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テーマ:戦争反対(1187)
カテゴリ:世界と政治
(いわば)中国に泣いて謝ったらどうなのか?という提案も――すでに遅いと知りつつ――している人もいて、たぶん、多くの日本人が未だにそう思っているだろうな、と思う。
僕は、確かに10数年遅い感想だな・・と思う。 (昔、どうやって国としての泣きを表現するのか、と考えた気がする) (追加は青字) 以下、一案一答で、 大泣き (←喩えば) ----------------------- >泣き女みたいに大泣きするとかね。 そのくらいのパッション見せないとわかってもらえないと思うのよ。 それは昔思いました。表現が弱いとは思ってた。 しかし、事実を全く認めようとしない者にそれをやったら、以後一切の反論をさせません。 その結果、折に触れて拡大することはあっても、縮小することはありません。 かつて、初めて皇太子が韓国訪問するときに「謝罪の言葉」がどうこうという話が出たことがありました。このときの紳士協定は守られませんでした。社会党が火をつけたので。 慰安婦問題で、河野談話というのがありました。このときの紳士協定はだれもから無視されました。 ことにその方向に持って行くのが、反日日本人です。 いくらでも「新しい事実」なるものを作りだし、日本人は隠していただの、過去の証言を「反省してない暴言」だの、偽のご注進をしていました。 文化の違いに付け込んだとも言えるかも。 しかし、同じ文化行動を取ったとしたら、次からはそれを基準とした行動を取ることしかさせないでしょう。どんどん進んで歴史研究さえ禁じられるでしょう。 事実、中国韓国ではまともな歴史研究は禁じられています。 反日日本人の彼ら一人一人には、ほんとの主張内容はありません。ただ断片的に語り、日本に都合の悪いことにのみ賛同し、まじめな研究者達が一人一人違った全体視野の意見を持っているのを全部一からげにして 『右翼は虐殺の一人も認めない』 と吹聴していました。 そして日本人の心を奴隷化させて自分達だけが人に命令できるようにしてしまおうとするわけです。もはやその構造を中国の日本専門家もわかっているはずです。 だいたい、白人に対して中国・韓国はそれを求めません。 中国に対して、ベトナムはしません。 異文化は理由ではありません。反日日本人の拡大解釈のご注進が『わかってもらう』ことを吹き飛ばし、いまや、向こうもわかっていてやってるとしか思えません。 泣き女みたいに大泣きしようが、国民全員黙祷の日を設けようが、確実に、「反日家たちの奴隷になると約束した」と同様です。 それは日本人的なお人よしで世界に通じない・・・・と日本中が中国から教えてもらったわけですよ。 現在の少年暴力の幾分かは、そういう中国のふるまいが影響している気がしてます。これは妄想かな。 日本の態度は無神経 ---------------------------- >「あくまでも事実の追及」っていうしたり顔の正論擁護者が追い討ちかけたらさ >それを国単位で大っぴらに出したら 10数年以上、たまさかながらこの問題を目にしていた僕の見るところ、事実は逆です。 くりかえし、日本を叩くように反日日本人に誘導された中国などが、完全に日本人を悪者としてプライドを持つという構造になってしまったものです。 これに対して学者レベルで反論が起きたわけで、まるっきり事実が逆です。 日本国内の出来事を、外国の人がよりわかっているはずがないでしょう。歪曲されて伝えられているのです。 自然消滅 --------------------------- >自然消滅ってのは 無いと思うのよね。 ならば、大躍進の犠牲・文化大革命の国内の恨みも消えませんね。 台湾の国民党が帰れるはずもありません。無理ができますね。 その結果、はけ口としての日本はいつまでも必要ですね。 それが消滅しているとしたら、たぶん全部日本のせいにされているのかも。 日本が中国を貧しくしたのだ、と言い出すのは目に見えていますね。 大陸と島国 -------------------------- >自然消滅じゃなくて前向きな努力? 忘れるじゃなくて 赦す...って感じか??? >それが、あの大陸で生き残る方策だったと私には思えるのよ。 そうだと思います。つまりは従属するか勝つかということですね。 同じ時代に生きる=同じ「天」の元にある=ともに同じものに従属する、というのが大陸の歴史でしょう。 