常識や理性は、誰かがつくったものに付和雷同したものにすぎない比率が高くなるだろう。


-----------------
 感情の道筋としての視界。情報化の中で、過多、過少、不均衡の迷いの中で、視界をつくるのは一つは思考。
 どこまで進み、どこで止まり、どこに位置するか、それは武道の心得らしいが、迷いの時の命綱にもなりそうだと思ったりもする。




 書いた後で眺めれば、―――あたりまえのことだったりして。

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 本の紹介
 「若者たちに何が起こっているのか」 花伝社  (中西新太郎)
  書評1  書評2 
 書評3→ttp://d.hatena.ne.jp/asin/4763404261   
 e-honネット ttp://www.e-hon.ne.jp/bec/SE/List?dcode=05&ccode=05&scode=20&listcnt=0&Genre_id=050520

 「個性を煽られる子供たち」 岩波書店 (土井隆義) 書評1

 「希望格差社会」 筑摩書房 (山田昌弘)
 書評1  書評2  書評3
  書評4 ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480863605/250-6937323-1693831

 「脱フリーター社会」 東洋経済新報社 (橘木俊詔) 書評1  書評2
 







最終更新日  2005年01月22日 18時20分56秒
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