それが共有できない以上、不気味に感じるでしょうね。 それは、日本人らしさにとって「野蛮」としか位置付けようがないのです。 ま、彼らだって欧米人にはそんな文句をつけませんね。 「異文化が存在する」と認めることは不可能じゃないはずです。 反日日本人が嘘を彼らに教え込まなければね。 そして、そういう方法をすでに北京が利用することを覚えてしまっていなければ。 異質 -------------------------- >ちょっとした事に対する考え方一つとったって、ぜぇ~んぜぇ~ん違うんだからさ それならましです。直接接して違いがわかるから違うものとして対処できます。 文化の違いじゃなくて日本の悪意にしてしまう連中が問題なのです。 実際、中国の愛国反日活動家もときには日本人個人は好きだったりするらしい。 けど、反日日本人は、日本人を軽蔑しているように思います。 靖国 ------------------------ 靖国神社について 個人的には靖国神社なんて全然大切に思っていないんだけど、外国の文化に禁令を出すのは支配者の態度なので、従ってはいけない部分。 共産党の連中が日本に土地を入手して毛沢東の碑を立てるのは、法律上許されるのに、日本人全体が外国の文化的指図に従うのでは不公平だ。 だいたい韓国が、中国にある共産党兵士の碑に文句をつけるなどと考えられもしないな。 靖国神社は、GHQの宣伝と戦前の雰囲気のせいで誤解されているけど、もともとは戦争で戦った全ての人の慰霊の神社らしいし、そんなものを簡単に野蛮な支配欲との取引の犠牲にしたら、日本は人の誇りを軽く捨てる気がして、30年したらまるきりとりえのない国になってしまいそうだと思う。 賠償 --------------------------- いっそのこと、数兆円をODAでなく賠償として払って、その代わり堂々と論陣を張る方がいいと思う。国の借金が1%も増えやしない。 いろいろむずかしいことはあるけど。 その金が軍備に流れ、論は国民は隠され、台湾が危なくなる、かも。 まあ、今や中国もインターネットで中国版2chがあって、隠される事はないだろう。 ただ、世界が日本の主張を流してくれるかの問題だが。 というか、それをさせないように、数年前に江沢民は、「2400万の犠牲者」 なんてものをでっち上げたんじゃないかとも思ってるけど。 (江沢民の反日なんて、自分が兵として戦った経験もないのに軍を掌握する位について、かつ権力を維持したがったから、その不似合いさをごまかすためのものに決まっている) もちろん、このでたらめも反駁するのだけど。 本来のいわゆる日本人的な感性の代表的なものだと思うので、元の中麿呂氏のこの日記「反日と日本人の反感を肌感覚で考えたんだけど... 」を紹介しておきます。 いや~、昔はこんなふうに考えていられたのに、・・・お隣のおかげで、思えば遠くへ来たもんだ***。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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んー。概ね同意だけど、最後の結論はどうですかねぇ。
向こうが放棄した賠償をわざわざ払ってやる義理は無いでしょうな。 もしやるとしたら、日本が満州に残した資産を同時に請求しないといけませんな。 差し引き、日本が貰うことになるでしょうが。 その上で、何の引け目も無く論陣を張る、と。 おや? いいですな笑 (2005年01月26日 19時07分36秒)
もちろんそれも含めての論陣です。
ただ、すでにODAに出した分の返還はとりあえず凍結ということです。 帳簿上をきれいにするのに、まごまごしない方がいいです。ただし、筋だけはきっちり確認しないと行けませんが、どうせ向こうは認めませんからね。 こっちでかってに計算するしかないです。 (2005年01月26日 19時21分09秒)
素ーさん
> もちろんそれも含めての論陣です。 > ただ、すでにODAに出した分の返還はとりあえず凍結ということです。 > > 帳簿上をきれいにするのに、まごまごしない方がいいです。ただし、筋だけはきっちり確認しないと行けませんが、どうせ向こうは認めませんからね。 > > こっちでかってに計算するしかないです。 ----- いやまぁ、言いたいことはわかるんですが、根本的な問題として、 帳簿上はすでにきれいになってる。 わけですから。 中国から少しでも取り返してやりたい、というなら一つの手段として有効だとは思いますが、現状で日本からアクションを起こすほどの問題とまでは、私には思えないですね。 (2005年01月26日 22時45分54秒)
はくさん
私としては、日本に金ではなく「気持ちの感じる世界の広さ」を取り戻したいのです。 ついでに、「やましさ」も教えてやりたい。 それらのプレッシャーが相乗作用して景気に与えた・与えている影響というものは、決して少なくないはずです。 (2005年01月26日 23時26分00秒)
素ーさん
>はくさん > 私としては、日本に金ではなく「気持ちの感じる世界の広さ」を取り戻したいのです。 > ついでに、「やましさ」も教えてやりたい。 > > それらのプレッシャーが相乗作用して景気に与えた・与えている影響というものは、決して少なくないはずです。 ----- これまた言いたいことは良くわかる。気持ちは同じだ。 ただ、それならなおさら、賠償補償問題を蒸し返す必要は無いと思いますが。 日本がやるべきことは、現状ですでに一切中国に対して負い目など無いことを周知し、中国の言いがかりに対して毅然として反論することでしょう。 (2005年01月27日 00時19分43秒)
はくさん
賠償金を出さないというのは、いい形ではなかったでしょう。 出せば片付くというものではないが、そのさいにきちんとした過去の実態議論がなされないということが問題。 賠償金から逃げるという過去の合意に縛られて、実態議論から逃げていることが避けられなくなる。 もちろん、蒸し返しの形になると、全ての形が崩れていろんな悪いことが噴出すこともある。 しかし、形が正しくて返す必要がない、というのは危険だと思う。そういう国際法的?なものに基づいているから大丈夫だなどというのは、日本人のお人よしで(他国には傲慢に映る)、実際には当てにならないと思う。戦前の態度に通じる。 0から立場を作りなおせるのでないと、21世紀には対応できなくなると思う。 ただ、僕も書くとき忘れてたけど、中国市場の問題があるとは思う。 おまけに援助も今は内陸方面に向かっているし。 正直、遅すぎたとは思う。 だから、政府としてどうこうというのでなく民間として、賠償したときの金額を出した方がいいと思う。 そこまで、きっちりさせないと。微妙な不明瞭部分があるから気持ちが片付かない。 数年前までは、ODAのこともほとんど言われず、ただ『日本は賠償をまけてもらったのにまるで反省がない』 と言われて、『反省してます』 と返す被占領図式が続いていた。ODAの形で蒸し返されるようになった分だけ良くなったと思っている。 (そういう変化は外務省にとっては過去の実績の崩れた失点としか感じないだろうから、そういう点でも“国益”というものの基本感覚がない。そんな連中の常識感覚と別の地点で見るべきだと思う。) (2005年01月27日 12時50分39秒)
で、数兆円というのは過去のODAも含んでだけど、もともと日中国交回復時に秦氏が官僚として計算したときに「少なくとも四兆円を覚悟した」 というのに基づいてます。
それから、日本との物価差は縮まり、中国の物価は上がり、利子がついているかも。 もっとも、その数字には在中国日本人の財産の相殺が含まれていたかどうかはわからない。(たぶん入っているだろう) 国民党が、黄河を決壊させて20万人を死なせた分まで入っているかもしれない。 戦争についての賠償という以上、かなり不平等な計算だったはず。 それらの数字の意味を洗い出すこと。 たぶん、その過程で出てくるのは、中国の治安の悪さ自体による犠牲者が多いということが数字として現れるだろう。 政府は資料を出さないだろうが、秦氏は資料の概要とどこにあるかを知っているはずだ。 あとは内部リークを待つ、と。 (2005年01月27日 13時12分39秒)
素ーさん
------ あなたの言う、 >微妙な不明瞭部分があるから気持ちが片付かない。 の、「不明瞭部分」というのは具体的には何のことですか? 私は、「不明瞭部分など存在しない」と最初から言っているつもりなのですが? (2005年01月27日 14時28分29秒)
はくさん
>「不明瞭部分」というのは具体的には何のことですか? ----- ふつうの者には数字として明瞭でないということです。 数字が出せるような全体像を、自分で十分確認しこなしてはいないという印象のことです。 そのため『ODAで十分云々・・』といったときの十分さが引っかかります。 それとも、内訳として十分出ているでしょうか。 ------------------ 念のため >賠償したときの金額を出した方がいいと思う →意味は、→賠償したときの数字を算出した方がいいと思う。 (2005年01月27日 15時20分34秒)
戦争賠償として敗戦国のように計算した数字と、対等に考えて出した数字とは違うとは思っています。
そしてODAだけでなく、日本が好意によって与えた分の技術指導は、ODAに匹敵する意味があったろうと思います。 でなければ、あぶく銭は身につかず、何兆即金で払ったとしても汚職が増えただけ。 (2005年01月27日 17時36分22秒)
日記本文で紹介した中麻呂さんの続きのページもご覧ください。
僕もコメント書いてるし。 『中華思想?と太平洋に浮かぶ盾? 』 http://plaza.rakuten.co.jp/multi/diary/200501270000/ (2005年01月28日 00時23分07秒)
素ーさん
> そのため『ODAで十分云々・・』といったときの十分さが引っかかります。 ----- ああ、なるほど、そこの認識からして違いますね。私とは。 ODAは賠償などというものとは一切関係ない。 というのが私の認識ですから。 無償のODAは日本から中国へのお情け。 有償のODAは日本から中国に貸した金。 賠償と一緒にしてはいけません。 中国が賠償だと思い込むのは勝手だが、日本のほうがそう思ってやる義理は無いですよ。 (2005年01月28日 08時40分48秒)
まあね。
だからこそ、それは特別の行為としての意味をもつと思ったんですね。 ただし、特別の行為として生かす能力・戦略・意志力が日本にあればですが。 現時点では、そういう計算を民間で出した方が有利だと思うということです。 それは「それもとっくに考えている」 という内外への姿勢表現にもつながるから。 (2005年01月28日 12時13分18秒)
日本人が未来を見るときの感情なんです。
(2005年01月28日 12時25分40秒)
> 日本人が未来を見るときの感情なんです。
それは今後の教育次第でなんとでもなるのでは? 今の国民が持っている歴史についての負の感情も、 戦後の偏った報道や教育に拠る所が大きいのですから。 (2005年01月28日 20時05分59秒)
名無しさん
教育って、直接の教育じゃなくて広報ってことですよね。 個々のことについてはそれが大事でしょうね。 ただ、その教育をするのもそれ以前の日本人だし、時間かかるだろうなと思います。 そうこうする間に、けっこう時間はたって、それなりに進んできてる一面はあるでしょうが、―――大声を出せて教育できてないと思えますね。 いや、わめきたいんじゃないけども、明言して―――その先に早く進まないと、他のことにのろくなると。 まあ、そういうことを考えたのは数年前以前からなので、ひょっとしたらすでに必要ない考えかもしれないとも想像します。 2004以降の雰囲気の流れは、僕の予想感覚を超えている気がするので。 もっともたいてい、変化から残される穴はあるだろうしわかりませんが。 (2005年01月28日 21時28分48秒)
反日と日本人の反感を肌感覚で考えたんだけど...
http://plaza.rakuten.co.jp/multi/diary/200501250000/ 中華思想?と太平洋に浮かぶ盾? http://plaza.rakuten.co.jp/multi/diary/200501270000/ 「隣国(隣族)」どうしってのはさ....etc http://plaza.rakuten.co.jp/multi/diary/200501280000/ 中国ブックセンター 中国関連書籍(日本語) http://plaza.rakuten.co.jp/scland/diary/200501280000/ (2005年02月01日 21時03分34秒)
なんか中麻呂さんのところはまだ終わってない。さらに続くか?
「旧日本軍...子供にどう話す?」 http://plaza.rakuten.co.jp/multi/diary/200502010000/ (2005年02月03日 19時30分48秒) |
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